SCP-1006-JP
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襲撃インシデント発生中
ようこそ81管区機動部隊指揮参謀官様。暫定アイテム番号SCP-1WJK-JPの報告書を確認した後、81管区機動部隊作戦室端末へアクセスし、インシデント鎮圧作戦並びにエリア-81JH奪還作戦の指揮を行って下さい。

ノーム.jpg

暫定アイテム番号SCP-1WJK-JP

暫定アイテム番号: SCP-1WJK-JP

暫定オブジェクトクラス: Euclid

暫定特別収容プロトコル: SCP-1WJK-JPは物理的攻撃による鎮圧が可能であると報告されています。先行突入している機動部隊に-9("モータルオフィサー")、機動部隊ぜ-5("デュランダル")と、エリア81JH周辺1km圏内に待機している機動部隊メサイア-7("セブンスヘヴン")、機動部隊Ω-4000("詠楼メリッサ")、機動部隊ж-542("真宵")、機動部隊メサイア-14("ロレンツ・アトラクス")を指揮し、エリア81JHを占拠しているSCP-1WJK-JP群を排除すると共に、Safeクラスエリアの収容違反を解決してください。

収容スペシャリストチームS-9("銀社ロジ・エクストリウム")をエリア-81JHへ派遣し、SCP-1WJK-JPの有効サンプルを1体以上回収してください。回収に成功したSCP-1WJK-JPは遮光性収容袋へ収納しサイト-8127の標準収容室へ収容されます。

説明: SCP-1WJK-JPはLoI-0850「恋昏崎1」傘下のGoI-0853「恋昏崎新聞社2」がエリア-81JHへ放出した異常実体です。SCP-1WJK-JPはコンクリートと鉄筋で構成されており、ノームを模したと思われる意匠と塗装が施されています。SCP-1WJK-JPは複数確認されており、現在までに31体が確認されています。

SCP-1WJK-JPは財団職員に対してのみ敵対的です。SCP-1WJK-JPは直立二足歩行による自律移動を行う事で積極的に財団職員を索敵します。当初は恋昏崎新聞社のエージェントが遠隔操作していると考えられていましたが、エージェント排除後も自律状態を維持したことから否定されました。SCP-1WJK-JPは一定量の物理的損傷を受ける事により自立行動を停止させ非活性化する事が報告されています。SCP-1WJK-JPが財団職員とその他の人間を判別しているメカニズムは判明していません。

SCP-1WJK-JPは自身の所持する「塗装中ご迷惑おかけします」と書かれた看板を、財団職員に対し視認させるように積極的に移動します。この看板を視認した財団職員は自身の血液を指先から噴射する異常性を獲得します。この際、異常性を獲得した財団職員は一切の自我を失い、失血により意識を失うまで血液を床や壁に散布するように振舞います。この異常性は、Bクラス以上の記憶処理を該当する記憶に施す事で回復する事が確認されています。

補遺: インシデント発生から3時間が経過しています。恋昏崎新聞社のエージェント全18名は職員宿舎地区に立てこもり、抵抗を続けています。確認されているSCP-1WJK-JP全31体中13体の無力化に成功し、有効サンプル1体の収容に成功しています。エリア-81JH内の被害状況として、Safeクラス収容エリアが恋昏崎新聞社のエージェントによって破壊され、中規模な収容違反が発生しています。収容違反によって解放されてしまったオブジェクトに関しては、81管区作戦室端末へアクセスした後に81管区戦術士官より報告されます。
 

81管区作戦室端末へのアクセスを承認


作戦室端末より通告: 81管区作戦室へのホログラム投射プロトコルと、閲覧者への多次元性現実拡張を開始します。現実拡張中は席を立たず、不要な動作は控えてください。
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