SCP-002-DE
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アイテム番号: SCP-002-DE

オブジェクトクラス: Keter

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SCP-002-DEを写した衛星写真

特別収容プロトコル: SCP-002-DE周囲に、本オブジェクトの収容のためサイトDE-N1が建設されました。サイトDE-N1はSCP-002-DEを中心とした半径12kmにあり、円形構造をしています。また、サイトDE-N1はSCP-002-DE調査のために建てられたものでもあります。全区域内への無許可での侵入は厳格に禁じられており、侵入者には即時の殺処分が実行されねばなりません。一般市民へのいかなる情報漏洩も防がれるべきであり、必要の際には情報を知りえた全一般市民にクラスB記憶処理を実行してください。保安要員は小人数のMTF第7部隊 ”Hammer Down” および現地で採用された職員300名から構成されています。

SCP-002-DEの建物(以降、建造物1/2/…として指定、ナンバリング)への立ち入りにはレベル3立入許可が必要です。例外区域は、制御棟、サイロ、そして武器格納庫です。これら3か所にはそれぞれ独自の立入および操作権限があります(建造物への立入および操作権限 参照)。レベル5防護服を着用せずにサイロ内に進入することは禁じられています(SCP-002-1-3-1/2/…/24 報告 参照)。地下には非常に強力な放射線が出ているため、新品のレベル5防護服を着用せずに地下へ進入することは極めて厳重に禁じられています。

地下への入り口は監視カメラによって監視されています。常に地下での出来事を監視できるようにするため、そして、権限のない者の進入を阻止するため、LIVE中継が行われています(地下のカメラライブ中継 参照)。

SCP-002-DE及びサイトDE-N1は北海近くに位置しています。この実体の存在により、財団ドイツ支部に区分される、誘導ミサイル駆逐艦および汎用型フリゲート艦の軍団の援軍を招集する可能性があります。この措置は非常に有益であると証明されています(重大インシデント002-Surt 参照)

ロケット発射の際には、現場にいる部隊メンバーは指定のポジションへと移動し、地対空ミサイルの発射準備を行ってください。誘導ミサイル駆逐艦は艦対空ミサイルの発射準備を行い、点火の合図まで待機してください。点火の合図は██████大佐あるいは██████中佐によって発せられます。周波数はIFFシグナル1によって確認して下さい。指定位置に移動し終えた全隊員は合図が出るまで待機してください。合図がない場合は、すべての部隊が、現場の判断で点火を行ってください。各部隊の裁量による点火は最終的な解決方法であると考えられており、いかなる指揮権も発動されない場合にのみ実行してください。

いかなる損害についても速やかに上層部職員に伝達されなければならず、また、損害を最大限用心して保証しなければなりません。

説明: SCP-002-DEは核ロケットの複合建築物群であり、その面積は700m×800mに及び、北海近くに位置しています。この建築物群は国際機関であるということが、その場にある看板の文言によって、複数の言語を用いて通知されています。SCP-002-DEには、軍事力を具現化することを主目的とした複数の核ICBM(大陸間弾道ミサイル)が含まれています。それらをSCP-002-DE-2と指定、識別します。複数のモデルが発見、調査され、文書に記録されています。これらの中には、アメリカ、ロシアそして中国の型番もあります。全内容が記された表は作成されています(SCP-002-DE-2 表 参照)

個々の弾頭の爆発力は5メガトン~9メガトンTNT相当と異なっています。SCP-002-DEがそれ自身は操作し、SCP-002-DE-2実体を発射することが可能です。そのほかになお、SCP-002-DEには、自らの意思で接近してきた人間の特定の動きに反応するという特性があります(重大インシデント002-Surt 参照)。

併せて34の地上の建物があり、これらの建物はそれぞれ特定の目的のために存在しています。それ以外のすべての設備は地下にあります。いくつかの建物はSCP-002-DE-2実体の収容を目的としているものの、ほかの建物はSCP-002-DE-2実体の保全が目的です。エネルギーは地下の原子炉から供給されています。すべての建物は、地上にあるものであろうと、地下にあるものであろうと、通路とトンネルでつながっています。この軍事施設は1枚の地図に記録されています。制御室にある金属板に書かれている“Ignis Purgatorius”(羅:煉獄)はこの複合体のことを指しているとみられています。特異な性質を有していると示唆されていることから、地下構造物は唯一SCP-002-DE-1と指定されています。(SCP-002-DE-1 調査報告 参照。)

