注意事項.実験項目が長くなりすぎることを防ぐため、雑多な内容は記録されないことが決定しました。3つの項目だけ書いてください。調理者、材料と簡略にまとめたレシピ、調理結果及び摂食結果の3つです-Clef博士
実験記録062-KO-1- 日付20██/██/█
調理者: エージェントKaile
材料およびレシピ: 卵、牛乳、塩。材料を混ぜ、油を引いたフライパンで加熱した
調理及び試食結果: 平凡なスクランブルエッグ。味は良好。異常な症状は無し。
実験記録062-KO-2- 日付20██/██/█
調理者: D-2073
材料およびレシピ: 米、牛乳を混ぜた水。牛乳を混ぜた水で米を1時間ふやかし、釜で焚く
調理及び試食結果: 不自然に艶のいいご飯。調理者が食し、食後皮膚の状態が改善された。他の女性職員が上記のレシピ通りに調理するも、同一の効果は得られず
実験記録 062-KO-3 - 日付 20██/██/█
調理者: Axle研究員
材料及びレシピ: ベーコン、ごま油、コショウ、パセリ粉末、鶏がらスープ。フライパンにごま油を引いてベーコンを焼き、コショウとパセリをかけた鶏がらスープに焼いたベーコンを入れて煮込む。
調理および試食結果: コショウとパセリが同時に匂う肉のスープ。D-4302が試食し、少々脂っこいが悪くない味と評する。試食後に被験者を検査した結果、体の筋肉が23%増加したことが判明した。効果は36時間続いた。
実験記録 062-KO-4 - 日付 20██/██/█
調理者: Sane 博士
材料及びレシピ: ピーマン、アスパラガス、マツタケ、レタス、マヨネーズ、ケチャップ。上記の材料をすべて和え、予熱したオーブンで5分焼く。
調理および試食結果: 『焼きサラダ』。調理者がためらいながらも試食する。意外とクセになる味とのこと。試食者はこのあと5時間の間、優れた事務処理能力を見せた。検査の結果、脳の活動が40%増加していたことが判明した。
-誰でもいい、あのレシピがまた出てきたら、まっさきに私に連絡するように。この素晴らしい料理は、財団の全職員に振舞われるべきだ-Sane 博士
実験記録 062-KO-5 - 日付 20██/██/█
調理者: Kastro研究員
材料及びレシピ: ナス、紫(必ず紫色でなければならないと書かれていた)レタス、イチジク。イチジクとレタスの汁を絞り、そのシルト水を混ぜたものに残りの材料を入れ10分間煮込む。
調理および試食結果: 奇妙な紫色のスープ。材料は原形をとどめないほど煮崩れし、ポタージュ状になっていた。Dクラス職員に試食させ、被験者は「紫色の味がする」と報告した。以降4時間の間、被験者は全身が紫色になり、寄生を発しながら、非常に耳障りな高いトーンの笑い声をあげ続けた。
実験 062-KO-6 - 実施日 20██/██/█
調理者: Light 博士
材料及びレシピ: 乳児用粉ミルク、卵、トウモロコシ、バター。粉ミルクを水に溶き、トウモロコシをつぶしたあとに上記の材料をすべて煮込む。
調理および試食結果: 黄色いスープ。D-3054(男性)が試食。試食して即座にD-3054は腹部が大きく膨らみ、中に何か重いものが入っていると報告。9時間後、D-3054は強烈な腹痛を訴え、[データ削除済]D-3054はその場で即死、[データ削除済]は即座に実験室に運ばれるも、5時間後に[データ削除済]。
実験 062-KO-7 - 実施日 20██/██/█
調理者: Bright 博士.
