SCP-043-TH
rating: +7+x

アイテム番号: SCP-043-TH

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-043-THはサイト-██内に建築された10×12mの収容室に収容されます。収容室の温度は−5度〜5度で固定されています。SCP-043-THには必ず一日5kgのアイスクリームを提供しなければいけません、でなければIC-043の再発に繋がります(補遺3を参照してください)。IC-043が再度発生した場合サイト全体の緊急セキュリティー機能が発動します、最初のIC-043の後、SCP-043-THへの収容室の扉は強化され、事後処理は全てDクラス職員によって行われます。

サイト内のカフェテリアにアイスクリームを持ち込むことは禁止され、持ち込んだ職員は処罰されます。

説明: SCP-043-THはバニラ風味のアイスクリームからなる人型実体です。調査の結果、SCP-043-THの皮膚からは未知の方法で砂糖、人間の脂肪を含んだ溶けたバニラフレーバー風味の液体が分泌されることが明らかになりました。液体を検査した結果、液体は温度の変化に正常に反応することがわかりました。

SCP-043-THは通常の人間と同様に行動し、SCP-043-THは自身から生成された液体を他の職員に食べるよう促します。職員がSCP-043-THの申し出を受け入れるとSCP-043-THは歓喜の表情を見せます。SCP-043-THの生成した液体を食べた職員は酷い味がすると言い嘔吐する場合もあります、その後職員に通常のアイスクリームを提供した場合ほとんどの場合は職員は拒否します。ある男性職員はSCP-043-THの生成した液体の味を[編集済]と表現しました。職員に通常のアイスクリームを食べるよう強要した際、バニラフレーバーか否かに関係なく提供されたアイスクリームの味をSCP-043-THが生成した液体の味と全く同じだと証言しました。その後の調査でSCP-043-THの生成した液体は味覚に影響を与えることが判明しました(補遺1を参照)。

SCP-043-THは常に金属製のスプーンを保持しています(以下SCP-043-TH-1と呼称)。SCP-043-TH-1は使用されない間はSCP-043-THの腹部に常時保管されます。SCP-043-TH-1に触れた職員は体を徐々にアイスクリームへと変化させたため(以下変化した対象をSCP-043-TH-2と呼称)SCP-043-TH-1の異常性が発覚しました。その後SCP-043-THはSCP-043-TH-2を捕食します。SCP-043-THがSCP-043-TH-2を捕食する理由は███████████だと予想されています、対象がSCP-043-TH-2へと変化するプロセスは現在調査中です。

補遺1: SCP-043-THの実験

対象: D-26849
結果: D-26849にSCP-043-THの生成した液体を食べるように指示してSCP-043-THの収容室に侵入させました、D-26849はSCP-043-THの生成した液体を収容室に吐き出し、職員とSCP-043-THに怒鳴りつけました。その後財団は別のアイスクリームをD-26849に提供した結果、D-26849はSCP-043-THの生成した液体と同じ味だと答え、騙してSCP-043-THの生成した液体をまた提供したかと質問しました。しかしD-26849に提供されたのは通常のストロベリーアイスクリームでした。

補遺2:

対象: D-26850
結果: D-26850にSCP-043-TH-1を回収するように指示してSCP-043-THの収容室に侵入させました。D-26850がSCP-043-TH-1を回収した直後、D-26850の手はゆっくりとアイスクリームへと変化していきました。D-28650はSCP-043-TH-2に変化する直前まで泣き叫び続け、3分後SCP-043-TH-2に変化しました。SCP-043-THはSCP-043-TH-1を回収し、それを使用してSCP-043-TH-2を少し溶かした後捕食しました。

補遺3: インシデントIC-043

SCP-043-THの怒りの叫びを聞いたのは2週間前だった、奴は収容室の扉を殴りながらアイスクリームを要求してきた。俺たちは奴にアイスクリームを与えたが奴はまだ欲しいと言いやがった、何人かの研究員は面白がって見ていたがあいつらもこの事は二度と忘れないだろう。俺たちはD-22356に奴の要求を聞いてこいと命令した、そしたら奴は突然敵対的になってD-22356に襲いかかった、奴は自分が持ってたスプーンで自分の分泌液を無理矢理D-22356の口に流し込みやがったんだ。その間奴はずっと体から分泌液を垂れ流し続けてた、収容室内は−5度で分泌液が溶けることは無かったはずだ、だが少し経った後収容室内から奴の分泌液が流れ出てきて警報が鳴り響いた。すぐに全職員を避難させようとすると壁からも分泌液が出てきて奴らを追いかけるように動いていると別の研究員が俺に言ってきた、酷い匂いだったよ。幸い全職員は避難して漏れた液体には誰も触れなかった、最終的に収容エリア付近の温度を急激に低下させてこのインシデントは終わった。

その後収容室の温度を−5度から−8度に変更するだとか収容室の壁を厚くするとかプロトコルを変更する予定らしいが早くやって欲しいものだ、俺たちはもうあの忌々しい液体を見たくないんだよ。

ソナス・███████博士

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