黒の女王・アリサ(Alisa)
黒き森の女王・アリス(Alyss)
黒き女王1・ ウェスタリス(Vestalys)
黒の女王・アリソン(Alison)
原点
通常、会議などに使われる木製のテーブルです。 それに、飯を食うのにも使える。霊的に満たされる。 良きテーブルは良き家庭の核ね。
必須条件
社会の概念と居住可能な住宅の概念を同時に有する種の存在だな。 後者は概念ではなく、当然の人権です。 アリサ、私は仕事柄あらゆる奇妙な物を見るが、とりわけテーブルと椅子の概念に絡むものはよく見るんだ。 ええと、私はとても小さいけれど居心地の良い場所に住んでいるわ。 私のは家の中のものではないと思うし、消しておくか。
実用性
会議の場を設けたり、大切な人と会うのに最適よ。 私の両親みたいに喧嘩するのにも…ですね。彼らが目についたナイフを手に取らないと良いのだけど。 ナイフ? 14年前、清き呼吸の前に見たっきりだ。
実例: タイムラインA-914
2015年から所持しています。特別な点は何もありません。ただの茶色いテーブルで、真面目な話、異常なものではありません。なあ、アリ、テーブルのことで私の時間を無駄に使わせないでくれよ。私の上司はウィニーよりも私を見てるんだから。 わかりました。このテーブルにいると、女王たちのシルエットが繋がって、少しだけ何か感じるものがあります。これはwifiのせいでもないし、私の魔法道具のせいでもありません。綺麗ね! ああ、その通りだ!
実例: タイムラインG-041
私が住んでいるとこだ! そうですね、アリス、私はテーブルの話をしましたが、多くの女王を納得させられませんでした。だから1人に1つずつのタイムラインを担当してもらえば十分だと思います。どうぞ続けて。 よし来た。小さい頃、私は中空の長方形の中に住んでいた。皆はそれを家と呼んでいたけど。それは鉄で出来ていたし、灰色だし、しかも臭かった。と言っても、それも根があちこちから伸びて来て、この鉄のクソから解放されるまでの話さ。私が多くの時間を仲間と過ごすことを指して、親は私を気が狂ったのだと言った。でも彼らは私の支えになってくれたし、親はマジでクソで、老害って感じだった。 ご両親にもっと敬意を払った方がいいわ、アリサ。"老害"の意味はわからないけど、綺麗な言葉じゃないのでしょう。 えーと、皆、私はもう行かないと。休憩時間が終わってしまう。また後で来る。 では、貴女の番が来たらお待ちしていますね。
親が死んでからは、大学時代の友人と一緒に森に逃げ込んで生活していた。裸で走り回り、ハッパを吸い、たくさんのキュウリと肉で遊んだ。菜食主義者なのに肉欲はあるだなんて偽善だな。強く気を引き締めたよ。故郷に着くまで、果物を食べながら何日も走ったと思う。旅を続ける前に、時間とあれやこれやを思い出すために家に戻った。その時、そのテーブルに出くわしたんだ。木造だったが、見覚えはなかった。テーブルは根で出来ていて、しかも常に蠢いていた。席に着くと、根から父と母が出てきた。2人は私に謝罪してきたけど、そんなことも聞こえないほど高揚してしまった。最後の夕食を終えた私は、荷物をまとめて常緑樹の森へと旅だった。そこで私は、ファルス屹立したるミンに選ばれたんだと実感したよ。
実例: タイムラインV-142
私の家にあるわ。特別なことはあまりないの。食べ物はいつもたくさんあるし、品質も最高なの。例え殺し合いの最中でも、手を止めてしまうほどでしょうね。それに私は、テーブルの下や暖炉の中から絶対に出ない火も持っているの。ヒゲを生やしたボスから、開発に来たお馬鹿さんまで、皆で放り出す羽目になったわ。もはやそれは普通のテーブルではありません、ウェスタリス。アリサ、普通じゃないのはね、黒の女王のムースと食事に行った時、彼女は自分が女神か何かだと思っているように横に座っていたことよ。ごめんなさいね、でも、私はこういう礼節を欠いたやり方は大嫌いなの。
ああ、そうだったわ。ロムとレムを丘に連れて行くことになっていたのよ。お先に失礼するわね。 私も行かないと。1人にして済まないな。じゃ!
