トリックスター計画

当計画は知性を持つ異常の研究を支援することを目的としている。

トリックスター計画

クレジット

記事: トリックスター計画/Projekt Trickster
著者: Einer von Rabe
共同創設者: Dr Himy、Flaming2204
スペシャルサンクス: Doktor Cyberion、DrPeterWenzel

我々が未だ洞窟で暮らしていた頃、理解できないものへの恐怖に満ちた我々は「神」や「悪魔」といった名前を彼らに与えた。
20世紀末に我々がSCP財団にて異常の研究を始めた時に我々は最初の過ちを犯した。我々は彼らに命令を与え、目的のために利用できるものだと信じていた。 彼らが我々の種から生まれたのならば、先祖が飼いならして「犬」に躾けた狼のように彼らを飼いならせる可能性があった。半神、戦士、魔法使いにて全軍を誂えた。我々は盲目的であった。
だが我々は過ちから学んだ。学んだことは少なくはなかった。
トリックスター計画は新たな幕開けをきる。

確保、収容、保護。

— O4-8 「トリックスター計画責任者」

この世界で起る物語

Ein Angebot, eine Bitte

Das Verhängnis des Chirurgen

Schwierige Beziehungen

Tod, Liebe und dazwischen

Der Schein trügt

Im Trichter und unter der Hütte

Die kleinen Mädchen und die Schwefelhölzer

Der Dämon, der in uns haust

Feste feiern, wie sie fallen

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特別素材:

life-flow

損失シリーズ
エピソード1: Genommen
エピソード2: Gejagt
以下続編

概要

こちらは共同執筆プロジェクトです。

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このプロジェクトは何?

こちらはSCP財団の支援プログラムに関する共同執筆プロジェクトです。名称はトリックスター計画。当計画は知性を持つ異常の研究を支援することを目的としています。SCP財団はかつて彼らに関する苦々しい経験をしました。そのためその人員は極僅かなものとなっており、厳格なルールの下で許可が出されています。

参加してもいいですか?

ドイツ支部の機密計画が存在する世界について執筆したい人は誰でも参加できます。計画のメンバーか当プログラムへの参加が許可されたSCPの視点の物語を執筆することができます。

キャラクター

主要キャラクター

エインズワース博士 / "モルガナ"
ベル・エインズワースはトリックスター計画の主任です。魔術師学会とのSjhlfelserシュールフェルサー契約に基づきO4-8による選抜、任命がなされました。

エージェント・ヴィクトール / "バルドル"
SCP-140-DE-1に分類されているヴィクトール・アイスナーは、「幽霊」を視認できる特異性を持ったエージェントです。彼はトリックスター計画に参加した初期メンバーの内の1人です。

エージェント・フィリップ / "ミーミル"
SCP-121-DE-A1に分類されているジョン＝クリスチャン・[編集済]は、人とテレパシーによって対話することができる特異性を持ったエージェントです。彼はトリックスター計画に参加した初期メンバーの内の1人です。

R. T. I. タイタン "ロイス"
R. T. I. タイタンは、ロボットと人工知能の研究のためにSCP財団によって購入されました。ロイスはメンバーから付けられたあだ名です。

マチルダ / "ヘル"
SCP-187-DEは別の現実層に移動することのできる特異性を持った少女です。さらにこの特異性によって、彼女が別の現実層にいる間は彼女にまつわる全ての記憶が消去されます。幼い頃からSCP財団に対して忠実なメンバーであり、トリックスター計画の下で育てられました。

SCP-136-DE/ "クロノス"
SCP-136-DEは時間停止の特異性を持った少年です。反抗的かつ皮肉気な態度をとることがありますが、SCP財団とトリックスター計画には従順です。

サブキャラクター

ファウスト博士 / "ムニン"
ステファン・ファウストはエインズワース博士の支援のために採用された研究員です。彼はUE-1248と通信を行っています。

エージェント・ピーターソン / "フギン"
アリス・ピーターソンはエインズワース博士の支援のために採用されたエージェントです。彼女はUE-1248と通信を行っています。

アメリー・メロア/ "ゲフィオン"
アメリー・メロア、通称アミーはエインズワース博士の支援のために採用された生物学者です。彼女は最新メンバーです。

サンドラ・フリック/ "ティターニア"
最近グループに参加した年若いエージェントです。彼女の過去はSCP財団から秘匿されているようです。

O4-8
O4-8はトリックスター計画に関連する全ての出来事を監視する責任を負っています。

Artificial Network Assistant人工ネットワークアシスタント(ANA)
公式の人工一般知能です。デジタルネットワーク内にて要注意人物を追跡する際に支援します。当計画の最初の非公式メンバーです。

