SCP-124
評価: +24+x

アイテム番号: SCP-124

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-124はその収容室の中にある4.2m×2.1mの石の穴の中に保管されます。穴は1.5mの深さです。使用しないときはSCP-124の上にプラスチック防水シートをかぶせます。調査目的以外でSCP-124への1m以内に有機物を近づけることは許可されません。SCP-124の保管庫の外には武装した警備員を1名常に配置します。

説明: SCP-124は面積9m2、体積14m3の大きさの土です。デトロイトの地下で大量の大麻を栽培している2人の若者に対し、通報があったことをきっかけに回収されました。

SCP-124はどのような有機生命体でも比較的短期間で可能な限りの大きさまで成長させます(成長速度は対象の複雑さにより異なります)。SCP-124を使用すれば栄養やその他資源を必要としません(例えば、トマトならば水や光が不要になります)。SCP-124が(それで成長中でない)虫や無脊椎動物に対する虫除けの効果を持つため、殺虫剤も必要ありません。SCP-124で作られたあらゆる食物は、SCP-124に埋められる前の状態に関係無く、非常に高品質で、味が良く、栄養価が高くなります。

文書124-1: SCP-124で成長させた被験体一覧

以下は、SCP-124の実験で成長させたオブジェクトの抜粋です。

被験体 - 結果

トマトの種 - 熟したトマト。すべてのトマト(株毎に12個)が完熟し美味。"とてもおいしい"との評価。

小さなスイカ(0.8kg) - 11.1kg(24.5lb)のスイカ。"とても甘くておいしい"との評価。

芝の種(1粒) - ほんの数秒でSCP-124一面が青々とした芝生になる。芝生はわずかに結露。

小さな生い茂った生垣 - イルカの形に手入れされたような生垣。

小さな生い茂った生垣 - 髑髏の形に手入れされたような生垣。

小さなラブラドール・レトリーバーの子犬(サンディーブラウン色1) - 成犬まで成長した、ブロンズ色の極めて健康なラブラドール・レトリーバー。チャーチ博士の下で現在も飼育中。

未成熟の白人胎児(男性) - [データ削除済]。職員を6人殺害後、被験体はSCP収容チームにより終了。

1欠片のハードキャンディ - ハードキャンディから構成された人型実体。これが何を意味するかは不明

幼虫のハエ - [データ削除済]。Level5封鎖措置が取られた。

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