SCP-1114-JP
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アイテム番号: SCP-1114-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1114-JPを覆うように専用サイト-1114-JPが建設されました。SCP-1114-JPへの立ち入りは実験時以外禁止されています。実験を行う際は担当職員に実験提案を提出してください。認可が下りた場合、実験は保安職員の監視の元行われます。SCP-1114-JPにより生成されたアノマリーはサイト-31に移送され、異常性の精査およびその後の管理方法が決定されます。

説明: SCP-1114-JPはケニア共和国バリンゴカウンティ(緯度0.316、経度36.121)に位置する約30m2の領域です。異常性の無い実体が侵入した際にSCP-1114-JPの異常性は発現し、実体には様々な異常性が付与されます。1度影響を受けた実体と同種のものを持ち込んだ場合、SCP-1114-JPの異常性は発現しません。物品の場合は類似した機能を持つもの、生物の場合は同じ目に属するものが同種と判断されると考えられています。

発見経緯: 19██/██/██、発光しているつなぎを着用した男性が現地警察によって確保され、その報告が財団に伝わりました。潜伏エージェントの取り調べにより「散策していたら服が光り始めた」という内容の証言が得られ、SCP-1114-JPの発見につながりました。また、当初はつなぎにのみ異常性があると考えられていましたが、追加の調査によって男性も異常性を保有していることが判明しました(詳細は下記参照)。

影響を受けた実体一覧:

対象 付与された異常性 現状
██歳男性(Homo sapiens sapiens) 1日で1世代分の遺伝的変異をする。 サイト-██の標準ヒト型収容室にて収容
革製のつなぎ 常時300ルクスで発光する。 サイト-██のAnomalousアイテム保管庫にて収容
陶磁器の皿 常に様々な料理で満たされる。 同上
白紙の手帳 既知の言語と一致しない文字による文章が書き加えられ、読んだ人間同士は未知の言語を用いての会話が可能になる。 サイト-██にてSCP-███として収容
右ねじ 左に回すと締まる右ねじ。 サイト-██のAnomalousアイテム保管庫にて収容
ワタリガラス(Corvus corax) 物理的接触が不可能になったと思われる。 暴露直後、地面に沈む様子が確認された後行方不明
ドールハウス一式と人形4体 4体の人形が自律行動するようになった。備えつけられている家電等は実物と同様に使用されている。人形は1週間の生活サイクルを繰り返しているように観察できる。 サイト-██にてSCP-████として収容
政治学史 ページ数が139185ページに増加。数多くの学問に関する記述が混在している。 サイト-███のAnomalousアイテム保管庫にて収容
戦闘機のミニチュア 非異常な戦闘機と同様に操縦できる。触れた人間はミニチュアと同じスケールまで相似縮小する。1m離れると元の大きさに戻る。 サイト-██のAnomalousアイテム保管庫にて収容
カント計数機 自律行動するようになった。 エージェント・██████が保有
デニソン因果流測定器 装置の金属部分が未知の金属に置換された。 サイト-███にて検査中

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