材料及びレシピ: SCP-504、トウモロコシ、コショウ、バター、牛乳。材料をすべて鍋に入れ、長い時間をかけてじっくり煮込む。
調理および試食結果: 少し黄色っぽいトマトスープ。Bright博士自身が試食。試食後Bright 博士は5時間の間ジョークに関してのみ非常に批評的になり、寒いジョークを聞くと即座にジョークを発した人物に攻撃を加えながら、より寒いツッコミを入れた。打撃はそれほど痛くなかった模様。
実験 062-KO-8 - 実施日 20██/██/█
調理者: Failnote 博士
材料及びレシピ: 人の爪、牛の舌、ソンジ1、牛骨スープ。爪を粉にして牛骨スープに加え、牛の舌とソンジを入れて煮込む。
調理および試食結果: 正体不明のスープ。Kim研究員が試食。味はいまいちだが、食べられないほどではないとのこと。試食から3分後にKimは全身に痛みを訴え、5分後には体格が20%大きくなり筋肉が増大、頭が牛のものに変化した。驚いた警備員たちが制圧射撃を試みたが、銃弾がはじかれた。Kimはその警備員たちに自分を撃たないようボディランゲージで伝え、筆談で自分に理性があることを知らせた。肉声では牛の鳴き声しか出せなかった。対象は8時間後に元通りになり、「とても不思議な気分です」とだけ報告した。変異によって破れた制服は廃棄され、Kimには新しい制服が支給された。
実験 062-KO-9 - 実施日 20██/██/█
調理者: King 博士
材料及びレシピ: リンゴの種数個。リンゴの種を粉にして水にとく。
調理および試食結果: リンゴの種の粉をといた飲み物。D-0934が試食。試食後、被験者は5分余りの間、リンゴの種とは何なのか、ということに関して深い考察を行った。
実験記録 062-KO-10 - 日付 20██/██/█
調理者: Clef 博士
材料およびレシピ: 豚肉のダシ、ネギ、ニンニク、豚肉、 SCP-420-J
調理及び試食結果: 変な匂いのする豚肉のスープ。 Clef 博士本人が試食。試食から2分後、Clef 博士は意識時不明の重体に陥り、4分後には大げさな声で笑ったり泣いたりを繰り返した。Clef 博士は20分余りで正常な状態に戻り、[あれは悪魔の料理だ、くそったれめ!]と評価した
-今週のレシピはこれくらいにしておこう。このままでは研究員が全滅しかねん。追加の実験記録があるならば、文章に書き起こしておくこと。 -O5-█
実験記録 062-KO-12 - 日付 20██/██/█
調理者: D-3123
材料およびレシピ: 牛肉、豚肉、鶏肉、パン2枚、ケチャップ。肉をすべてあいびきにし、平たい円形に形成したのちに、オーブンで3分焼く。そのあと、ケチャップを塗りパンで挟む。
調理及び試食結果: D-3124が試食。「まるで…こいつぁまるで…おぉぅ」D-3124は[データ削除済]。その後、睡眠状態に入る。のちにD-3124は「LSDとコカインとモルヒネの混合物を大麻巻きにしてキメたような感じがした」と証言。
実験記録 062-KO-13 - 日付 20██/█/█
調理者: Clef 博士
材料およびレシピ: タコ、イカ、しし唐、サツマイモ、バラのオイル、スギの樹皮。タコとイカ、しし唐とサツマイモをざく切りにし、水にバラのオイルとスギの樹皮を入れて1時間煎じたものに加えて3時間煮込む。
調理及び試食結果: [データ削除済]。完成品は鍋を開けると同時に鍋から飛び出し、調理室内を疾走。保安要員の拳銃射撃が5発命中したのち、行動を停止した。Clef博士が試食を拒否したため、D-5452が試食。被験者は「蒸したタコの味がする。悪くない味だ。」と証言するも、6時間後に[データ削除済]。D-5452はその場で処理され、この過程で職員2名が死亡、4名が重傷を負った。
-イカにタコ、そこにバラオイルが入った時に気付くべきだった。この本を書いたばあさんの顔が見てみたいもんだな。 -Clef 博士
実験記録 062-KO-15 - 日付 20██/█/█
調理者: D-3305
材料およびレシピ: SCP-682の尻尾の肉、コショウ。SCP-682の尻尾肉を食べやすい大きさに切って焼いたのち、コショウで味付けすること。
調理及び試食結果: 材料調達の問題で調理されず。
