SCP-5806(記録用:A Spreading Rot / 広がりゆく腐敗)
元記事削除ページです
記録用に残されたページです。
rating: +12+x

アイテムナンバー: SCP-5806

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-5806は極端に人里離れた場所に位置していることから、オクラホマ州ケントンに潜入している警備員1名によって常に遠隔で監視されます。世間の注目を避けるため、フラワードエーカーズ老人ホームは財団のフロント機関により買収され、オクラホマ州の公的機関が管理する建設現場を装い非常線が張られています。現地を汚染あるいは荒らしてしまう懸念があることから、職員によるSCP-5806への立ち入りはいかなる場合であれ禁止されています。

説明: SCP-5806はオクラホマ州ケントンの境界外に位置するフラワードエーカーズ老人ホームの23号室です。SCP-5806の部屋番号が書かれたプラカードの下に"怪奇部門"と書かれた小さなプレートがあります。SCP-5806の発見当初、老人ホームはまだ運営中でありましたが、プレートの設置時期について介護職員から情報は得られませんでした。職員はSCP-5806の異常な点に関する言及や質問に対して返答せず、その様々な特性や過去の住人に関する話題に対して黙秘を続けました。彼らは脅迫下においても黙秘を貫きました。職員がSCP-5806に異常性があることを認めようとしなかったことがまた別のSCP-5806の異常な側面であるのかは不明です。

SCP-5806は2つの部屋(一般的な居間と付属のバスルームユニット)からなります。SCP-5806のバスルームユニットは薄く埃を被っており、タイルの漆喰はカビの繁殖が進行しています。タイルやバスルーム全体を清掃する試みはすべて失敗しています。

シンク、バスタブの蛇口、シャワーヘッドから出る水はすべて薄汚れているように見えます。試験により、この水のサンプルは大量の泥と粘土で汚染されており、SCP-5806の水道が唯一の発生源であることが判明しました。

バスタブの排水口は泥で詰まっているようです。

トイレの貯水槽の表面には連なったマークが残されています。マークは乾いた泥と一致する黒色物質からなります。

SCP-5806の居間にはカーペットが敷かれており、ツインマットレスのシングルベッド、その右側にあるランプ付きのベッドサイドテーブル、北西の隅にある背が高いランプ、北東の隅にあるリクライニングチェア、ベッドの前に置かれたテレビ付きのドレッサーがあります。

ベッドのヘッドボードは北側の壁と水平です。シングルサイズの枕には大きな黒いシミが1つ残っています。ベッドサイドテーブルに置かれたランプは明かりがつきません。

北東の隅にある背の高いランプを点けると、濡れた土、火薬、鉄の臭いがSCP-5806の壁中に広がります。

ベッドの下にはハードカバーの日誌があります。記述の大部分は判読不能です。巻末から大量のページがなくなっており、残った破片はページが力づくで引き抜かれたのではなく腐敗して喪失したことを示唆しています。

北東の隅の近くにあるリクライニングチェアは窓の方を向いています。リクライニングチェアは重度の使用に耐えかね損壊しています。シートクッションには色褪せた黒いシミが1つあり、両肘掛けの前端部には同様の小さなシミが1つずつあります。このシミを生じさせた物質はトイレや枕で見つかったものと同じものであるようです。

リクライニングチェアのクッションの間には3個の人間の歯が挟まっています。1つは臼歯(上顎)、1つは門歯(上顎)、1つは犬歯(上顎)です。この歯は目に見えて腐敗しており、エナメルと象牙質の内部は特にそれが顕著です。

SCP-5806の床面カーペットに素肌で触れた場合、散発的に不可視の力に刺される、切られる、擦られることにより、典型的には傷が生じ、不快感や痛みをもたらします。

SCP-5806のカーペットには様々な塵屑が混じってします。試験により、以下の物質が微少量発見されました。

  • カビの粒子
  • ガラスの粒子
  • 金属の粒子(特に鋳造された人工の金属)
  • 血液(7名以上の異なる人物のものと同定)

ベッドの前には大きなドレッサーユニットが南側の壁に水平になるように配置されています。ドレッサーは胸ほどの高さがあり、その天面には1971年型ゼニス製カラーテレビが置かれています。テレビを点けると画面には砂嵐のみが表示され、不定期的に銃撃に類似する大きな破裂音・発砲音が流れます。

ドレッサー本体には様々な色の擦り切れたボタンアップシャツや色褪せたズボンが多数保管されています。一番下の引き出しにある折り畳まれた衣服の下からは、錆びにより少し褪色した第一次世界大戦の従軍記章が見つかりました。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。