
SCP-119-JP
アイテム番号: SCP-119-JP
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-119-JPに関する実験は禁止されています。SCP-119-JPを含む木造家屋は改築され、SCP-119-JP専用の収容施設として使用されています。施設管理以外の目的で収容施設に入ることは禁止されています。
事案119‐JPによる改変事象の影響を受けた人物の調査および処理が現在進行中です。
説明: SCP-119-JPは静岡県██市████町にある二階建ての木造家屋内にある、1階と2階を繋ぐ15段の階段です。
SCP-119-JPは、SCP-119-JPを1階から1段ずつ登っている人物(以下"被験者")に対して漸進的な改変事象を引き起こします。被験者は、肉体と記憶がSCP‐119‐JPを登るごとに改変されます。改変された肉体や記憶はSCP‐119‐JPを降りることにより元に戻ります。被験者は改変事象を認識することができません。
被験者がSCP-119-JPを最上段まで登った場合、即座にその場に倒れ動かなくなります。その後、被験者の体は発火し、被験者が倒れてからおよそ10分でその場から消失します。発生する火の出所は不明であり、被験者と着用していた衣服以外には一切影響を及ぼしません。
被験者が消失すると、被験者に関する記憶が改変されます。これは現在のところ、被験者と直接会ったことのある人物にのみ確認される限定的改変事象であると推測されています。この異常性の及ぶ正確な範囲が不明であるため、SCP-119-JPに関する全ての実験は凍結されています。詳細な改変事象の内容については補遺: 事案119-JP調査報告書を参照してください。
補遺: 事案119‐JP調査報告書