―ふむ、大変結構。レシピに従えば美味しいステーキが出来上がるでしょう。で、682の尻尾をとってこれる人、誰かいますかね? -Light 博士
実験記録 062-KO-16 - 日付 20██/█/█
調理者: Jadite研究員
材料およびレシピ: 蚊の目玉、トウモロコシ、コショウ、バター、牛乳。つぶしたトウモロコシとバター、牛乳を煮込んだのち、細切れにしたトカゲの尻尾と蚊の目玉を入れてコショウで味付けする
調理及び試食結果: コーンスープと思われる液状の食品。Jadite研究員が試食。被験者は「味は良くないが、食べられないことはない」と報告。試食後6分から5時間の間、「周りがより鮮明に、はっきりと見える」と証言した。検査の結果、Jadite研究員の視力が0.75上昇したと判明した。
実験記録 062-KO-17 - 日付 20██/█/██
調理者: Clef 博士
材料およびレシピ: 黒色火薬、コショウ、トウガラシ粉、タマネギ、ネギ、ジャガイモ、ニンニク。上記の材用を釜に入れ、じっくりと煮込む。
調理及び試食結果: 黒光りする液状の食品 。D-2387が試食。被験者は試食するとすぐに全身の痛みを訴え、30秒後に[データ削除済] 被験者はその場で激しく爆発して即死、おおよそ5,000hPa以上の圧力で半径8メートル以内に歩ねと肉片、血液をまき散らした。これによって調理室にいた職員4名が死亡、15名が重傷を負った。
-学習能力がないのか?材料を見て何かいやな予感がしたなら、格好つけずに作ろうとするな!肉片の掃除で、調理室が3日間使えなくなったんだぞ! -Clef 博士
-作ったのは君じゃないか-Bright 博士
-Clef 博士、自分の失策を隠すためにデータ抹消を利用することは許されません 。該当データは復元され、多くの研究員たちに教訓として刻まれるでしょう。-O5-█
実験記録 062-KO-18 - 日付 20██/█/██
調理者: Light博士とKatlin研究員の合同調理
材料およびレシピ: ユリの葉、バラの葉、レタス、キャベツ、パプリカ、リンゴ、サラダドレッシング。上記の材料をすべて和え、5℃以下の温度で30分間保管する。
調理及び試食結果: コールドサラダ。調理者2名がともに試食。被験者たちは『とても懐かしい味がする』と証言し、食事中多くの会話を交わした。食事が終わるころには、非常に親密な関係になった。 Light 博士と Katlin研究員は今回の実験が初対面である。
実験 062-KO-19 - 実施日 20██/█/██
調理者: Blano研究員
材料及びレシピ: 花こう岩、チキンブイヨン、鶏胸肉、塩。チキンブイヨンに塩を加え、花崗岩を入れて1時間煮込んだ後によく混ぜる。
調理および試食結果: チキンスープ、花こう岩はフニャフニャになり、お玉で混ぜるとスープに溶け込んだ。 調理者が試食。被験者は「少し土の味がするが、これはまあこれで」と証言した。試食から5分後、被験者は「体が重い」と言い、さらに10分後、体の異常を報告した。直後被験者の表皮が硬く固まり始め、試食から20分後には全身が岩のように固く変化した。実験の結果、Blano研究員は外部からのあらゆる物理的衝撃に対する耐性が60%上昇し、耐電性、耐毒性も非常に高くなったが、50m走の記録が10秒ほど長くなった。Blano研究員は体が重く、すべてが面倒なことを除けば耐えられなくもないと証言。『石化』効果は24時間続いた。
実験 062-KO-20 - 実施日 20██/█/██
調理者: Cresto研究員。財団職員及びDランク職員の管理責任者。
材料及びレシピ: 強めのシードル、モーニングブレッド、卵、ベーコン、チーズ。チーズを溶かした後に卵に混ぜたものでベーコンとモーニングブレッドを焼き、それをシードルに5分漬けておく。
調理および試食結果: 少し冷えた、濡れた焼きベーコンとモーニングブレッド。調理者が試食。試食者は「リンゴの香りが混じっていて、しょっぱい味がする」と報告し、食後15時間の間、一般職員と博士達の待遇の差に関して大きな関心を持った。結果として、職員たちとDランク職員に対する待遇改善計画を作成るなどの行動を見せるが、効果終了後、計画案を一瞥するとそれを廃棄した。
-それでこそ財団のお偉いさんだ。 -Bright 博士
実験 062-KO-21 - 実施日 20██/█/██
調理者: D-3658.
