
SCP-1004-KO-Jの様子
アイテム番号: SCP-1004-KO-J
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1004-KO-Jは、サイト-50の標準安全保管庫に保管され、2人の警備員および二重ロックで保護されます。職員の許可なしに、対象に物理的接触をすることは禁止されています。ただし、SafeクラスのSCPオブジェクト収容違反やDクラス職員の脱走という状況にある場合には、サイト管理官の許可を受けて厳選された1名が対象を使用することができます。ただし、この場合でも対象をサイト外に搬出することは禁止されます。
収容違反時には、財団の標準防護用安全手袋やピンセットを利用することによって、危険を伴わず保管庫に回収することができます。
説明: SCP-1004-KO-Jは全長35cm、重さ400g程度の金属棒であり、先端に簡易的なピンクの飾りと赤い色のガラスで模造された宝石が付いています。対象は単体では何の異常性も発現しませんが、男女を問わず誰かが対象に身体を接触させるとその者の服装と性格、意識を改変します。
SCP-1004-KO-Jに接触した者は、自分の体の大きさに合わせて華やかなヘッドバンド、大きなリボンが付いたスパンデックス素材の手袋、骨盤をかろうじて隠すことができる程度であるピンクの超ミニスカート、膝下まであるハイヒールブーツとストッキング、そして下着として[編集済み]などに服装が改変されます。この後、再び対象を離せば元の服装に戻ります。服装が変わる途中は対象者が真裸になりますが、全身から数万から数十万luxの光を発散するため、対象を使用する者を肉眼で見ることはできません。 理由は不明ですが、その間は誰もが該当者に接触できなくなります。
しかし、男性が対象を使う場合、あの野郎の該当者の姿はマジ[データ削除済]
SCP-1004-KO-Jの効果を受けた者は大胆さと勇気が増幅され、消失した物や人をより見つけることができるようになり、サイト内から消えたSCPオブジェクトの回収や、脱走したDクラス職員の捕獲などで主に活躍することができます。Dクラス職員が抵抗すると「愛と正義に代わっておしおきよ!」などのセリフを叫びますが、どのような効果があるのかは明らかにされませんでした。
メモ: 誰であれ自分の太ももが太いって自覚がある奴は触れるな。 - ワタナベ管理官
補遺:
201█/█/██ 17:50頃
Dクラス職員の大量脱走によるコードイエローの状況下における録音記録D-5111: はぁ…はぁ…ここは、ここまで来れば安全だろ…
エージェント・リンダ: ここにいたのね、この悪党め!今度は逃がさない!
D-5111: あ?ちくしょう、何なんだ?
エージェント・リンダ: 私は愛の守護者、セイント・リンダ!覚悟しなさい!
D-5111: (笑い声)クッ…ハハハハ、なんだそのビッチみたいな格好は。
エージェント・リンダ: その言葉、後悔することになるわ!パニーショコラアターック!(誰かが激しく殴られる音と男性の悲鳴)
D-5111: うわああ!助けて!狂った女にやられる!
エージェント・リンダ: えいっ、愛の魔法の味はどうだ!愚かな囚人め、えいっ!!
D-5111: うああっ!死ぬ!!助けて…!!(録音終了)
メモ: 今回の作戦も大きな成功を収めました。今後、Dクラス職員の脱走にはこのSCPオブジェクトを積極的に活用する方針です。 - ワタナベ管理官
追加メモ: エージェント・リンダも自分のこの役割に非常に満足しているようだ。