カシャッ
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今日も桜がきれいだなあ
(何かが走りながら近づいてくる)



うわーいったいなんですか?!

あなた、カメラマンとお見受けします。どうか私達の写真を撮って頂けませんか?

[懇願]

あなたたちは?

申し遅れました。私はSCP-210-JP、彼はSCP-173-JPと呼ばれています。

な…なるほど
何故写真を撮って欲しいんです?

自己防衛のために画像のリセットが行われたため、我々の元々の姿は失われています。以前の姿は参照できません。そのため、どうかお願いしたいのです。

[目に手をあて擦る]

(うーん、ちょっとおかしな感じだけど困ってるのを見捨てるのも…)

わかった、やりましょう!

とりあえずお二方、自分の姿を思い出せるだけでいいので描いていただけませんか?
(描画中)
はい、できました。
[嬉々として絵を差し出す]

なるほど…こんな感じで…

ちょっと撮ってきますね
大丈夫でしょうか

撮ってきました!
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??????
[首を傾げている]
なんなんですかこれは?

え、
適当にもほどがあるでしょう!
[同意の意を示す]

すみません…
まあこちらも見た目だけしか情報を与えなかったので。参考までに私にはこんな特徴があります。読んでください。
[読め。と言わんばかりに報告書を荒々しく渡す。]

なるほど…もう一回いってきます。

撮ってきました!
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……
[咆哮]
さっきの報告書を読んでこれということは、わざとですね?私と彼両方とでも言いたいのですか?

冗談冗談!冗談ですよー。
本当はこちらです。
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おー、かっこいいですね!
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[疑問]

良いでしょう!ではこれで大丈夫ですか?
いや…確かにかっこいいですが、これは私っぽくはないですね。彼に至っては色に納得いっていないようです。
[首を縦に振る]

えーーそうなの?!
困ったなぁ〜
黒い三角の金属、輪状の金属、ちいさな平たい金属はご用意できますか?

こんな感じでしょうか?
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はい!
では…

うおっ?!

これをくっつけて…
うーん、なかなか上手くいきませんね
お困りのようだね!

あ、あなたは?
しがない鍛治職人さ!君にピッタリの身体を作ってあげよう!

カンカンカンカン…
ほら、これだ!
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ありがとうございます!これです、まさに!
いいってことよ!じゃあな!

行ってしまった…いったい誰だったんだ…
しかし、次は色か…さすがに芸術には疎いし、どうすれば…
お困りのようね!

あ、あなたは?
[驚愕]
通りすがりの異常芸術家アーティストよ!
色を変えるなんて赤子の手をひねるようなもの!
ほらこれでどう?
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[大喜びでジャンプする]
そんなに喜んでくれるなんて

すごい人だなぁ。一瞬で色を…
[抱きつく]
あ…

あれ?もういなくなってしまいましたね。
いろいろとありがとうございました。
[感謝の意を示す]

お役に立ててよかった!
これでやっと博士たちに申請できます。
カメラマンさんお元気で!
[手を振る]
SCP-173-JP及びSCP-210-JPの再収容は迅速に行われました。
当該オブジェクトの収容地点付近にて高度な現実改変の形跡が見られました。この度の収容違反との関連性は不明です。
SCP-210-JPが報告書内の画像を所持していた写真に変更するよう申請を求めましたが、日本支部理事会により却下されました。


