材料及びレシピ:ジャガイモ、ニンジン、小麦粉、塩、コショウ、シラカンバ、SCP-447-2。ジャガイモとニンジン、シラカンバの皮を粉にし、小麦粉とSCP-447-2に混ぜて生地にし、塩コショウで味付けしたのちにフライパンで焼く。
調理および試食結果: 少しミントの香りがする、白いジャガイモのパンケーキ。調理者が躊躇いながらも試食。試食者は「香ばしくてしょっぱい」と言い、特に木の部分がカリカリだと報告、完成品を大いに気に入っていた。試食後1分後から、試食者は歯茎や歯が硬くなっていくようだと報告し、3分後には試食者の歯の強度が急激に高くなったことが判明した。実験の結果、被験者の顎の力は██%上昇し、岩石や金属などを摂取しても何ら問題がなかった。効果は時間続き、効果終了後被験者の歯が全体的に揺れるも、時間を置かず元に戻った。
実験 062-KO-22 - 実施日 20██/█/██
調理者: Zhsan研究員
材料及びレシピ: 小麦粉、バター、牛乳、チキンブイヨン。フライパンにバターを溶かし、小麦粉を炒めて牛乳とチキンブイヨンを加えて煮込む。調理中、調理者が誤って自分の携帯電話をフライパンに落とした。
調理および試食結果: 若干黒味がかったクリームスープ、携帯電話はフライパンに入ると同時に溶け出し、2分後に完全に溶けてしまった。D-9823が試食。被験者は「普通のクリームスープだけど、後味がピリッとしている」と言い、食後10秒で突然奇声を発しながら[データ削除済]。被験者は即座に失神し、周りの職員やDクラス職員は頭痛を訴え、被験者の周りの電子機器は故障や大きな影響を見せた。
-メールが一度に██個も来たと思ったら、このせいだったのか -Blano研究員
-これからはSCP-062-KOで調理を行う際、調理と関係のないものは必ず片付けてから行うこと。それから先ほども言いましたが、落とした携帯電話の代わりは自費で購入してください、Zhsan研究員。 -K██████ 博士
実験 062-KO-32 - 実施日 20██/█/██
調理者: Kanako 博士
材料及びレシピ: 小麦粉、卵、バター、塩、砂糖、ラード、鶏むね肉のミンチ、ハーケンクロイツ型のクッキー(調理前に焼いておく)。小麦粉と卵、バター、塩と砂糖で生地を作り、ラードと鶏むね肉、そして細かく砕いたクッキーを加えてオーブンで焼く。
調理および試食結果: 半分は白く、半分は赤味のかかった平凡なパン。D-3758が白い部分を一口切り取って食べた。被験者はパンを食べた後あらゆる要請及び命令に対し、非常に協力的かつ従順になったが、『感情が無いような』状態になり、極めて受動的になった。赤味のかかった部分はKanako 博士直接食べた。Kanako 博士は試食後、非常に進取的かつ胆力が強くなったが、他者との協調性が急激に低下し、非常に暴力的になった。効果はそれぞれ15分間続いた。
思うに、これは独裁者とその被支配者たちを摸式化しようとする食べ物のようだが…なんというか…私が見たそれは…SM? - A██████研究員
実験 062-KO-35 - 実施日 20██/█/█
調理者: Elciano研究員、Aisha 博士
材料及びレシピ: 砂糖、コショウ、インド風カレー粉、ペパーミント、少なくとも3種類の素敵なもの(調理前の投票により3㎏の金塊、成人向け雑誌、ダイアモンドが選ばれた)。上記の材料をすべて鍋に入れ、じっくりと煮込む。
調理および試食結果: [データ削除済]。結果物は非常に従順で協力的だったが、該当する調理に立ち会ったすべての人物が食べることを拒否した。現在結果物は検疫所に移され、致命的な疾病及び病原菌を保有していないか確認中。
途中で適当な化学薬品を うっかり 放り込んでいれば、KeterクラスのSCPが出てきたことに10ドル賭けるぞ。 - Bright博士
実験 062-KO-38 - 実施日 20██/█/█
材料及びレシピ: ニンジン、ブロッコリー、ジャガイモ、牛ロース、バターと牛乳。フライパンにバターを溶かして牛乳を加え、食べやすい大きさに切ったほかの材料を入れて煮込む。
特記事項として、調理法に煮込む時間が指定されていた。30分、2時間、36時間が描き込まれており、そのうち30分と36時間には取り消し線が書き込まれていた。実験では、3つの調理法全てを実行した