全記事

背景

共通の世界
当世界はDEの標準カノンの修正版の下で行われています。当世界では既存のアイデアに関して幾つかの違いが生じています。例えば厳格な条件下に限られますが、異常の扱いはこちらのSCP財団の方が寛容です。この違いは超自然的能力を習得している人物との取引や要注意団体との取引の両方に表れています。

著者向け情報
最上級指令は未だ適用されています: 我々は正常性を保護しています! ただし、そのためには異常がどう機能しているのかを理解しておく必要があります。
以下には物語を読んだ後から知りたいと思うだろうネタバレが含まれています。警告しましたよ!

+ 記事に関する情報を開示

• この執筆プロジェクトの重点はキャラクターです。壮大な戦いや英雄伝、恐ろしいヴィランは存在しません。単なる異常な人間のグループや彼らの関係に関する物語です。
  • この関係はTaleとして執筆できますが、メンバーが登場する、あるいはその人物に関するSCP記事やGoIフォーマットにもすることができます。
  • もちろんメンバーは特殊部隊として任務に赴くことも可能ですが、何をしようが秘密結社として行動します。
  • テレパスや予言者、戦闘用ロボット、少女や魔女で構成されたスーパー機動部隊のように彼らが思えるかもしれませんが、彼らには年中無休で監視が付けられています。誰もが当計画の創立に喜んでいるわけではありません。このため、O4-8はこのグループの活動全ての正当性を保証する必要があります。
• 全てのTaleは出来事の時系列に沿って並べ替えられます。
• 全ての記事にはタグが付与されます トリックスター計画Taleには初めのタブにある入力場所で直接タグ付けできます。SCP記事には手動で付与する必要があります。

+ トリックスター計画に関する情報を開示

• トリックスター計画は異常性を持つ人間のための機密研究・支援プログラムです。
  • この計画は失敗率0として紙面上では処理されていますが、計画責任者は度々お目こぼしをしています。
  • プログラムのメンバーは、不死身であったり、危険なオブジェクトの召喚能力、全能のような強力すぎる能力を保有していてはなりません。圧倒的なキャラクターを出したくないので(!)
• また、避けるべきはメンバー自身が異常であることです。異常によって超自然的な力を得た人物が好まれます。
  • グループの管理をより適切にできるよう、メンバーの数は少数に抑えられています。
    • 新規メンバーを歓迎していますが、事前に記事で十分確固たるものに必要があります。手っ取り早い形式を求むならば、既に確かなメンバーに関連させることです。新規参加者が些細なことに割り当てられるかもしれないことに注意してください。
• メンバーを差別から守るために、倫理委員会はメンバーのみが身元を把握するように指示しました。
  • 外部の者からは彼らは機動部隊8-ハーレキン "トリックスター"の構成員だと認識されています。
  • さらに公式文書では身元の偽装を徹底するためにコードネームが使用されています。
  • Free Port(ネクサスでの形式)の異世界前哨基地-DE20-T FP-08 "Sjhlfels am Rheinシュールフェルス・アム・ライン"がポケットディメンション中に存在しているため、彼らの基地として利用されています。
    • 理論上は彼らはどこへだろうと行くことができます。ただし彼らには信頼性がなく、頻繁に虚偽行為を働いているせいで、SCP財団にとってその外出は問題外のことになっています。また、事前決定がなされた場所に侵入できないという事実もあります。
    • Free Port Sjhlfels am RheinはスイスにあるSCP財団の部署によって20世紀中頃辺りに発見されました。
    • Sjhlfels am Rheinに関連している全ての記事がこの世界に自動的に存在するわけではありませんが、逆に言えば一部の出来事は両世界のタイムラインで重複する可能性があります。この世界以外では、財団はFP-8を20世紀末あるいは21世紀初頭に発見しました。
  • 支援プログラムは2013年7月4日に設立されました。当メンバーの多くははこの日について「悪い星の下にある」と語っています。

+ 別の計画

• トリックスター計画に主な焦点が当てられていますが、別のプログラムも存在しています。
  • 例えばSCP-129-DEを利用し、技術的な対応策でミーム的異常・精神影響的異常と戦闘を行えるのかという調査がなされています。
  • トリックスター計画のメンバーは、対応策を見つけるためにSCP-148-DEやSCP-196-DEなどの異常に必要以上に関与します。
• 一般的にこの世界は異常と超自然的なものにさらなる実験をするための機会となります。ですが、Keterクラスのバーサーカーを経験の浅い若者と共に自殺じみた任務に送り出そうとし過ぎないでください。

