Info
翻訳責任者: Amplifier does not match any existing user name
翻訳年: 2017
著作権者:lanlanmag
原題: 목적지
作成年: 2014
初訳時参照リビジョン: 14
元記事リンク: http://scpko.wikidot.com/scp-102-ko
SCP-102-KO-B
アイテム番号: SCP-102-KO
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-102-KOは現象の持続時間などの異常性により、確実な収容が不可能です。発生が報告された場合、現象が発生したオセアニアの島に待機している偽装工作員に通知し、橋が生成された島とその3km以内の船舶や航空機などの通行を阻止しなければなりません。また、現象が発生した島の交通を統制し、人工衛星などで撮影されたSCP-102-KO-AおよびSCP-102-KO-Bの写真は流布を防ぐために回収しなければなりません。橋へのアクセスは実験時、Dクラス職員にのみ許可されます。
説明: SCP-102-KOはオセアニア周辺の島々で発生する現象です。この現象は不規則に発生し、通常4~6ヶ月の周期で観測されます。現象が発生すると、島の浜辺を起点に新たな島(SCP-102-KO-A)が生成され、その島と元の島を結ぶ約500mの木製の橋(SCP-102-KO-B)が共に出現します。SCP-102-KO-AへのアクセスはSCP-102-KO-Bを通過することでのみ可能であり、船舶や航空機による接近はすべて失敗しています。接近を試みた者は、島を取り囲む不明な「カーテン」のようなものによって接近を阻まれたと報告しています。現象は発生から約10~12時間後に終了します。記録によると、SCP-102-KOが最初に発生したのは1991年であることが確認されています。
SCP-102-KO-Bは老朽化が激しく、容易に壊れます。現象が終了して再活性化すると、壊れた箇所は修復されて再出現しますが、老朽化した状態は維持されます。特筆すべきは、この橋の異常性です。橋を渡って島に到着すると、自分の願望を叶えたいという強い衝動に駆られます。この衝動には抵抗することが可能であり、橋の途中であれば元の島に戻ることができます。しかし、橋を渡り切ってSCP-102-KO-Aに到達した場合、橋から戻ることはできず、いかなる方法を使っても島から脱出することはできません。この現象は、島を取り囲む不明な「カーテン」のようなものによると推測されます。島の内部は外部から観察することが可能です。
SCP-102-KO-Aに到達した場合、上述の衝動は消失します。島の内部では、個々の願望が具現化されます。例えば、大金を求めた場合、島内に膨大な金銭が生成されます。しかし、人望などの抽象的で概念的な願望を持っていた場合、到達した瞬間に五感を支配され、個々の欲望に応じて形成された強い幻覚を経験します。幻覚からの脱出は可能であり、脱出後に再び幻覚を経験することはありません。SCP-102-KO-Aには7つの小屋が設置されており、それぞれには生活に必要な最低限の設備が備えられています。オブジェクトが発見された際、小屋の内部から何者かが生活していた痕跡が見つかりました。
現象が終了すると、橋と島は徐々に消失します。この時、島内に留まっていた人物のその後については判明していませんが、外部からの観察では島と共に消失する様子が確認されました。再出現後、当該人物は発見されませんでした。
このオブジェクトは1995年5月██日、███島にて50名の観光客が行方不明になったことで財団の注意を引きました。観光客は、橋を渡っていった人々が何かに「引き寄せられた」ように見え、その数時間後に島と橋が消失したと証言しています。全ての観光客に記憶処理を施し、この事件は予期せぬ津波による災害として偽装されました。その後、この現象はSCP-102-KOに指定されました。
追加情報
200█年、SCP-102-KO-Aの第6小屋内部にて地下に通じるトンネルが発見されました。物的願望を持つDクラス職員を利用して捜索を行った際、トンネルの奥にある部屋に一人の老人が確認されました。当該人物は英語を話し、自分が島の管理人であると主張しました。 以下にD-25123とSCP-102-KO-Cのインタビュー記録を添付します(以下、SCP-102-KO-Cと表記)。
D-25123: あんたは誰だ?
SCP-102-KO-C: この島を管理している者だ。
D-25123: えーと…じゃあこの島について知ってるよな?
SCP-102-KO-C: ここは居場所だ。君たちのための居場所。
D-25123: でも、ここに来るまで誰とも会わなかったような…
SCP-102-KO-C: まあな。でもこれから君の居場所になるんだよ。
D-25123: どういう意味だ?
(SCP-102-KO-Cは答えない)
D-25123: 島でいなくなった奴らはどこへいったんだ?
SCP-102-KO-C: 夢を叶えた。完璧にね。
D-25123: あー、つまりどういうことだ?
SCP-102-KO-C: とにかく彼らはまだこの島にいるよ。みんな自分の願望を叶えた。そして、私には彼らが見える。
D-25123: じゃあ、なんで俺には見えないんだ?
SCP-102-KO-C: すぐにわかるさ、友よ。君は今、夢を叶えたのだから。
D-25123: え?いや…俺の質問は…えーと…これは…その…
SCP-102-KO-C: ようこそ。
インタビュー後、D-25123は部屋の奥にある通路へ向かったSCP-102-KO-Cを追いかけ、通信が途絶えました。その後、現象が終了して再活性化した際、小屋のトンネルは消失しており、代わりにメモが置かれていました。
彼らは目的を見つけ出した。


