R-00Xの提言

SCP-001-EX

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アイテム番号: SCP-001-EX

オブジェクトクラス: Explained / Ticonderoga

特別収容プロトコル: SCP-001-EXは収容出来ませんが、本質的に非異常性であるため、収容の必要はありません。

説明: SCP-001-EXは、世界線が分岐し、平行世界が発生するプロセスです。より詳細には、SCP-001-EXは以下の様な過程を経て、世界線を分岐させます。

  1. 世界において、ミクロの環境には、素粒子の確率論的な挙動が絶えず存在している。但し、いずれの確率論的挙動も他の確率論的挙動によって緩衝されてしまうため、そのままでは世界線の分岐を引き起こせない。
  2. 上記の確率論的挙動の重ね合わせの中で、逆にその挙動が増幅されるという事象が、低確率で発生する。
  3. 増幅された確率論的挙動はマクロ環境に影響を及ぼし得るが、その時点でもあくまで確率論的挙動である為に、マクロ環境が影響を受けるか否かは確率論に則ることになる。
  4. 量子論に則り、当該の確率論的事象が発生した世界と、発生しなかった世界とに、世界線が分岐する。

SCP-001-EXによって、世界線の分岐は有限数に留まっていると考えられており、理論上は、凡そ2000年で60兆程度の平行世界が発生していると推測されています。

SCP-001-EXは当初、無限に増加していく筈の平行世界の総体が、有限規模に収まっているという矛盾を説明する為に導入された仮想的なオブジェクトでした。しかし現在では、理論の側が修正された事で矛盾は解消されており、オブジェクトにはExplainedのクラスが与えられる事になりました。


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