アイテム番号: SCP-1002
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1002に繋がった物体は全て、明るく照らされた6m x 6mの部屋に保管されることになっています。SCP-1002-6は適切な大きさの格納庫に保管されることになっています。Dクラス人員は、保管庫や格納庫から10m以内に入ってはいけません。Dクラス人員のための月末の終了に関連した職員は、保管庫や格納庫から10m以内に入ってはいけません。
SCP-1002との接触はすべてロボット・ドローンによって行われます。SCP-1002の保管庫は、戦闘によってまだ人を殺していない3人の警備員によって、護衛されます。SCP-1002-6の格納庫にも同じことが行われます。
説明: SCP-1002は、現在施設で保管している6つの物体が持つ異常な影です。これらの物体はどれも、法を執行する者の制服を着た人間の形をした影を持っています。現在保管中のSCP-1002に繋がった物体は次のとおりです:
- SCP-1002-1: ███████から回収された古時計は、中世の騎士の影を持ちます。
- SCP-1002-2: ███ ████から回収された小さな柱は、██市警察の一員の影を持ちます。
- SCP-1002-3: ███ ███████から回収された大きなプリンターは、ローマの兵士の影を持ちます。
- SCP-1002-4: ███████から回収されたハトは、██████警察の一員の影を持ちます。
- SCP-1002-5: ███ █████から回収された包丁は、██████カジノの警備員の影を持ちます。
- SCP-1002-6: ███████から回収されたボーイング737は、SWAT隊員の影を持ちます。
SCP-1002に繋がった物体は、それらの影以外には異常な振る舞いを見せません。これらの物体に繋がったSCP-1002は、過去6ヵ月までの間にその社会における犯罪行為を行った人間がその物体から10m以内に近づくまでは休止状態にあり、静止しています。この点において、SCP-1002は、休止状態にあるときに似ている影の人間の性質に似て、行動的で明白です。
その後、SCP-1002は、標的にされた人間を追おうとします。SCP-1002は非常に優れた機敏さを発揮し、壁を通り抜けて標的を追跡できるように見えます。標的にされた人間がSCP-1002から10m離れれば、それは元の物体に戻り休止状態に戻ります。
人間がこの影に捕らえられると、その者が犯した罪に比例する体罰を与えられます。体罰がどれだけ厳しくとも、犠牲者は影から10mまでは生きたままで、意識を保ち続けます。注意深い研究を通じて、研究者は次の犯罪に対応した罰を発見しました:
- 微罪(ポイ捨てなど): 指の切除。
- 万引き: 指、舌、目の致命的ではない除去。
- 強盗: 手、耳、舌、目の致命的ではない除去。
- 暴行: 脚への致命的ではない重傷、手、耳、舌、目の除去。
- 殺人: 腕、脚、耳、舌、目の致命的ではない除去。
- 大量殺人: 腕、脚、耳、舌、目の致命的ではない除去。被験者はその後内臓を取り除かれ、被験者の内臓を用いて実験室の天井から吊り下げられました。被験者はエリアから警備員によって連れ出されるまで、2分間動いていました。