SCP-100-CS
評価: +12+x

この文書は認識災害を含んでいます。認識災害に対して免疫レベル6+の職員のみが、この文書をチェコ地域理事会の承認後のみ修正することが可能です。

文書は安全に読むことが可能です。


アイテム番号: SCP-100-CS

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-100-CSは現在、確実に収容できる方法が確立されていません。SCP-100-CSの発見後は、ただちに機動部隊が影響を受けたエリアにクラスA記憶処理を大量散布するために展開される必要があります。機動部隊は任務を通してオンラインシステムSCRAMBLEを起動しなければなりません。

説明: SCP-100-CSは壁に、あるいは柱に粘着テープで貼り付けられたA4ポスターです。SCP-100-CSは、SCP-100-CSが生み出すオブジェクト出現の文章を読むことによって活性化される認識災害オブジェクトです。

次の文書の一部は、SCP-100-CS発生のトリガーが含まれています。この文書は、認識災害に対する一時的な免疫のために提供されました。そのため、関係書類の残りの部分はレベル4以上の職員のみ利用可能です。

アクセスコードが承認されました




















































ミーム反応をお待ち下さい

fractal001.jpg
……
…..
ミーム反応有効、推定効果時間は1分、急いで読んで下さい

SCP-100-CSについて書かれています:

雄猫ヴィンセントを探しています


ヴィンセントは4歳の小柄な体格をした子猫です。体重は約3~3.5kgです。彼はここ数日でどこかへ行ってしまいました。
もし見つけた場合は… 知ってる?あのクソ野郎は私に莫大な資産をもたらしたんだ。もしこの意気地なし野郎を見つけたら、殺せ!ヤツの死体の写真はインターネットで晒してやって下さい。あなたを見つけ次第、その毛玉をぶち殺してくれたことに対する謝礼金をお支払いします。

これまでの情報によると、SCP-100-CSの出現はランダムです。SCP-100-CSについてを読んだ後、SCP-100-CSの特性が呼び起こされるまでにおおよそ5分の「潜伏」期間があります。5分後、"ヴィンセント"(以下、SCP-100-CS-2と呼称)と同定されるオブジェクトの猫("Felis catus")はSCP-100-CSの読者の周囲を回り始めると、オブジェクトの周囲にいる全ての動物はSCP-100-CS-2へと変化し始めます。この変身は元の動物が死亡し、その死体からSCP-100-CS-2が離れることに起因するものです。その死因は頭部がねじり切れることによるものがほとんどですが、まれに頭部が内側から食い破られたあとに、頭部が首から外れることがあります。SCP-100-CSを読んだ被験者は、肉体的および言語的の両方でSCP-100-CS-2に対する容赦ない攻撃性を覚えます。そして、ただちに出来る限りの方法でSCP-100-CSを殺害しようと試みます。現時点では、被験者がそのクソ猫をソーシャルメディアにアップロードしたことは確認されていません。もしも、ソーシャルメディアで私を危うく路頭に迷わせかけたあのクソSCP-100-CS-2の写真が検出された場合は、標準的処置α-3が用いられます。

補遺100-CS-A: この文書が書かれている間、勾留がわずかに中断され、███博士がSCP-100-CSの影響に曝露されていたことが判明しました。彼にはクラスA記憶処理が施されました。これにより、SCP-100-CSの効果は、文書を書いた被験者が文書に曝露されたときであっても、書かれた文書に伝染することが確認されました。そのため、認識災害に対する一時的な免疫を引き起こすミーム媒体が含まれるこの文書が提供されました。この文書は上書きされます。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。