さて、今の問題は ただいま。ちょっと遅くなってしまった。
実例: タイムラインF-127
最低2人いれば進行に問題はありませんね、続行できます。わかった。これでいい。
それで、これは言いたくなかったんだが……私は財団で働いている。似たようなSafeクラスのテーブルがあって、今日までプロトコルに基づき、部屋に鍵をかけて収容してた。
君のテーブルに似た、茶色いテーブルだったが、中央に置かれたボウルには常に透明な液体が満たされていて、空の皿がいくつもあった。液体を飲むと、料理が皿に盛り付けられる。ステーキであれば、ありえない獣のステーキ。それに、色鮮やかでジューシーな、別の時代の野菜、愛情を込めて育てられたであろう美味しい果物。しかし、それらは何でもなかった。それから、幽霊のようなものが現れ始めた。彼らがそう認識しているかどうかはわからなかったが、私はそれを本当の家族のように感じた。父親を本当の家族と思ったことはないのにな。畜生、親父のせいでこんなクソみたいな仕事に就いたんだ、許せねえ!
アリソン、落ち着いて。財団のフィルターが起動してしまうかもしれません。気にしてないさ。今すぐここを出ていかないと。
ええ、貴女が望むなら、少し休んでも構いません。今週末は貴女の知っている場所に行って、本を探しているふりをしてみてください。そうしたら10分後に迎えに来ますから、私の家に行って、2人で過ごしましょう。それは良さそうだ。もう少し長くなるかもしれないけど。 アリ、アリ、安心してください。好きなだけ私の家に泊まってくれて構いません。仲良くやっていきましょう。準備をしておきますから。
実例: タイムラインZ-052
あ…ありがとうアリサ、自分も必要とは… 即興だったんですよ。上手く伝わってくれたようですけど…。へへへ…私にウインクしたのか? それはその違……、いや、違わなくて。でもそれはあの、おおお!!! おいおい、その小さな目で私を惑わさないでくれ、私のアリス(Alis)!君は… 皆さん、ご機嫌よう。出会えてよかったわ!大変じゃなかったかしら? 全く、全然大変ではありませんでしたよ。いや、大丈夫だったよ、ウェスタリス。 私は今来たばっかり。
テーブルがある面白い場所を見つけたの。誰か一緒に来ない?これと、前に皆がそれぞれ1つづつで。 同じく。 マリア様2が恋しくなるな。でも1度くらいは大丈夫だろう。
うあああああ!木はどこだ?草はどこだ?新鮮な空気はどこだ?ここにはテーブルしかないじゃないか。テーブルの脚にぶら下がっているのはテーブルだし、今私が上に立っているのも…テーブル恐怖症は実在するね。2人だけ置いていって済まないが、失礼させてもらう… アリスは相当楽しい旅をしたみたいだ、寂しくなるな。それに彼女の言う通り。ここはニスと木材の匂いでいっぱいだ。
もう少し進みましょう。他の黒の女王のサインを感知しました。私たちみたいな? そうだな、だが君みたいなのは少数だ、ウェスタ。 そう遠くありません。急ぎましょう。あの黄色のテーブルが光を発さなくなると困ります。オーマイゴッド。もしかしてこの世界、太陽までテーブルなのか?
私のような女性は怖がる必要はないのだけれど、何か激しくかじるような音がするような……。獣がいるんじゃないの?それも、タルタロスに似合うようなテーブルの獣が。行方不明の女の子がいたりするんじゃ? 着きました。あの洞窟の中にいるのは黒の女王です。
あー、見たままを言っていいか?幅1メートル、長さ3メートル、高さ75センチの、王冠を象った黒いテーブル。他には何も 埋葬してあげる?それとも治療すれば助かるかしら? いや、私は連れていってあげたいところですが、大工の女王も、家具生物学者の女王も知りません。それに、彼女を探している警察のテーブルがいる可能性が高いと思います。とりあえずここから出ましょう。