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あるサイロの建築物を写した写真

いくつかの発見済み資料によると、この建築物群は19███年に建造、運転を開始されています。19███年にこの建築物群はオフグリッドとなり、放棄されました。新型ICBMモデルの存在は、地下で建造されていたものであると説明がなされているものの、どのようにこのプロセスが行われたかは、現在に至るまで不明のままです。これは地下にある建造部屋の発見が今に至るまで失敗に終わっているためです(SCP-002-DE-1 調査報告 参照)。完成済みモデルは、広範囲に敷設されたベルトコンベヤーによりこの武器庫に搬入されており、そこからSCP-002-DE-2実体は必要に応じてさらにベルトコンベヤーによりサイロへと運ばれます。サイロにてそれらは、ある種の工業ロボットの補助を受け配置、発射準備が行われます。

いくつかの建造物からは強力な放射線が放出されており、計測値は40シーベルトに至ります。この量の放射線は永続的な通信障害、内出血、さらなる放射線障害の症状を引き起こします。前述の建造物と比べて、それら以外の地上の建造物は明らかに微量の放射線しか放出していません。地下における強力な放射線は、損傷のある原子炉から放出されています。この原子炉は調査隊にとって発見されました(SCP-002-DE-1 調査報告 参照)。

レベル5防護服を着用した調査隊は、方向感覚を失った状態であったのを発見され、生きたまま外へと連れ出すのに大いなる困難を伴いました。地下道から運び出されたすべての隊員は、2週間後に放射線障害のため死亡しました。地下に取り残された一人の隊員は何らかの説明不明な方法で25時間地下道にて生存していました。彼はオーディオレコーダーを用いて、いくつかの音声データを記録しており、その中には、彼の死の瞬間に記録されたものもあります(██████ 博士の音声記録 参照)。これらの記録は、別の調査隊によって発見されました。██████ ███ 博士は████年6月4日、12時30分ごろに死亡したと推定されています。享年は32歳でした。██████ 博士の家族には、労働中の事故のため死亡し、そのゆえに遺体がないと説明されています。彼の遺体は強力すぎる放射線のため収容されていません。

中央制御室はごく少量の放射能を有しています。中央制御室は建築物-1と指定され、複数のコントロールパネルおよび画面があり、それらは北側の壁に配置されています。調査結果によると、SCP-002-DE-2実体の発射は建築物-1から行われています。いかなる人的な相互作用がなくとも発射されますが、手動でも発射することが可能です。これらの反応は2段階からなっています。まず初めに、目標座標と発車時間をコントロールパネルに入力しなければなりません。次に、2本のセキュリティーキーを既定のカギ穴に差し込み、90度回転させます2。この2つの段階が完了すると、大きなカチッという音の後、警報サイレンが鳴り響きます。この音はコントロールパネルから発せられたもので、コントロールパネルには発射メカニズムが始動したらしいことが映し出されています。カチッという音が鳴りやむと、人工音声が、目標座標と発射時刻を読み上げます。これが終わると、同じ人工音声が10から0へのカウントダウンを行います。ハッチはカウントダウンの最中に開き、0になるとロケットが発射されます。

ICBMが人為的に大量に発射される可能性があるためSCP-002-DEをThaumielオブジェクトとして取り扱うという提案がO5協議会になされましたが、O5協議会によってこれは却下されました(O5-SCP-002-DE-Thaumiel 参照)。

発射されたSCP-002-DE-2実体の着弾阻止は必要不可欠であり、どのような場合でも遂行されなければなりません。これは、SCP-002-DEによる攻撃が成功した場合、攻撃を受けた国が速やかに反撃を開始する想定がなされるためです。

発見経緯: SCP-002-DEは北海の近くに突如出現しました。この件は衛星によるスキャンにて確認されており、SCP-002-DEの収容を目的としたMTF部隊が結成されました。SCP-002-DE出現については現在に至るまで解明されていません。

重大インシデント002-Surt
O5-SCP-002-DE-Thaumiel

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