SCP-1113-RU
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アイテム番号: SCP-1113-RU

オブジェクトクラス: Safe Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1113-RUはエリア7の1.5×1.5×1.5mの収容室に収容され、一人の警備員が警備する目視窓付きの鉄製の扉を備えています。収容セル内は、1日1回清掃する必要があります。

オブジェクトは自律して動くことができないため、特別なセキュリティ対策は必要ありません。 付録1113-A3に記載されている事象と関連して、1113-1と直接接触することは禁止されており、事前に承認された実験を除き、リモートマニピュレータまたはDクラス職員によってオブジェクトと接触する必要があります。

物体との接触した場合、違反者(以下、1113-2と称する)は、さらなる調査とそれに続く終了のために、すぐに隔離される必要があります。

説明: SCP-1113-1はかつてコーカサス人であった人型の生物です。現在の身長は65cmで、下肢は欠けており、欠損後に残った創傷は出血し続けています。このことから、崩壊剤によって止血しようとする試みはなかったと結論づけることができます。

未知の素材による金属の鎖がSCP-1113-1の首から伸びており、それは物体の全身に織り込まれています。その結果、継続的に出血している創傷が全身にあり、それらを治癒しようとするか、または対象の状態を緩和しようとする試みはすべて失敗しました。多くの場所で、鎖は体内に癒着しており、外科的にそれを取り除くことは不可能です。また、X線による測定によれば、それが対象の頸椎に接触していることが示され、さらにそれを除去する試みが困難になっています。SCP-1113-1の口は、顎骨を通過する同様の金属鎖で十字に縫い合わされており、これによって残された創傷もまた出血しています。

物体の肩は上に上がっており、左手が頭と胸と完全に同化して発達しており、右手との接触をしている場所で融合が観察され、これらの場所では皮膚の焼け爛れた跡があります。SCP-1113-1の骨格は、腕と頭の位置によって変形しており、SCP-1113-1は非常に長期間このような状態にあったと結論づけられました。また、全身に体毛は一切ありません。

SCP-1113-1は彼による独自のモールス符号を使って通信します。これは彼の右手を使って行います。右手は身体の他の部分と同化して成長はせず、機能し続けます。このオブジェクトは、食物や輸血を必要としない点を除いて、異常な特性を示しません。SCP-1113-1は財団の支配下にあるあいだに、██lの血液を失いましたが、それはまったく生命活動に影響を与えませんでした。研究によれば、対象の血液は、3種類の希少な抗原、および[編集済み]が存在するために輸血に適していません。

外観、生物的特徴、鎖が作られた金属の種類から判断すると、この物体はミート・サーカスに関連していると結論づけられました。

補遺1113-A1: SCP-1113-1は、「結婚」と書かれた木箱に入って、地元住民の一人がウファの郊外で発見しました。箱は木の近くの川のほとりに落ちていて、おそらくこの場所ではほとんど運用されていなかった、トラックの1つから落ちたものであると思われます。オブジェクトは、汚れた、血まみれの物体で包まれ、ほとんど動きませんでした。周辺にはほかの物品は見当たりませんでした。発見者は直ちに地元当局に連絡を取り、地元の当局はさらに上部組織に連絡をとり、さらにその情報が、財団に伝わりました。その後直ちにオブジェクトは回収され、エリア7へと届けられました。

補遺1113-A2:
このクリーチャーを製作する際、製作者は小さなミスをして、メスは完璧であるはずだった創造物全体を変えてしまったようです… -Koval博士

SCP-1113-1へのインタビュー, 質問者-Koval博士

Koval博士: やぁ、こんにちは。私がわかるかね?

SCP-1113-1: [はい。]

Koval博士: あなたの名前は?自分の名前を覚えているかい?

SCP-1113-1: [Stephen]

Koval博士: よろしい。Stephen、君はいつからこの状態になったんだ?

SCP-1113-1: [わからない。]

Koval博士: 誰が君をこのようにしたんだね?

SCP-1113-1: [不気味なことをする彼らだ。]

Koval博士: 彼らとはなんだね?

SCP-1113-1: [痛い]

Koval博士: あぁ、私は理解しているよ。それが君を傷つけているからね。それで、彼らが何か、という質問には答えられるかね?名前などを聞いたことは?

SCP-1113-1: [ない。疲れた。]


Koval博士: やぁ、こんにちわ。いま質問に答えられるかね?

SCP-1113-1: [はい。]

Koval博士: 前回私は君をこうした人たちについて質問したね?それはいったい誰なんだい?名前を聞いたことはあるかい?

SCP-1113-1: [いいえ。]

Koval博士: そうか。なにか聞いたことはないかね?彼らは何を話していた?君と会話はしたかね、彼らは君をどう扱った?

SCP-1113-1: [彼らはもはや私は人ではない。創造物であり、商品であるといった。]

Koval博士: 君はそれについて何か覚えているかね。

SCP-1113-1: [いいえ。]

Koval博士: 君のような存在は、そこにたくさんあったのかね?

SCP-1113-1: [はい。]

Koval博士: 契約が成立したとみなされたものは?

SCP-1113-1: [ほとんどすべて。]

Koval博士: 君はこうなってからどれくらいたったかね?

SCP-1113-1: [わからない。]

Koval博士: そうか、だいたいのところは?

SCP-1113-1: [2年]

Koval博士: 君は何のために作られたのか、知っているかね?

SCP-1113-1: [いいえ。]

Koval博士: 君は、君のような物品がなぜ大量にあるのか聞いてみたことはあるかね?

SCP-1113-1: [データ削除済み]

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