SCP-028-FR
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病院の通路内で発見された写真、文脈不明。

アイテム番号: SCP-028-FR

脅威レベル:

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-028-FRは█████の北東郊外に放棄された病院です。SCP-028-FR内には多数の人型実体が存在するため、病院への入口にセキュリティステーションが設置されました。セキュリティステーションは15人の警備員を駐在させることが可能です。脱出の試みは見られませんでしたが、脱出を防止するためにベアリングシステムを設置する必要があります。また、SCP-028-FR-4が脱出を試みた時、セキュリティ担当職員は接触する可能性を回避するために特殊装備をしなければなりません。それに加え、侵入者を妨げるためにサークルシステムも設置する必要があります。試験中、セキュリティ担当職員および研究員は偶発的な感染を防ぐために特殊な汚染防護服を装備しなければなりません。SCP-028-FRから排除された被験者は検疫所に置かれなければならず1、被験者がSCP-028-FR-4に与えられた疾患を判定するためにいくつかの試験に合格しなければなりません。未知の疾患が発見された場合は検体を採取し、被験者を出来るだけ早く終了する必要があります。

説明: SCP-028-FRは中央に位置する階段と両側から侵入可能な6列の座席から成る円形劇場です。対象は唯一の脱出方法である中央階段下部に配置された小さなドアを通って出入り可能です。SCP-028-FRには1██人(SCP-028-FR-1、SCP-028-2、SCP-028-3、SCP-028-4は含まれません)の人間が永久に存在します。SCP-028-FR内の実体は50から60歳に相応するドレスを身に付けています。被験者がSCP-028-FRに侵入すると、SCP-028-FR-1は被験者を円形劇場の中央に座るように促し、SCP-028-FR-2と過去に犯した犯罪について議論を開始します。議論が終了すると、劇場外に存在する1██人が手を上げることで投票し、被験者が患う疾患を決定します。SCP-028-FR-1、SCP-028-2、SCP-028-3およびSCP-028-4はSCP-028-FR内に存在する1██人とは異なる役割を果たします。

  • SCP-028-FR-1は眼鏡をかけた約25歳の若い男性であり、カジュアルな外観および態度です。弁護人と同等の立場であり、罰として軽度の病気を求めることによって被告人を防衛します。
  • SCP-028-FR-2は約35歳の中年男性であり、冷たい態度でしばしば腕を組んでいます。検察と同等の立場であり、重大および致命的な病気を求めることによって被告人を非難します。
  • SCP-028-FR-3は看護服を着た約35歳の女性であり、中立的な立場をとることが多いようです。未知の方法で被験者の医学的および法的履歴を認知し、SCP-028-FR-1およびSCP-028-FR-2からの質問に答えます。
  • SCP-028-FR-4はSCP-028-FR-1、SCP-028-2、SCP-028-3とは異なり、黒い服を着た約20歳の若者であり、しばしば冷たい態度をとります。被験者の逃走防止のため、出口の前に座っています。SCP-028-FRを離れる前に被験者に触れ、決定した病気を疾患させます。

補遺-028-FR-01:

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