実験 062-KO-38-1 - 実施日 20██/█/█
調理者: Aisha 博士
材料及びレシピ: 38番のレシピ、煮込み時間は30分。
調理および試食結果: 平凡なクリームシチュー。調理者が試食。味は良好。特記事項無し。
実験 062-KO-38-2 - 実施日 20██/█/█
調理者: Bright 博士
材料及びレシピ: 38番のレシピ、煮込み時間は2時間。
調理および試食結果: 白く脱色された食材たち。水分は全く残っていなかった。調理者が躊躇いながらも試食。被験者は肉も野菜も全部牛乳味だと不満を言い、その後15分余りの間、全身にチクチクするような痛みを感じると証言。30分ほど後、被験者の伸長を測定した結果、身長が2cm増加した。
実験 062-KO-38-3 - 実施日 20██/█/█
調理者: Clef 博士
材料及びレシピ: 38番のレシピ、煮込み時間は36時間。
調理および試食結果: 正体不明の色彩の牛乳。色彩照合の結果、茶色と緑色の中間地点と思われる。D-4548が試食。被験者によると「すさまじく不味い」。被験者は3分後、全身に痛みを訴えながら倒れ、間もなく死亡。検視結果、全身の骨の長さと太さが少しずつ増加していたことが判明。
つまりこいつは、プロトタイプ2つとその完成型ということか?不思議なレシピだな - Bright 博士
実験 062-KO-40 - 実施日 20██/█/█
調理者: Kandinski 博士
材料及び調理法: 小麦粉、砂糖、塩、マーガリン、ガチョウの卵、羊の乳で作った生クリーム、ミルクチョコレート、胎児の死体。小麦粉と砂糖、塩、マーガリンを混ぜて生地を作り、胎児の死体をミンチにしたものを混ぜてオーブンで焼く。その上に羊の乳で作ったクリームとミルクチョコレートを混ぜて作ったチョコクリームを塗る。そのあと、Sandro研究員の提案でイチゴを一つ乗せた。
調理および試食結果: 直径約15cm、厚さ6cmの平凡なチョコレートケーキに見えたが、調理完了後30秒で運動反応を示す。たとえようのない鳴き声で鳴き、調理室内のありとあらゆる糖分を含んだ食料品を吸収しながら大きく成長した。ケーキそのものには銃撃を含め、物理攻撃は全く通用しなかったが、頭と推測される場所に付いていたイチゴを打ち抜くと活動を停止した。停止時点での大きさは高さ150cm、幅65cm。D-6579がスプーンを使って試食。非常に美味だが、なぜかモカ味とのこと。ほかに異常な性質は示されなかった。
実験 062-KO-41 - 実施日 20██/█/█
調理者: Generic研究員
材料及びレシピ: 魚の切り身、ジャガイモ、小麦粉、黒ビール、塩、コショウ、市販のタルタルソース。魚の切り身は小麦粉と黒ビールを1:3の割合で混ぜた衣を着せ、熱した油で揚げる。ジャガイモは小麦粉だけまぶしてから揚げる。どちらも塩コショウで味付けし、タルタルソースを添える。
調理および試食結果: フィッシュアンドチップス。魚の衣は『炭のように』真っ黒になった。 調理者が試食。調理者の心配は外れ、衣は焦げていたわけではなかったが、魚を一口食べるたびに「黒ビールを一口、一緒に飲んでいるような」感覚がし、魚を食べ終えた後は「黒ビールを一杯やったような気分だ」と証言。被験者は以降2時間の間、若干の酒気を帯びた。ジャガイモは特に異常な現象は起きなかった。
実験 062-KO-42 - 実施日 20██/██/█
調理者: Dump 博士
材料及びレシピ: ポテトチップス、ヘーゼルナッツスプレッド。ポテトチップスにスプレッドをたっぷりかけ、よくまぶす。
調理および試食結果: スプレッドが適当にかけられたポテトチップス。調理者が試食。一口食べると被験者は目の色を変え、周りの問いに全く反応せずに食べることだけに集中した。最終的には周りの職員に引きずられることでようやく離れ、カウンセリングの結果「今までこんな味は食べたことがない」と言い、「食べても食べてももっと欲しくなる」と証言した。血液から麻薬成分は検出されず、完成品からも該当する成分は検出されなかった。異常な特性として、完成品は全く減らず、食べきったり破壊されても作られた当初の量に戻った。現在この完成品は容器に詰められ、食堂の冷蔵庫に保管されている。
