人的資源 ハブ

フランス支部 カノン

SCP財団は、我々の世界がつつがなくあるがままに発展できるよう、世界の正常性を保護するという非常に明確な大義をもって戦っています。
これは地球全体における展望が突如変化した時代までのことでした。地球の至る所まで平和が蔓延し、大国は貧しい国々と資源を共有せんとしていたのです。
武器も、戦争も、暴力もない時代、そのような新しい時代が始まろうとしていました。日の当たるところでは、人類は今や幸福で満ち足りた存在となる運命にありました。
とりわけ影響を受けたのは犯罪です。近いうちに、刑務所は学校を作るためになくなるでしょう。
一方で日の当たらないところでは、この平和が最も重い足枷として現れてきます。SCP財団は一度たりともこのようなシナリオを思い描いたことはありませんでした。犯罪がなくなったが故に、Dクラスは間もなく不足することに…

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第一幕

利用可能な資源 : 通常

受信トレイ (3)

From : Hylian博士
To : Violette Monrencie 人事部長

拝啓

我が研究部門は先日収容されたアノマリーを割り当てられ、現在Dクラスが不足してる。明日までにDクラスを10人供給してもらうことはできるだろうか？
勾留のために西地区の収容セルは空けてある。エージェントも明日の午前5：30以降移送を担当することができる。最も重要な研究なんだ。我々は君が早く対応してくれると期待しているよ。

敬具
Hylian博士

著者	物語
Zanros	D-8113
FlaurosSH	ブラッドオレンジ

第二幕

利用可能なリソース : 低

受信トレイ (39)

From : サイト-アレフ管理官 B. Garrett
To : サイト-15管理官 A. Flike

親愛なる、Arthur

サイト-アレフはDクラスのリソースが非常に不足している。そのため、Dクラスの数が不十分のまま実験を行っており、研究者たちはますますリスクを負うことになっている。プロトコル12は、今や確立された平和のせいで実施が困難になっており、これ以上使用すると、我々の権威をますます傷つけることになりかねない。アメリカの状況が芳しくないことは承知しているが、Dクラスを50人移送してくれれば本当にありがたい。

敬具
Garrett

著者	物語
DrCendres	D-5090: 特権
Tara Lucy	ceux-qui-ont-menti celui-qui-a-eu-peur celui-qui-s-est-tue
Charles Magne	systeme-d

第三幕

利用可能なリソース : なし

受信トレイ (1554)

レベル1以上の職員全員への警告メッセージ ;

O5評議会は現在の状況に鑑み、ある重大な決定を行わなければなりませんでした。お気づきかもしれませんが、我々は研究を継続するために多くのサイトを統合しなければならず、さらにDクラスの不足は解消されていません。この不足は、ご存知の通り、世界中で確立された平和の風潮が主な原因です。犯罪者は希少となり、プロトコル12は今や禁止されています。これはプロトコル12が市民の目につきやすくなり、非常に非道徳的な行為となると倫理委員会が判断したからです。
その結果、O5評議会はSCP財団の価値を維持し、世界を重大な脅威から守るために、セキュリティ規則に反する職員、上司からの命令に背く職員あるいは退職希望の職員全員をDクラスへ降格させることを決定しました。職員による記憶処理は、以下の例外的な場合を除き従前の方式では今後許可されなくなります。:

• 前年に規則違反の前科の無いレベル3以上の職員。
• 振る舞いに非の打ち所のない妻子を持つ職員。
• 精神に影響を与えるSCPに日々曝されている職員。

上記以外の場合は全て、H503フォームによる申請の対象となり、人事課へ送られなければなりません。 職員が理性を失った場合や他の職員にとって危険な存在となった場合、対象はDクラスへ降格となります。
我々はこの危機を乗り切らなければなりません。 それが我々の使命です。
確保、収容、保護

著者	物語
Tara Lucy	celui-qui-a-fait-de-son-mieux ceux-qui-ont-survecu-a-yod ceux-qui-risquent-leur-vie celle-qui-observe ceux-qui-desobeissent ceux-qui-restent
Km Mortarion (未登録)	d-6542
Dr Hinault	ne-leur-pardonne-pas la-vie-est-un-chaton tic-tac n-aie-pas-peur celle-qui-s-est-souvenue une-vie-de-merde survivre-en-temps-de-paix
Dr Lekter	quand-le-soleil-se-couche entre-chien-et-loup le-chant-des-grillons les-murmures-de-la-nuit jusqu-a-l-aube
CretinusVox	l-homme-qui-ne-ressentait-rien
AnthonyW Parleur De Nuit	pour-un-peu
Felter Finalis	projet-danaides

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FAQ :

何か聞きたいことは？

プロットをより詳細に教えてもらえますか？
『Ressources Humaines/人的資源』は、SCP財団内で大規模なDクラス不足が起こり、その仕入れもこれまでになく困難な状況に直面している世界です。
職員は証言者であり、このイベントにおける演者でもあります。3つの異なる幕を通し、職員たちはDクラスの不足を解消するべく、財団の大きな変化と共存しなければなりません。
それ以外のプロットはあなた次第です！

3つの幕で何が起こっているか理解できませんでした。
第一幕は、私たちの知る財団が舞台となっています。主人公を舞台に立たせ、物語の基礎を整えてください。Dクラスは通常通り使用されており、唯一倫理委員会のみが表立てず警戒をしています。
第二幕では、Dクラスが恒常的に補給されなくなり、在庫が減少していきます。職員は、最も危険性の低いオブジェクトの実験を自ら開始します。職員の間では緊張が高まり始め、Dクラスは危険度が高いプロジェクトあるいは重要なプロジェクトにのみ配置されるようになります。
第三幕で、職員の緊張はピークに達します。Dクラスの在庫は枯渇し、職員は汚れ仕事を強制させられ、能率が悪いと降格させられます。私たちの知る財団は様変わりしてしまい、職員はもはや同じ精神状態にはありません。生き残っているごく少数のDクラスは、あわやのところをしぶとく生き残るために王様のように扱われます。

この間、世界は至って平和です。

そのような抑圧をして、職員は反乱をしないのですか？
はい、あるいはいいえ。反乱はこのカノンにおいて望まれるものではありません。財団は非常に強力で、その使命は高貴なるもので、そのための犠牲は常に重いものであると知っておいてください。職員はこのことを自覚しており、彼らなくして、家族、国、恐らくは世界が失われることも理解しています。
とはいえ…自分の人生が脅かされている時に、誰もが他人の運命について考えているわけではありません。反乱や遠くへの逃亡を試みることは可能です。あなたたちは追跡の上、発見され、Dクラスへ降格されるでしょう。このカノンでは、財団が逃亡者へ慈悲のある顔を見せることは一切ありません。
あなたは自身の命を救うために、不可能を試しますか？

3つのメールの用途は何ですか？
これらのメールは、財団内部の雰囲気とイベントの進展の概要を伝え、全ての幕において進むべき時系列を提供するためにあります。

どの幕から書き始めても良いのでしょうか？
はい。第三幕から始めて、第一幕に戻ることを妨げるものは何もありません。

Dクラスの視点で書くべきですか？
いいえ。すぐに削除されましたが、カノンの初版にこのルールがありました。現在は、Dクラス、財団職員、民間人あるいはあなたのキャラクターの誰であっても、好きなように全て自由に書くことはできます。その上、チームでTaleを書くこと、あるいは幕ごとに別の複数のキャラクターについてTaleを書くことも可能です。

他に質問はありますか？その答えを得るために、Dr Hinault へ遠慮なくコンタクトを取ってください。