SCP-1196-JP
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SCP-1196-JP

アイテム番号: SCP-1196-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1196-JPはサイト-8167の中型物品保管庫に71個が収容されています。オブジェクトへのアクセスを希望する職員は現在の研究主任である白瀬研究員に申請を行ってください。

説明: SCP-1196-JPは前面に「ホントにくっつく接着剤!」と記載された容器(SCP-1196-JP-1)、及びその内部に充填された粘度の高い50gの白色液体(SCP-1196-JP-2)です。SCP-1196-JP-2を塗布した物体は瞬時に消失したように観測されますが、唯一塗布を行った人物は対象物が時間/空間に接着された事を知覚可能です1。SCP-1196-JP-1は内部にSCP-1196-JP-2が残存する場合は如何なる損傷も受け付けませんが、使い切った後は非異常性のプラスチックとして処分が可能です。

SCP-1196-JP-1には商品名の他に「KONISHIKI」という社名ロゴ、及び「シートをしいて使おう!」「暑いところにおかない!」といった注意事項などが印字されています。また「塗ったところにピタっとくっつく!お友達にも試してもらおう!」という文章と共に驚愕の表情を浮かべる少年のイラストがプリントされていることから、オブジェクトは他社の接着剤を模したジョーク商品として開発された物だと推測されています。SCP-1196-JPは都内の文房具店に卸業者を介さず直接納品されており、唯一販売されたものを含め72個全てが財団により回収されました。

実験記録1196 -3 日付2010/05/31

対象: 天板サイズ150cm×75cm高さ70cmのダイニングテーブル、素材に複数種類の木材とプラスチック、鉄を含む。

実験場所: サイト-8167、第2中型実験室。

実施者: D-4566。
監督者: 宮迫博士。

実施方法: 天板上にりんご、ハム、発信機、モルモット等の雑多な物品を乗せた対象にSCP-1196-JP-2を全残存量(約35g)塗布する。

検証結果: 対象は瞬時に消失し、天板上の物品は影響を受けることなく落下しました。D-4566は対象が塗布時点に固定された事を認識しています。

分析: 木材部分への塗布で机全体が消えていることから、材質に関係なく何らかの方法で物品を判断しているようです。塗布量による異常性の変化は確認されていません。また追加実験としてモルモットへの塗布を行った際には異常性は発現しませんでした。安全性に配慮して生物は対象外ということでしょうか。

当オブジェクトを用いた廃棄物処理の提案は全て却下されます。第3東棟2階床消失事件と事後処理の修羅場を思い出させないで下さい、まだ改築と人事整理が終わっていないんです。—サイト-8167管理官

補遺: 追加実験の情報はプライバシー保護の観点から1196-JP/3クリアランス所持者にのみ情報が公開されます。

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