実験 062-KO-43 - 実施日 20██/██/█
調理者: Kim ██研究員
材料及びレシピ: 薄力粉、バター、砂糖、塩、牛乳、アーモンドの粉末、細かい粉末状にした海綿、化粧用ティッシュ1枚、塩化カルシウム(レシピ上では市販の除湿剤「███ ██」の商品名で表記されていた)。一般的な手作りクッキーの手順に従うが、オーブンで焼く前に海綿の粉と水に浸した化粧用ティッシュ、塩化カルシウムを加える。
調理および試食結果: 見た目は平凡なクッキー。しかしレシピ上の商品名にいやな予感を感じたKim ██研究員は試食を拒否し、代わりにD-14511が試食した。クッキーが舌に触れた瞬間D-14511は動きを止め、Kim ██研究員がD-14511の肩をたたくと総重量21㎏の渇いた塵になり、その場に零れ落ちた。後の研究で、同じく作成されたクッキー50gが3,000,000Lの液体を吸収できることが発見された。これは財団が知る限り最も強力な除湿剤の0.88倍に該当する数値である。
実験 062-KO-44 - 実施日 20██/██/█
調理者: Son Inseop研究員
材料及びレシピ: トウモロコシの粒、パン粉、潰したジャガイモ、ベーコン、小麦粉、卵。ジャガイモ-トウモロコシ-ベーコン-トウモロコシ-とき卵-パン粉の順で材料を小さいたまにまとめてから揚げる。
調理および試食結果: 平凡な見た目の揚げ物。調理者が試食。味そのものはよく、少し塩気が効いているとのこと。試食中に被験者が誤って1つを落とし、地面に落ちると同時にトウモロコシの粒が四方八方に飛び散った。負傷者は被験者一人であり、重傷には至らなかったがトウモロコシの粒が3つ肩に突き刺さり、丸一日治療を受けた。
実験 062-KO-45 - 実施日 20██/██/█
調理者: Killy 博士
材料及びレシピ: カステラ、オレオクッキーの粉、生クリーム、牛乳、チョコレート製品及び飴10種類、葉系の野菜5種類以上。カステラを粉にして板に敷き、その上に生クリームを縫ってクッキーの粉をかける。その後チョコレートや雨を中に埋め、野菜を適当に植えて牛乳をかける。板の大きさは大きいほどよく、長い間食べるなら1週間に1度牛乳を注ぐように書かれている。
調理および試食結果: 黒い土壌のようなケーキ。埋めたチョコレートと飴は盆栽になり、葉野菜は表面が艶々になった。調理者と近くにいたエージェントChopsが志願して試食。ケーキの部分は平凡なクッキーケーキの味であり、盆栽はもともとの製品の味に加えてミルク味が加わっていた。葉野菜はおおよそがパリパリとしており、甘かった。後から葉野菜やチョコレートを加えると、完成品と同じように変化した。現在、この食品は研究のため、特殊作物農場に送られている。
実験 062-KO-46- 実施日 20██/██/█
調理者: ジュソ研究員
材料及びレシピ: イチゴ、砂糖、ハチミツ、牛乳、人の髪の毛一束。上記の材料をミキサーでジュースにする。
調理および試食結果: 外見的には平凡なイチゴジュース。調理者のジョース研究員が試食。平凡なイチゴジュースの味とのこと。試食から3分後、ジュソ研究員の髪の毛が非常に速い速度で伸び、地面に付くほどになった。その後「髪の毛を操れるみたいだ」と髪の毛を利用して様々なことを実行することを見せる。効果は4時間続き、本人が行ったすべての実験終了後、髪の毛を使って通常業務を行った。平常時の3倍の効率を見せた。
備考: 効果が消えた後も髪の毛の長さはそのままだった。伸びた髪の毛は効果終了後に切られ、エージェントの変装用のかつらの材料として使われた。
実験 062-KO-47 - 実施日 20██/██/█
調理者: ジュソ研究員
材料及びレシピ: 牛乳、砂糖、卵の黄身、ゼラチン、バニラエッセンス、クロロホルム。牛乳と砂糖、卵の黄身、クロロホルムを混ぜて加熱し、ゼラチンを加えて冷やす。
調理および試食結果: 外見的には平凡なカスタードプリン。調理者本人が試食。味は市販のプリンとあまり変わらないとのこと。試食から5分後、被験者は急に歌い出し、これを聞いた職員は睡眠状態になった。この効果は4時間続き、その後特異な性質は確認されなかった。