アイテム番号: SCP-1039-RU
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1039-RUには、特別な収容措置は必要ありません。オブジェクトはサイト█に収容されており、このサイトは[編集済み]森林公園の民間部門として知られています。現在、オブジェクトはその増殖能力を確認されていませんが、サイト外でのSCP-1039-RU実体の出現を防ぐため、オブジェクトの状態は注意深く監視される必要があります。
説明: SCP-1039-RUはカバノキに類似した、未確認の種の木です。この種は正確なフラクタル構造を示します。約1mの高さで枝は2つに分岐し、さらに0.5m先でおのおの2つに分岐します。分岐は、前の分岐の1/2の感覚で繰り返されます。葉の数にもこれらの規則性が見られ、各分岐後に同じく半減します。顕微鏡下における観察で、枝の先端の検査結果は、[データ削除済み]を示しました。検査によって、オブジェクトの根も同じくフラクタル構造を示すことが判明しました。
昆虫や鳥はSCP-1039-RUを忌避し、同じく地衣類もオブジェクトの幹で発育することはありません。この現象に関する研究は現在進行中です。
SCP-1039-RUの主な異常性は、その回復能力にあります。毎日午前零時一分に、オブジェクトに生じた損傷と変更は全て消失し、以前の形状に復元されます。サイト█は現在、破損した右枝の█個のサンプルを保持しています。
補遺1: このオブジェクトは、エージェント█████からの前日に枝が折れていた「奇妙な形の木」が一晩で完全に回復したとの報告を受けて発見されました。その後SCP-1039-RUの異常性を明らかにするための実験が行われた結果、サイト█が設立され施設周辺の多くの目撃者に対して記憶処理が行われました。
補遺2: