SCP-783(記録用:Baba Yaga's Cottage / バーバ・ヤーガの小屋)
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アイテム番号: SCP-783

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-783は最低でも25.4cmの厚みのあるコンクリート石棺内部に置かれ、最低でも2名のレベル3職員と2名のクラスD職員により監視されていなければなりません。特別な承認なしに全ての生物がSCP-783の内部へ入ることは禁じられています。石棺の外面とSCP-783の間にあるエアロックは常に消毒されます。

説明: SCP-783はシベリア、████から████キロメートル離れた場所に位置する小さな小屋です。SCP-783は7メートル×6メートル×3.5メートルのサイズであり、毛皮が敷き詰められた、ロッキングチェアと暖炉のある1部屋から構成されるようです。窓はなく、出入り口として機能する1つの木製のドアがあります。SCP-783は築200年から250年の古さであるようであり、ほぼ完全にその場にある石で建てられています。

SCP-783はその内部へ入った全ての生物の形状に激しい変異をもたらすようです。変異は常に有益なものとは限らず、特定の種を対象に行なった複数の実験では、SCP-783は各対象を以前の対象と正確に同じ方法で変異させることはないことが示されました。微生物も同様に変異され、その為各実験対象はSCP-783の内部で実験される前に検査を受け、事件783-1のような状況が再び発生することを防止しなければなりません。変異の結果としてその変異対象が死亡した場合は、SCP-783の効果は止まります。単細胞生物はSCP-783の影響を受けません。

[削除済]を示す全ての変異した実験対象は、終了後に焼却するべきです。

SCP-783はこれからの6-8年間、集中的に研究を行なう候補に選ばれています。

補遺:

事件記録783-1: 厳選された実験対象(アルビノのラット)がSCP-783は放たれた。対象の骨格構造は皮膚を突き抜け拡張し、対象の周りに粗い外骨格を形成した。2分34秒後、成長は突如として停止した。対象の死骸を回収するために実験スタッフがドローンを送り始めた時、外骨格が内部から膨張し始めた。鋭い前腕部が対象の外骨格から突き出てくるまで、実験スタッフは単に対象の変異が継続しているだけであると推定していた。大きな昆虫風の生物が対象の死骸より這い出て、SCP-783のドアへ向かていった。████博士がそれを消化器で辛うじて叩き殺すまで、エアロックの内部にいたスタッフはその生物から攻撃を受けた。その生物と元の実験対象の両方の詳しい調査では、その生物は実験対象の腸の内部にいた寄生虫であり、急速に実験対象の内部で変異し、そのホストの死を招くサイズまで大きくなったことが判明した。同様の事件の発生を防止するため、実験プロトコルが改訂された。

実験記録783

インタビュー記録783-1

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