SCP-1210-JP-J
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しつじ

 SCP-1210-JP-J。

アイテム番号: SCP-1210-JP-J

オブジェクトクラス: Euclid1

特別収容プロトコル: SCP-1210-JP-Jはサイト-81██の飼育室に収容されます。1日2回食餌として草を与えてください。 だからあれは狼だって言ってるじゃないですか。豚肉を与えてください。 いい加減にしてください。羊は草しか食べません。 は?狼だから肉を食べるでしょう? 草と豚肉を与えてください。

説明: SCP-1210-JP-Jは異常性を持った 狼です メーメー鳴いていますが? 肉食べてるじゃないですか 動物です。SCP-1210-JP-Jはタイリクオオカミ(Canis lupus)の頭部に ほら狼 まあ待ってください ヒツジ(Ovis aries)の体を持つ動物です。ね? でも頭は狼ですよ? だから羊ですよ SCP-1210-JP-Jは██県の██山に生息していた様子を発見されました。ほら狼は山に住んでる それだけで決めるのは違うと思う いい加減に認めろよ 発見当初SCP-1210-JP-Jの首には「羊」と書かれたプレートがかけられていました。はい勝った いや名前かも いやいやいくら何でもそんな名前つけないだろ

SCP-1210-JP-Jの主な異常性は、自身を見た人物に議論を強制させるというものです。例えば、SCP-1210-JP-Jについて表記された文章は上記のようになります。SCP-1210-JP-Jを見た人物がSCP-1210-JP-Jについて自身の認識と異なる発言、記載を発見すると、それを何が何でも否定しようとします。この際あらゆる根拠を示してもこの人物は納得せず、否定を続けます。これは第三者が仲裁に入るまで続行されます。この異常性に影響を受けない人物も存在しますが、原因は不明です。現在サイト-81██内では狼派、羊派、中立派に職員が分裂しており、かつては論争や喧嘩が頻繁に発生していましたが、職務に支障をきたすため、現在羊派、狼派は両者休戦という形で合意しています。この報告書は狼派、羊派の代表である明田博士、大神田博士の行いを戒めるために編集されていません。

一時休戦といこう。──明田博士

ええ。編集合戦にも疲れていたところです。──大神田博士

追記: SCP-1210-JP-Jが発見された██山で新たにSCP-1210-JP-Jと同様の異常性を持った生物が発見されました。以下の画像は発見された生物を撮影したものです。

うなぎ

 発見された生物。

ワシ!!!
ウサギ!!

これ以上の編集を禁止します。──鷲田博士

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