SCP-004-CS
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SCP-004-CSの車内

アイテム番号: SCP-004-CS

オブジェクトクラス: Euclid

脅威レベル: ● 黒

特別収容プロトコル: SCP-004-CSへの全ての入り口から半径500mの地点には、有刺鉄線を備えた1000Vの電流の流れる2mの高さの電気柵が設けられ、さらにSCP-004-CSへの入り口から半径400mの地点には、5mの高さのコンクリート壁が設置されます。フェンスは毎週、損傷がないか点検される必要があります。コンクリート壁は、CCTVシステム、及び壁の内と外両方に、呼吸用マスクを装備した5人の警備員(各警備員の間隔は10~5m)によって常に監視されている必要があります。SCP-004-1-CS対象物は、全てSCP-004-CSを離れた直後に終了されます。もし壁が破壊された場合、警備員は、SCP-004-1-CSがフェンスに到達する前にその位置を把握し、終了する義務があります。SCP-004-1-CSがフェンスを突破した場合、Delta-XK-クラスシナリオが発生します。裁量によって、通常は2年おきに、SCP-004-CSに関する、「建設計画の着工」について通知されます。


説明: SCP-004-CSはプラハ地下鉄のD線です。SCP-004-CSにどのようにして異常性が発現したかは不明です。これらの異常性は、1995年█月██日に発現しました。SCP-004-CSは、SCP-004-1-CSを始点から終点までの区間で不規則に開放します。SCP-004-1-CSは、1995年█月██日から1995年█月██日までの間にSCP-004-CSに搭乗した人物であると推測されています。SCP-004-1-CSは、腐敗の進行した人間を連想させる外見の生物です。身体の完全に分解されてしまった部分は、プラハ地下鉄の一部分で置き換えられています。SCP-004-1-CSは、その物理的状態にかかわらず、最大25km/hの速度で移動し、500N以上の押圧力を発生させることが可能です。置き換えられた部品は、SCP-004-1-CSを物理的に強化する特性があります。SCP-004-1-CSは、半径50m以内に胞子を放出し、胞子を吸入した人物は、SCP-004-1-CSに変異します。

補遺SCP-004-CS A:
SCP-004-CSの調査により、[データ削除済]のワゴンに存在するノート(おそらく、「リーダー」の日記)の存在が明らかになりました。
ノートの内容の抜粋:

週: ████

攻撃開始前スピーチ:今日、私は君たちをここに集めて、これが地表のやつらの最後の週になることを*高らかに叫び*、表明する!まさに、その一週間で我々は皆、同胞であった市民によって放り込まれた、この場所から脱出するのだ!その一週間で、我々の経験した痛みや苦しみを、やつらに思い知らすことができるよう、全てを変革するのだ!


なんだってんだこれは

9日後、5000体以上のSCP-004-1-CS対象が、東の[データ削除済]駅を突破し、Delta-XK-クラスシナリオが発令されました。

補遺SCP-004-CS B:
Delta-XK-クラスシナリオ時の手順が完了してから34日後、[データ削除済]から脱出したSCP-004-1-CSに対する身体検査が行われました。その結果、ポケットから紙切れが発見されました。内容は以下のとおりです。

必ず戻ってきてやるからな。


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