SCP-1153-JP
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アイテム番号: SCP-1153-JP
 
オブジェクトクラス: Euclid
 
特別収容プロトコル: [セキュリティクリアランスレベル4情報開示プログラムを参照してください]
 
説明: SCP-1153-JPは、現在ポイント██・██・██の日本海溝深部に存在する使途不明の装置です。装置の規模と推定重量から、現在まで引き揚げは困難であるとの見通しが立てられており、専任の管理チームによる調査と管理が実行されています。詳細は日本支部理事会へ直接問い合わせるか、セキュリティクリアランスレベル4情報開示プログラムを参照してください。
 
SCP-1153-JPは、およそ162〜432時間毎に、比較対称量子化に類する性質を持つ、未知である低温の粒子放射線を放出します。粒子放射線は空間を構成する重力比率を変成することでリーマン幾何学的な空間の曲率変動を局地的に誘発し、接触しうるあらゆるエネルギーもしくは空間・非空間中に於ける量子化的現象のベクトルを湾曲します。
これらは未解明の要因から、非量子力学的な心理影響特性に対しても作用し、現実性への介入という形で発露される空間への改変について有意な実験結果をもたらしています。
 
しかしながら、その特性上、外的要因による遮断もしくは減衰が困難である上に、予定外の接触が致命的な結果を及ぼしかねないため、SCP-1153-JPによる粒子放射線の放出角度と強度の実数値を参考に、進入禁止エリアが各海中ポイントに設定されています。
進入禁止エリアのポイントについては下記資料を参照してください。
 
SCP-1153-JPは、外見上、更には粒子放射線の放出頻度・角度・強度の一貫性の無さから、破損状態にあると思われています。SCP-1153-JPの修復に成功した場合、上記の脅威が除去可能であるとの見通しから、現在、専任の管理チームによる修復作業が進行しています。
 
資料: 進入禁止エリア一覧
01・04・12
01・04・36
01・04・60
01・04・86
01・27・35
01・27・59
01・27・85
01・56・48
02・07・49
02・07・74
02・07・99
02・33・21
02・33・45
02・33・70
02・33・95
02・51・58
02・51・83
02・79・16
02・79・44
02・79・69
02・80・02
02・80・27
02・80・51
02・80・75
03・19・31
03・19・57
03・19・81
04・01・41
04・01・65
04・01・90
04・44・44
04・44・69
04・89・35
04・89・60
04・89・85
04・90・01
05・09・20
05・09・44
05・09・69
05・09・94
05・22・37
05・22・62
05・22・87
05・23・12
05・64・72
05・64・97
05・80・10
05・80・35
05・80・61
05・80・85
05・81・01
05・97・26
05・97・51
05・97・75
05・98・01
06・04・53
06・04・78
06・05・04
06・28・51
06・28・76
06・29・02
06・47・19
06・47・43
06・47・68
06・47・94
06・61・43
06・61・67
06・61・92
06・83・23
06・83・49
06・83・74
06・83・99
07・56・22
07・56・46
07・56・71
07・56・95
07・72・18
07・72・45
07・72・70
07・72・95
08・18・18
08・18・44
08・18・70
 
これら進入禁止ポイント・エリアの外縁部より1km以内にまで接近した場合、各職員の携帯端末を介して自動的に警告が発されます。また、一般人もしくは敵対的存在による接近を阻止するため、部分的な光子障壁発生装置が進入禁止ポイント・エリアに敷設されています。
また、これら外部の存在が進入禁止ポイント・エリアの外縁部より1km以内にまで接近した場合、専用の対処チーム"α"により確保の後、速やかな記憶処理が実行されます。
 
 
 
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