危ない生き物: ホノオジカ!

やあ、私はホノオジカ!いとこのアカシカによく似ているけれど、燃え盛る炎の角の光で私を見分けることができるはずさ。心配しないで!私自身はこの炎で傷ついたりしない。けれど、君たちは私と私の炎には気をつけた方が良いね。 私は家族がとても大好きで、離れるのは寂しかった。だから、彼らを緑豊かなアマゾンの新居に招待したよ!ブラジルの広大な森には、あらゆる種類の生き物や植物が沢山いるんだ。その中には私たちのような特別な生き物も含まれているよ。 |
私にとっては家族が全て。だから、知らない人が近づきすぎるととても不安になるんだ。あまり近づきすぎないで。君が燃えやすいものを持ってる場合は特にね!それは森の皆にとっても危険なことになるから! 私たちは炎の危険性をとてもよく理解している。角の炎はコントロールできないけれど、物を燃やさないように最善を尽くしていて、普段は谷間にいることが多い。もし事故が起きてしまったら、できるだけ早く土で炎を消し、それから、消防士さんの話をよく聞くようにしているんだ。 |
私についての注意事項と気になる事!
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大事な注意!
Cervus ignis (ホノオジカ)をはじめとする異常能力を持つ生物の狩猟は固く禁じられています。狩猟者はもちろん、このような狩猟に由来する財産の所有者も、超常コミュニティ市民としての特権をすべて失う可能性があります。
この生物の飼育は困難であり、危険であると判断されます。従って、上記の特権を剥奪することで罰せられます。
この生物の存在を公の場で暴露した場合、特権を剥奪した上で、犯罪者として施設-171に移されることになります。
— アロンソ・デ・ラ・クルス
— 異常動物保護
— SCP財団
さらに詳しい情報や告発は:
住所: ヘリコニア通り、アマゾンのプエブロ・サルト2
電話: +55 2913-5931
Eメール: matal.nosliwedsenoiculos|ofni#matal.nosliwedsenoiculos|ofni
¡Soluciones de Wilson para la Fauna Silvestre! ⁂ soluciones-de-wilson
差出人: アロンソ・デ・ラ・クルス
受取人: ティム・ウィルソン
日付: 2007/10/27
拝啓
ウィルソンへ
君の提案を確認した。しかし、我々はこれを拒否しなければならないと考えている。このような生き物達はもはやアマゾンでは自由に暮らせない。確かに、君が来て以降、この動物による火事は劇的に減少し、ほとんど発生していない。しかし、この数年の間に、この動物が人間に対する恐怖心を失い始めているようだ。
先日、マナウスのゴミ捨て場に鼻を突っ込んでいる個体がいるとの情報を得た。民間人はこれが燃えていると思い込み、結局可哀想な鹿は水をかけられて死んでしまった。その時は運良く状況を利用し、その死因をゴミの毒だと宣言することができたが、ウィルソン、もはや状況は楽観視できない。
人と動物がお互いを危険に晒し合っている。
この計画は中止にしなくてはならない。可及的速やかに全てのホノオジカを捕獲したいと考えている。
敬具
アロンソ・デ・ラ・クルス
差出人: ティム・ウィルソン
受取人: アロンソ・デ・ラ・クルス
日付: 2007/11/6
デ・ラ・クルス 様
依頼されていた仕事は果たしたのだけれど、その間に問題が起きてしまった。ねぼすけさんの家族達をトラックに運び入れた後に、子供達と一緒にコーヒーとクッキーで休憩していたら、先住民の人々がやって来たんだ!彼らは青い3本足のジャガーのような動物に乗ってやってきて、私と子供達に矢を向けた。私たちにできることは、手を挙げて、無事を祈るだけだったよ。
その中の1人、1番大きな青ジャガーに乗った長髪の人が、私に近づいてきて、理解できない言葉を色々と言い始めた。それから、彼は私のコーヒーを取って、彼らはトラックからホノオジカ達を奪っていったんだ!余りにも速い出来事だったけれど、今でもそのことはよく覚えているよ。
彼らが動物達に危害を加えないことを望むばかりだ。彼らには何の罪もないのだから!
ご理解をお願いします。
ティム・ウィルソン
差出人: アロンソ・デ・ラ・クルス
受取人: ティム・ウィルソン
日付: 2007/11/7
ウィルソン 様
アマゾンの森で、ホノオジカに乗った先住民が偵察隊を火矢で攻撃してきた。このようなことは今に始まったことでは無いし、これが最後になるとも思えない。
世界最大の異常活動ネクサスはアメリカに存在すると言われているが、それは間違いだろう。それは最も厳重に警備されている場所でしかない。この地域には世界でも有数の規模と多様性を誇る異常な森林や環境があるのに、異常がほとんどないなどとでも言うのだろうか?異常は溢れんばかりに存在する。我々の眼は君達のアメリカにおける監督者のようには行かない。
ウィルソンズ・ソリューションズは、北米と日本で非常に強力な地位を確立している。そろそろ小さな実験はやめにして、ラテンアメリカにも落ち着く頃合いだろう。
この世界の動物たちもそれを必要としている。
ウィルソン、返事を待っているよ。
最善を期待している。
アロンソ・デ・ラ・クルス
差出人: ティム・ウィルソン
受取人: アロンソ・デ・ラ・クルス
日付: 2007/11/9
デ・ラ・クルス 様
今月のブラジルは感情のジェットコースターだった!子供の頃、アマゾンには驚くほど多様な動物がいるという話を先生からいつも聞いていたけれど、まさかそれが異常動物にも当てはまるとは。
不屈のモノゾウ、堂々としたホノオジカ、危険を感じると小さな戦車に変身する魅力的な金属イモムシ、そして今は例の大きなジャガーも。私と私のチームは魅了されていて、もっとこのような動物達に出会いたいと思っているよ。電話を下さい。実際に会って詳細を話し合いたいんだ。
私たちの家族はラテンアメリカに進出する!
荷物をまとめ中
ティム・ウィルソン