• ドイツ語圏外で何かしら執筆したい場合、他支部では多くのサポートを受けられないことを留意しておかなければなりません。そうです、ドイツ支部が優先されますし、結局のところDE-カノンでもあるのです。
  • トリックスター計画と似たような海外での計画は実に脆いものであるため、長期間続くことはありません。潜在能力がある、そしてドイツ語を話すことができるのならば、そのメンバーはトリックスターチームに参加することも可能です。
• この世界のタイムラインの物語は、SCP財団設立当初に異常性持ち職員に関する事件が発生し、その結果としてO5評議会が異常の取り扱いを強化したというものです。
• 特にSCP財団に属する異常性持ち職員が関与した可能性がある収容違反の件数が少なかったためにDE支部が選ばれました。
  • ちなみに著者のアバターは事前に除外しています。大抵がKeter級SCPなので。申し訳なく思っていますが、それで公平が保たれるはずです。

+ GoIに関する情報を開示

• こちらのSCP財団は幾つかの要注意団体と協力しています。これには様々な理由があります:
  • こちらの世界における魔術師学会の存在は1970年頃にSCP財団に知られることになりました。その時期はネクサス-08 "Sjhlfels am Rhein"、後の前哨基地-DE20-Tが設立された頃でした。Sjhlfelser契約を通じて相互支援を確約し、両組織は交換プログラムを介して結びつきを強化しようとしています。
  • こちらの世界におけるラプターテック・インダストリーズは依然としてドイツ支部の取引相手です。これはR.T.I.が強力になって広範囲に拡大しすぎないようにしたいとこちらのSCP財団が考えたからです。とはいえ、R.T.I.は秘密裏に別組織にも販売を行おうとしています。
  • こちらのSCP財団は可能な限り組織の影響範囲を小規模に抑えようとはしていますが、IMBWには非公式な支援がなされています。
  • カエクス・カーネリアナ・コレクティブや蛇の手の多くの派閥(特にドイツ支部「タッツェルブルムの足」)は計画メンバーへの直接攻撃は控えますが、それ以外のSCP財団職員にこれは適用されません。
  • とある事件によって指揮系統への疑念が全て解決されたため、カオス・インサージェンシーは結成されることがありませんでした。
  • それ以外の他のGoIは、ほとんど同じように扱われます。恐らくは両世界でそれほど極端な違いはありません。
• Sjhlfelser契約はネクサスにある別組織にも間接的に影響を及ぼします。SCP財団はそれについて見て見ぬふりをしていますが、ポケットディメンションへの影響が微々たるものしかないことが理由です。
  • そこは異常性を持たない人間のみがいる土地のようです。その理由はアルプスと北海の逆説的な地理的座標のせいでもあります。そのため、ここではSCP財団は警察部隊のような役割を担っています。
• 世界オカルト連合はトリックスター計画に対して否定的です。UNGOCはより観察的な役割に徹しており、深刻な場合にのみ介入します。従って「問い質す前に破壊せよ」という考え方はありません。

+ カノンに関する情報を開示

• カノンのクロスオーバーはできないわけではありませんが、大抵の場合は世界観の混成となるでしょう。
  • この世界でのSCP-DEのSKPは、トリックスターのタイムラインで利用されるだけでなくさらに広範な利用をされる可能性があります。
    • この世界の外に存在するキャラクターは、混乱を避けるために適切な役割を果たしています。
  • 「青玉色の空」のカノンの物語は恐らく変更による影響が最も少ないでしょう。
    • トリックスターチームはきっと第二世代か第三世代となっているでしょう。
      • この世界の外に存在するキャラクターは、このタイムラインだけでなく標準カノンにも存在する可能性があります。
  • この世界でのSCP-DEのASP-DEは基本的に存在する可能性がありますが、かなりの想像力が必要となるでしょう。
  • AIADカノンはこの世界では自動的に無効化されていますが、キャラクター同士を関係させることは可能です。
  • オメガ-7は結成されなかったため、このタイムラインで復活することはありません。
  • 海外のカノンはケースバイケースで適用されます。このカノンと他カノンとの交流は大歓迎です。
• 他のカノンは明らかに互換性がないか、状況によって左右されるか、ほとんど問題なく混ぜることができるかになります。
• もちろん、これらのカノン外のトリックスター要素のある作品を示す記事を執筆することは許可されています。

我々は質問を受け付けています。あなたのアイデアについて話してもらえれば幸いです。この世界は人間によるグループを中心に展開しており、我々も1つのグループです。