SCP-359(記録用: 鷹 / The Hawk)
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アイテム番号: SCP-359

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-359は、30m×30m×30mのコンクリート製の建物に収容してください。建物には、地方標準時で午後9時から午前6時までの間、入ってはいけません。その時間は、SCP-359は建物内に設置された監視カメラで監視してください。

SCP-359には、1日おきに大人の豚を一頭、餌として与えてください。代用の食べ物を用いる場合は、エージェント██████████と██████████博士の許可を得てください。全ての食べ物の残りは、翌日午後8時45分に建物から完全に綺麗に掃除してください。

説明: SCP-359は、12mの高さのアーチに止まった、翼幅約4.3mの、アカオノスリ(学名Buteo jamaicensis)の金属彫刻に見えます。日中(地方標準時でおよそ午前6時から午後9時までの間)は、その飾りは動く様子を見せず、外部刺激に反応しません。しかし、午後9時から午前6時の間、その飾りは夜行性であることを除くと、典型的な大人のアカオノスリの振る舞いを示すことを、財団は観測しました。SCP-359は空を飛ぶことが可能ですが、その仕組みは解明されていません。SCP-359の翼は、空を飛ぶには短すぎます。

SCP-359は、初めは合衆国の████、█████████のすぐ南に位置していました。それが最初に財団の注意を引いたのは、地方の森林官がオジロジカ(学名Odocoileus virginianus)の死体を彫刻の半径1km以内で発見したからでした。それは捕食されているように見えました。オジロジカは████州では天敵がいません。運転手が州道██号から伸びた道を通りSCP-359を抜けた際、彫刻の鷹がアーチの頂上にいないという報告を受けたとき、[データ削除済]にて公式の調査が行われました。同日、地方の農場主が彫刻を彼の土地で見つけ、注意深く彼の牛の一頭を見ると、大きな鳥による捕食と同一の傷を受けている、という報告がされました。その農場主にはクラスA記憶処理が施され、牛は自然死し、コヨーテに食べられたのだという作り話を植え付けられました。州道██号は“修理中”として封鎖され、SCP-359は現在のサイトに移設され、代わりに動かないレプリカが置かれました。

補遺 1: 収容前、SCP-359が有蹄哺乳類以外の捕食を試みたという証言は存在しませんでした。しかし、収容が始まってから、制限時間中に建物に入ったDクラスを攻撃し、殺し、捕食しました。食事の好みが変化した理由は、現在調査中です。

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