SCP-046
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主にイノデ属(Polystichum)からなる、SCP-046から切り離された連枝。

アイテム番号: SCP-046

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-046の周囲の土地は購入され、フェンス、バリケード、致死的な罠を含む何層もの保安設備で囲まれています。一帯が私有地であることを示す複数の印があからさまに表示されています。SCP-046に一般人が到達しないように、一帯は常に厳重に警備されています。SCP-046の周囲50㎞圏内で働く全ての職員は、いかなる潜在的な致命的病気も持たないことを確実にするため、厳しいメディカルチェックを受けることになっています。その上、自傷、自滅の傾向が顕在的に、または潜在的にもつ職員が50㎞圏内に入ってこない様に、更なる精神衛生検査が行われることになっています。如何なる傷を負った職員も、SCP-046の周囲50㎞圏外に存在する病院へと避難することになっています。SCP-046の周囲の全ての植物は一掃され、SCP-046に接触しようとする全ての動物は接触前に終了し破壊されることになっています。

先に詳述したように、SCP-046の近くの地域への旅行かあるいはSCP-046そのものかどちらかに異常な関心を見せた如何なる職員も、メディカルチェックを受けることになります。これらの収容手順へのいかなる修正でも、この文章に書き加えられる前にO5司令部の承認を得ることになっています。適切な承認なしにこの文章を修正しようとしている如何なる職員も、降格され配置転換されることになっています。

説明: SCP-046はケンタッキー州南西部にある捕食性の植物群です。SCP-046は二つのパーツからなります。SCP-046-1は植物の大きな集団で、他の植物の派生種もいくつかみられるものの、主にアルバオーク(Quercus alba)、セイヨウヒイラギ(Ilex aquifolium)、ツキヌキニンドウ(Lonicera sempervirens)といった土着の植物から大部分はなります。SCP-046-2はSCP-046-1の周囲の土地で、基準地からざっと半径20mに及ぶ円形の地域です。この地域がSCP-046の主要な給餌地域です。SCP-046は幻覚を見せて50㎞圏内のエサを自身の元に引き寄せる能力を持ちます。職員を避難させる全ての方法はSCP-046の能力の圏外に彼らを運び出すことだけです。

潜在的に致命的な身体的損傷または病気を患っている、あるいは自滅的傾向を誘発する心因性障害に悩まされている動物(人間を含む)はSCP-046-2へと向かう強烈な衝動に突き動かされ、SCP-046-1に向かってうつ伏せになります。そのようになった個体は、腐生生物と日和見感染症の異常なまでに強力な組み合わせから素早く攻撃を受けます。これには壊死性筋膜炎(別名"人食いバクテリア")を発祥することで知られる、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)の幾つかの種を含みます。その形状はStachybotrys chartarum、または"クロカビ"に類似した菌類胞子で、対象を汚染し麻痺を誘発します。そして最後に、給餌の最終段階として、SCP-046-1の内部からこれまでに知られていない種の昆虫が出てきて、消費を完了します。SCP-046は影響を受けた個体、とりわけ人間のようなより大きな哺乳類の消化を経て栄養を得ているようにみえます。SCP-046が成長するかどうかは分かっていません。したがって、その能力について更なる情報を得るまで、SCP-046に餌を与えないために様々な手段が取られることになっています。それには個体がSCP-046のもとに到着する前に解雇して、別の場所でその死体を処分することも含みます。

補遺046-A SCP-046に影響された特定の職員が示す異常な効果のために、SCP-046についての知識によってもたらされる潜在的ミームの影響の調査が進行中です。文章046-07への接触はレベル4以上の職員に制限されています。

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