
威嚇するSCP-1208-JP-J
アイテム番号: SCP-1208-JP-J
オブジェクトクラス: Euclid Keter 浪漫
特別収容プロトコル: SCP-1208-JP-J(面倒くさいので以後相棒と呼称)はサイト-8142 財団サファリパーク小田原の特別収容房を根城にしています。1日2回、すこぶる豪快な食事が与えられます。飯時を除き、裸の付き合いはサイト管理官 猛獣使い田中の許可が必要となります。また、野郎共の盛り上がりが施設外に及んだ際は、その都度適切なカバーストーリー 伝説が作成されます。
説明: 相棒は外見上、虎(Tora tora)に見える実体です。相棒に対して何らかの行動を起こそうとする際に、ヤツの秘められた奥義が発現します。この時、俺達は可能な限り豪快な手段・表現を用いるようになり、その意義や発生し得るリスクに対し、一切の疑問や懸念を抱かなくなります。この燃え上がる情熱は行動を終えるまで持続します。また、俺達が行動遂行の一環として、他の連中に支援を求めた場合、要請を受けた野郎も同じ情熱に感染します。行動に関わる野郎共が多ければ多いほど、行動の内容は過激で大胆なものに発展する傾向にあります。
大変意外なことに、相棒は一般的な虎と比べ、比較的大人しい気性をしています。例として、こいつにはシカやイノシシ、ヒグマ、Dクラスの腕など、野性味溢れる食事を何度も振る舞ってきました。しかし、野郎はこれらの食材にあまり興味を示さず、魚肉や鳥のささみなど、質素なものを好む傾向にあります。武勇や王者の象徴たる虎がこの体たらくというのは由々しき問題です。ヤツがよりワイルドになれるよう、俺達が率先して手本を見せなければなりません。
祭いんしでんと:
相棒は2018……細かい日付は知らねぇですが、ダチのニッソが所有するサファリパーク厚木にて発見されました。この時、「建物から異臭や爆発音がする」等というタレコミが周辺で相次いでいたため、俺達はブツの存在を察知しました。走り屋-と-1("一番星")を確保に派遣した所、「ブツを確保する行為」が「相棒を確保する行為」とみなされたようで、野郎共のやる気はモリモリと湧き上がっていきました。連中が戦力の増強を声高に訴えた結果、戦車6台・装甲車12台・攻撃ヘリ2機・鉄球付きクレーン車1台の大所帯で祭りを挙行することになりました。
自治体や市民の協力もあり、祭りは7日目に終了。パークが炎上・崩壊する中、虎次郎1は装甲車を改造したサファリバスに乗り込み、ワイルドに脱出。ポリ公とのカーチェイスを繰り広げながら、小田原までの35キロを豪快に走り抜けました。今回の祭りは史上最大規模だったこともあり、興奮はなかなか冷めやらず、ニッソの一味と祝杯を挙げている最中にようやく収まりました。
警告: 上記ドキュメントはロックされています。
当版(rev.112)は現状で最も安定した版となっています。
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