アイテム番号: SCP-057
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: サイト57がSCP-057用施設として構築されましたが、これはSCP-057の再配置は実行できないからです。大変都合のいいことに、建造物についての外的知識はどれもその発見時の環境から知れるものであり、それ故保安についての懸念は些細なものです。収容手続としては非認可のアクセスを妨害すること以外には必要ありません。全ての研究は、更なる指定があるのでもなければルイス博士とウォルストン博士に委任されることになります。
SCP-057内に置かれたものは回収できないので、アクセスは最低二人のO5メンバーの認可を経て許可されることとなります。
説明: SCP-057は半地下の小室で、おおよそ高さ三メートル直径十八メートルの円筒形をしています。貫入不可能な暗灰色の石でできています。室内には天上から床まである平行六面体の石版が何ダースもあり、それらはSCP-057が活性状態にある間様々な方向にスライドします。発見されたのは█████の地下数メートルにおいてで、SCP-███の保護収容囲繞地建造中の██/██/████のことでした。結果として、SCP-███はサイト██にある別の場所に割り当てられました。
入口は北東方向に位置しています。誰か人間が入室したらドアが閉じ、室内の壁は、被験者が建造物の中で安全な経路を進み続けるよう常に注意しなくてはいけないような仕方で動きます。石版はゆっくりと開いたり閉じたりしますが、これは被験者が打ち負けるか疲れ果てるまで続き、そのときが来たらSCP-057は被験者を押し潰し、およそ二十秒を空けて本来の不活性な状態に復帰します。このプロセスはSCP-057内の被験者が生きている限り続き、何日も続くところまではわかっています。建造物の限界を計量しようと更なる試験を提案することは非推奨となっています。動物、機械、死体により試験をしたところそれらでは何も起きないとわかりました。生きて、呼吸している人間のみがSCP-057に入室した際にこのプロセスを起動できます。