SCP-096-J
アイテム番号: SCP-096-J
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-096-Jの複製三つがそれぞれ別々のUSBフラッシュドライブに保存され、サイト-38の貴重品倉庫ロッカー内に収容されます。財団サイバー分析部隊は、他の任務と同時に、未収容のSCP-096-J実例を発見・削除します。
説明: SCP-096-Jは異常なコンピュータープログラムで、児童や他人が卑猥な要素を見てしまうのを妨げるよう設計されたインターネットブラウザー・アプレットの体裁を採っています。このプログラム『NarrAway』は、サイズが2.4 MBであり、マイクロソフト・インターネットエクスプローラー、モジラ・ファイアフォックス、グーグルクローム、アップル・サファリの機能に合致するよう変更が加えられていることが今までに判明しています。当該プログラムは『無規制』・『半規制』・『全規制』という設定を備えています。
SCP-096-Jを起動したコンピューターは、当該プログラムが卑猥な要素を視聴覚・文学作品から取り除くため、卑猥な要素が表示できなくなります。この機能は、可能なかぎりそれらの要素を持つ物語を編集し、性的会話・状況が似つかわしくない粗筋にするか、あるいは登場人物の行動を改変して性的行為を除外します。これはSCP-1781の作用方式を彷彿とさせ、二つのアノマリー間に関係が存在する可能性を提示しています。参考例としては、実験ログ096-Jを参照してください。
page revision: 7, last edited: 10 Jan 2021 17:55