プロメテウス アンドロイド事業でARと資本提携を発表
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経済

プロメテウス アンドロイド事業でARと資本提携を発表

公開日 2018年5月24日20:30

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プロメテウス×ARロゴ

米プロメテウス(プロメテウス・ラボ・コンツェルン社)は22日、自律制御汎用人型アンドロイドの開発に向けて米AR(アンダーソン・ロボティクス社)と資本業務を交わしたと発表した。プロメテウスは自律思考アンドロイド問題などによって運用を停止した自律思考アンドロイドなどの労働力の代替として非人類アンドロイドの開発を決定。それに伴い高いアンドロイド技術を持つが同じく自律思考アンドロイド問題で経営困難に陥っていたARとの協業を目指す方針。プロメテウスは独自の端末を組み込み可能な限り早期の新型アンドロイドの運用を目標としている。

プロメテウスがARの既存株主から一部株式を譲り受けた。取得額は非公表。

現在自律思考アンドロイドは、先日の民間団体による「自律思考アンドロイドの人権の有無」についての問題の提起によって現在世界的な議論となっている。その為ARを含めたほとんど全てのアンドロイドメーカーは自律思考型アンドロイドの生産を余儀なく一時停止しており、世界的にアンドロイドメーカーは危機的な経営状態に追い込まれている。ARもその例外ではなく、早急な自律思考型アンドロイド以外の主力事業の打ち立てが急務となっていた。

プロメテウスも次元路構築や異常汚染除去の危険が伴う作業の労働力として自律思考型アンドロイドを利用する方針だったが、人権侵害にあたる可能性を受け方針を撤回。人間とは全く違う「非人類」型のアンドロイドの開発、使用を行うと宣言。だがプロメテウスはアンドロイド事業ではまだ経験が浅い部分も多く、プロメテウス純正の新型アンドロイドを製造するには最低2年はかかると考えられていた。

その様な背景もあり、プロメテウスはARからアンドロイド躯体を購入し、独自開発するメインフレーム型人工無能系端末を加え、「特定の行動しか処理せず行わない」タイプの次元路構築事業に特化した新型アンドロイドを開発する予定。同社は可能な限り早期で現在進行中のワシントン-ロサンゼルス間次元路構築に運用を開始したいとする。外見などにも改良を加えプロメテウス独自の仕様にするとの情報もある。

これまでプロメテウスはアンドロイド分野についてはファクトリー等から調達や共同開発する方針だった。しかしファクトリーは会社実態が未だ不透明である事もあり管理権限をめぐって折り合いが付かず、他候補の企業も技術面に置いて役不足な面があった。ARとも協業が進むかは不透明な部分があるが、アンドロイドについて高い技術を持つ同社と組むことでプロメテウスは自社のアンドロイドや次元路構築の技術開発をより進ませる方針。

一方、ARにとっては先進技術の取り込みや知名度向上などにつながる利点がある。需要拡大が期待されるアンドロイドや関連サービスを巡っては世界競争は激化し続けている。4月には東弊重工、日本生類創研、中国の繁広化工が業務提携を行うなど、異業種間の連携の動きも活発になっている。


財団は語る

「プロメテウスなどはヴェールが剥がれる前から圧倒的なパラテック事業における優越的な地位を持っていたが、ヴェールが剥がれた事やアンドロイドなどパラテック技術について倫理的な議論が加速する事によって様々な企業が得意分野で活躍するようになってきた」と財団職員(渉外部門所属)は語る。ヴェールが剥がれる前から既にプロメテウスなどはパラテック事業に置ける強い影響力を持った会社だ。ARも存在自体はしていたが影響力は決して大きいとは言えなかった。

ARは0712事件の以前から高品質のアンドロイドを製造、販売していたが規模は常に小さかった。その為事件後の急激な社会の変化、様々な企業のパラテックを利用したアンドロイド製造への参入、2008の世界金融危機などで同社は非常に危機的な状況に追い込まれた。そんな状況での自律思考アンドロイド問題での生産停止。ARはほとんど倒産間際の状態だったと考えられる。

逆にプロメテウスも自律思考アンドロイド問題で大きな批判を浴びた企業の一つ。プロメテウスは0712事件の汚染除去業務を行っているが、その時はアンドロイドを利用していた。人間には不可能な仕事とはいえ、人間と同じように考えて行動する「生きている」と言っても過言では無い自律思考型アンドロイドを過酷な状況で奴隷の様に扱うのは如何なものなのかと言う議論が出てきた。また最近では次元路構築の労働力としてもアンドロイドを利用していたが、それも停止せざるを得ない状況に追い込まれた。

だがアンドロイドの需要はどんどんと大きくなっていくのも事実。先進国の少子化による労働力の問題もあれば、アンドロイドにしか不可能な業務も依然として多い。しかし人間と変わらないアンドロイドではまるで奴隷の生産と言われる。そんな背景もあり、ARなどの小規模だが高い技術を持つ中小企業とプロメテウスなどのパラテック大手が協業を始めた。更に今世界全体でパラテック産業に参入してきた一般企業も増えてきており、パラテック産業は今勢いをどんどんと増している。この勢いは今まで特定の企業の寡占状態だったパラテック産業の健全化にも繋がる。

パラテック産業は大きな勢いを見せており、次元路などの構築で遠距離の移動においては利便性も格段に向上した。異常を用いた薬品を利用する事で今まで治療の難しかった難病も次々と治療が可能になっており、今まで抑圧されてきた様々な生命らが社会に進出してきている。これからの社会は激動の時代になるが、その激動の先に行き着くのはより良いであろう未来と確信していると財団職員は語る。


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