サイト7-D
参照性向上のため、-RUがオブジェクト番号以降に追加されました。
サイト7-Dは1███までサイト7と呼称されていました。サイト7-Dは近代ロシア連邦領内の最初のサイトであり、SCP-███-RUからSCP-9██-RUまでのオブジェクトを収容していました。おそらく、これらのオブジェクトはいまだサイト7-Dに存在しています。現在、サイト7-Dは閉鎖され、使用されていません。
サイト7-Dでの優先課題は、SCP-███-RUの維持管理及びソ連領内での運営、海外に輸送できないオブジェクトの研究でした。職員は██名に上りました。特殊部隊シータ-7「騎士団」(現存していない)もまた、ソ連領内で作業を行うために設立されました。その後、ロシア支部専門の特殊部隊が設立されました。
██.██.████、サイト7-Dとの通信が途切れました。特殊部隊ヌ-7「ハンマーブロー」に所属するコードネームBarmanおよびコードネームFairyの2名のエージェントがサイト██の事件を調査するために送られました。報告書は以下の通りです。
事件調査後、サイトに関連するすべての情報が整理されました。新しいサイト7の建設が開始され、サイト7-Dには現在の名前が与えられました。レポート、SCPオブジェクト、およびサイト7-Dの職員の救出は不可能でした。
サイト7-Dに関連する文書の大部分は、記憶媒体に関係なく独立して削除または編集されます。そのような文書に何らかの情報が記載せれていない場合、およびレベル4クリアランス以下の従業員によって文書が読まれなかった場合、この異常性は発現しません。
報告書
関連SCPオブジェクト:
関連職員: エージェントBarman, エージェントFairy, 特殊部隊ヌ-7所属
日付: ██.██.████
場所: サイト7-D
説明:
注記: ここに示す部分的な情報は、エージェントのメモや日記から抽出したものです。
██.██.████、サイト7-Dとの通信が消失しました。特殊部隊ヌ-7「ハンマーブロー」の指揮下にあるコードネームBarman、Fairy両エージェントがサイト██の事件を調査するため送り込まれました。この作戦の目的は、サイト領内を調査し、通信切断の原因を特定することでした。調査結果を得るために、特殊部隊ヌ-7をサイトに最も近いサイト██へ移動させました。
サイトの調査により、人員の完全な消失が判明しました。一部の客室は閉鎖されていました。それらへの通路はエージェントにはアクセスできず、装置は完全に動作していました。その他の情報は最初の調査では判明しませんでした。
その後エージェントとの連絡が途絶え、一か月後(██.██.████)、エージェントFairyが██████の村落で発見されました。初期検診とその後の健康診断のあと、オメガクラスの記憶処理薬が投与されました。財団に関する彼の知識はすべて削除されました。
事件現場のエージェントとの通信が途絶えた後、待機していた特殊部隊が出動しました。サイト領内への侵入は、入口が閉鎖されているため困難であることが判明しました。正面玄関を破壊することでサイト7-Dへの侵入口を確保しました。これにサイト7-Dはセキュリティシステムによるタレット設置、有毒ガス、[データ削除済]の形で抵抗しました。サイトの本堂にたどり着いたとき、部隊は重大な損失(██人)を受け退却を余儀なくされました。
おそらくエージェントによって作成されたであろうサイト7-D近辺のキャンプの調査は、サイト7-Dに関連する情報を得るのに役立ちました。発見されたエージェントのノートと日記から、サイトは財団の公的管理とは独立して管理されていることが判明しました。また、サイト7-DからDクラス職員にすべての職員を移籍する命令を含むいくつかの文書も発見されました。