SCP-1204-JP
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SCP-1204-JP

アイテム番号: SCP-1204-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1204-JPはビルの出入りを厳重に施錠し、動体センサつき監視カメラで24時間の監視を行います。侵入者をセンサが検知した場合は、財団フロントの警備会社を派遣、侵入者を拘束してクラスA記憶処理を行います。

説明: SCP-1204-JPは、東京都港区六本木の███ビルの5階に存在する、異空間への移動用ポータルです。直径24cmの球状空間の歪みとして視認する事が可能です。SCP-1204-JPに触れる事によって、異空間へのアクセスを行う事が可能です(以降、対象と記述)。内部は暗い色調の廊下となっており、その突き当たりには2名の黒人男性と白人男性のドアマンが配置されています。

ドアマンは空間に侵入した対象の衣服を確認し、「クラブにふさわしい人間かどうか」をチェックします。ドアマンから「ふさわしくない」と判断された対象は、即座にSCP-1204-JPについての全情報を忘却し、港区内のどこかへ転送されます。ドアマンは対象の衣服から、その対象の年収や職業を確認しているものと思われます。

ドアマンから「ふさわしい」と判断された対象は、ドアを潜り「クラブ」の内部へと侵入する事が可能です。「クラブ」内部には広大な空間が広がっており、総床面積は4000m2です。

侵入したフロア内部にはクロークルームがあり、そこで財布などの貴重品を除く所持物を強制的に没収されます。なお「クラブ」から退去時に所持物は返却されます。クロークルームから出るとそこには大型のバーカウンターが設置され、そこで対象の望む飲み物ならば、どういったものであっても注文でき、受け取る事が可能です。

バーカウンターフロアにはいくつかの大小様々なフロアに繋がっており、それらのほとんどがDJブースを備えたダンス・フロアとなっています。屋外フロアも設置されており、そこでは世界各国の飲食物を提供する屋台が20〜30個設置されています。

「クラブ」の中央では「ファッションショー」が開催されており、モデルが着用する衣服の材質は、全て人間由来のものとなっています。調査の結果、この「クラブ」の存在意義とは「ファッションショー」にある、という事が判明しています。以下、「ファッションショー」のモデルが着用していた衣服の類例を示します。

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ファッションショーの様子

モデルの性別 モデルの人種 モデルの服装と衣装の材質
女性 黒人 裸の上に白人男性の皮革製ジーンズ・女性の皮膚製ショール
女性 白人 黒人男性の皮革製ボディスーツ モデルは自身の皮を脱ぎ捨てるパフォーマンスを行う
男性 黄色人種 白人女性の皮革及び筋肉を用いたボディスーツ
男性 白人 トム・クルーズのクローン20体のパフォーマンス それぞれがステージ上で銃撃戦を行う

以上は「model 2019」と題されたファッションショーの一部です。上述のファッションショーのテーマは「性差の超越と融和」であり、同内容のファッションショーはSCP-1204-JPが発生した1997年から22回に渡って行われています。なお、ショーのBGMには解散したカナダのインディーズバンド“Red Bis”の楽曲『Z.O.C』が頻繁に使用されています。オブジェクトの空間内にはAWCYを始めとした要注意団体の関係者が多数出席しており、収容プロトコル策定以後もその数に変動はありません。尚、SCP-1204-JP内部にPOI-46312と思しき人物の目撃例が確認されています。

調査の際、エージェントはモデルの楽屋に潜入し、衣装の細片を収集しました。
その結果、モデルが着用している人体組織から、POI-53218の遺伝子が検出されました。

POI-53218は「アンドリュー・クナーナン」の名で知られる殺人鬼です。

補遺: SCP-1204-JPは、1997年に発見されました。発見された場所及び状況は、以下の通りです。

地名 状況
アメリカ マイアミ GOCによって破壊済み
イギリス ロンドン カオス・インサージェンシーによって奪取
中国 香港 蛇の手によってポータルそのものが持ち去られる
フランス パリ 出現場所はマナによる慈善財団によって移転された 在位置不明
日本 東京・六本木 財団によって収容済

上記のSCP-1204-JP群は同時発生的に出現しました。

財団はこれらのオブジェクトの初期収容手順を行おうとしましたが、日本を除く多くの財団に出資している富裕層は財団に圧力をかけ、その結果初期収容の遅れが生じました。この失敗の裏にはMC&Dが暗躍していた可能性が極めて高いと推論されています。その結果、全てのSCP-1204-JPを収容するには至っていません。財団は当該オブジェクト群の同時発生の原因について調査した結果、POI-46312の死亡に関連する事象である可能性が非常に高いという事が判明しました。

なお、当該情報については収容プロトコル「午前三時」によって厳重に封鎖されています。

財団記録・情報保安管理局より通達

収容プロトコル「午前3時」についての情報閲覧権限はセキュリティレベル4以上の職員に限定されています。
当該職員、特に財団日本支部職員はその点に留意した上で情報の取り扱いを行うようにしてください。
— RAISA管理官、マリア・ジョーンズ

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