SCP-1033-RU
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SCP-1033-RU

アイテム番号: SCP-1033-RU

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1033-RUは多重ロック付きの標準的なスチール製金庫に収納した状態で、サイト7のSafeクラス保管庫Aに収容されます。研究目的のための施設へのアクセスは、セキュリティクリアランス2以上の権限を持つ職員にのみ許可されており、さらに実験にはSaligov博士からの書面許可が必要です。実験室には機関銃を持ち、異常性オブジェクトの保持者の無力化に精通した3人の警備員を配置する必要があります。

説明: SCP-1033-RUは、セラミックのような外見の未知の素材で作成されたブレスレットです。より詳細な分析のために、サンプルを採取しようという試みは成功せず、任意の方法でオブジェクトに損傷を与えようとする試みも失敗に終わりました。初期状態では、オブジェクトは人にとっては非常に大きく重い(内径15cm、輪の厚み4cm、重量2.5kg)ものですが、手に取るとその寸法が変化し、あらゆる保持者にぴったりな大きさになります。被験者の証言によれば、手にとったときオブジェクトの重量は感じることができませんでした(実験により、ブレスレットを装着した後の人物の体重は、着用前から変化しないことが確認されています)。人の手を離れると、オブジェクトはもとのサイズ、及び重量に戻ります。

ブレスレットが着用されると、着用者の体に12本の極細のプローブが注射され([編集済み]を使用した着用者の身体検査中に発見されました)、それらは身体の様々な場所に浸透します。装着者は、このとき着用部の下の僅かな熱を感じるのみで、それは瞬時に消えるものです。着用後、SCP-1033-RUは極めて異常な方法と手段を用いて、着用者を深刻な損傷や危害を与えようという試みから保護します。多くの場合、これらを行うのはプローブ(保持者の体内で見られるものと酷似しています)ですが、実験中では、他にも多くの方法での保護が行われました。

保持者を保護する行動を行うごとに、オブジェクトはその脅威度に応じて着用者の血液を摂取します。これによって、着用者は完全に失血する可能性があり、このようにして死亡した着用者からは、オブジェクトは自動的に離れます。着用者がオブジェクトを自主的に取り外した場合、しばらく後(2周間~3ヶ月)に、保護行動が作用したことがない場合でも、血液の生成速度が大幅に低下します。

注: この特性に関わらず、オブジェクトと、何らかの形での細胞の再生能力を有する被験者との実験は厳格に禁止されています。 - Saligov博士

また、着用者のみがオブジェクトを取り外すことが可能です。第三者による取り外しの試みは、必然的に保護行動の活性化に繋がります。

当初、オブジェクトはこれらの行動の実行者にではなく、着用者に対する行動自体に直接応答するものであると仮定されていました。しかし、実験の後、オブジェクトは着用者を保護する方法や、血液消費の削減などにより、脅威を排除する方法を改善することが可能で、受動的な保護方法から、攻撃者の即時無力化を含む積極的な方法へ変化することが判明しました。

オブジェクトによるいわゆる「攻擊意思」の半径は10mです。オブジェクトの、着用者を攻撃しようとするものを即時無力化し、それに対する反応に対処するという特性が現れるのは、この半径内です。危機の分析システムはまだ明確に理解されていませんが、[データ削除済み]であると仮定されています。オブジェクトに精神の存在はまだ確認されていません。ブレスレットが、着用後、保護装置をどこから取り出し、どこへ収納するのかは不明です。それらはただ、オブジェクト、着用者本体、着用者近辺の空間から現れ、脅威を排除した後消失します。

収容時の状況: オブジェクトは、ロシアの都市[編集済み]のショッピングセンターの爆発事故現場において、見かけ上損傷のない1体の死体(後にこれは[編集済み]であり、爆発を起こしたのは彼であることが判明しました)の近辺で発見されました。検死の結果、内臓にも損傷はなく、身体に傷はなかったものの、失血により死亡していることが明らかになりました。これによって、「吸血鬼のテロリスト」の噂がマスコミに広まったため、財団の目に留まりました。簡易的な調査の後、エージェントが警察施設に侵入し、その金庫の内部からオブジェクトを押収しました。我々はオブジェクトの完璧な来歴を調査することは不可能でしたが、[編集済み]が彼の人生のほとんど全てにおいてこれを着用していたことが判明しました。

補遺1033-1: SCP-1033-RUを用いたすべての実験は、実験ログ1033に記録されています。

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