SCP-013-FRに関する実験レポート
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プロジェクトリーダー: ███████博士

SCP-013-FRに従事している全ての研究員は、当レポートに以下の形式で研究結果を記録することが推奨されています。

日付: ████/██/██
実験の対象:

実験手順:

結果:

注:


実験レポート 013-FR-01:


日付: ████/██/██

実験の対象: 毎日100mLの水(クリアランスレベル4、███████博士の提案)

実験手順: ガソリンの代わりに、SCP-013-FRに水を1週間与えました。

結果: 5日後、SCP-013-FRの葉が黄色に変色し始めます。7日目にSCP-013-FRは枯れました。

注: 水はSCP-013-FRにとって有毒なものではないものの、単に水を吸収しないということが分かりました。 - ███████博士


日付: ████/██/██

実験の対象: ホウ酸メチル100mL(クリアランスレベル4、███████博士の提案)

実験手順: SCP-013-FRにホウ酸メチル100mLを与えました。

結果: 1時間23分後、SCP-013-FRはホウ酸メチルの特徴である緑色の炎を生成しました。

注: SCP-013-FRは吸収した液体を保持し、後の燃焼に使用していることが分かりました。 - ███████博士


日付: ████/██/██

実験の対象: 液化プロパン100mL(クリアランスレベル4、フォン・ティキ博士の提案)

実験手順: SCP-013-FRに液化プロパン100mLを与えました。

結果: [データ削除]が発生し、収容チャンバーの破壊、サイト-██の電気系統の破壊及び█件の収容違反を引き起こしました。サイト-██の約80%以上が当インシデントで破壊され、職員███名が死亡しました。唯一生存したSCP-013-FRは、最終的な収容のためにサイト-アレフへ移送され、フォン・ティキ博士はレベル1研究員として一時的にSCP-███に割り当てられました。

注: SCP-013-FRに爆発物を使用することは現在禁止されており、SCP-013-FRに接触する際に爆発物を持ち込もうとする職員はだれであっても終了措置がとられます。 - ███████博士


日付: ████/██/██

実験の主題: フルオロアンチモン酸10mLと灯油90mL

実験手順: SCP-013-FRに灯油とフルオロアンチモン酸の混合物100mLを与えます。

結果: 2時間23分後、SCP-013-FRは青い炎を生成し、気泡を生じさせました。部屋全体が酸の泡で完全に侵食されました。死傷者はいませんでした。

注: 一体全体、どうして酸なんか試そうと思ったんだ?


日付: ████/██/██

実験の主題: 液体水素50mL

実験手順: SCP-013-FRを液体水素の入った瓶に入れます。

結果: 手順の開始から1時間36分後、SCP-013-FRは瓶に入った水素全てを吸収し、花を咲かせ激しい爆発を引き起こしました。目立った死傷者は無く、収容チャンバーも損害を受けていません。

注: ああ、SCP-013-FRは可燃成分を唯一の栄養にして生存していることが分かった。そして、これほどまでに素晴らしい花火を打ち上げることもな! - イリウス博士

注: 今後、爆発要素を含む実験を行うためには、レベル4職員の許可が必要です。 - ████████博士


日付: ████/██/██

実験の主題: 炭素と水

実験手順: SCP-013-FR

結果: 通常の炎よりも大きなものが観測されました。実験後、SCP-013-FRは炭素と少量の水を吸収し、CO2と水素を放出しました。

注: 面白いことに、この植物は炭素とともに水を吸収し、より多くの酸素を取り出し、それを使用してより大きな炎を生成しました。次回はガソリンに浸して、室内の空気がO2だけとなるように浄化してみます。 - マトリアン博士

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