SCP-1257-RU
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SCP-1257-RUの写真

アイテム番号: SCP-1257-RU

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: 対象は生命維持装置と衛生設備を備えた12x12mの標準収容室に収容されなければなりません。家具は鋭角でなく、金属部品は最小限でなければなりません。SCP-1257-RUの収容室には可燃物や酸を運ぶことが禁じられ、清掃は必要に応じて行われます。

収容室内に立ち入る者は事前にシャワーを浴び、細菌防護服を着用する必要があります。

説明: SCP-1257-RUは身長176cm、体重70.5kg、中肉、30〜40歳の白人男性のような人型実体です。黒茶色の目を持ち、特異な点はありません。食べ物や衣服の好みは特に無く、基本的に無口です。

対象の特徴は24時間以上生き残ることができず、死亡した後に再び生まれ変わることです。対象の寿命を延ばす実験については実験ログ1257-Tを参照してください。

輸送は可能ですが、SCP-1257-RUの体は常に一定の場所に止まり、死亡した場所に再び現れ、身体は離れることが出来ません。

発見経緯: 対象はロシアの██.██.████████████で感電死した翌日に発見されました。対象の妻は、前日に死亡した夫がアパートの中央に立っていると警察に話しました。この電話は傍受され、SCP-1257-RUを拘束した位置特定チームに送られました。対象の妻は記憶処理が施されました。

情報を収集した後、男の名前は36歳のアンドリュー・███████であり、親戚はいないことが判明しました。財団の到着前には永遠の呪いに苦しんでいたと主張しています。

実験ログ1257-T

実験の目的: 対象の生存期間を発生から24時間以上延命すること。

制御実験 1.
実験概要: SCP-1257-RUを部屋に24時間放置する。
結果: 3時間後、被験者は食事をしている時に誤って動脈を切断し、急速に衰弱死した。

実験 2.
実験概要: 上記と同様の状況で、SCP-1257-RUに対してプラスチック製の食事用器具を与えた。
結果: 器具の1つが裂けて誤飲され、激しい内臓傷害およびその出血による死亡を齎した。

実験 3.
実験概要: 上記と同様の状況で、SCP-1257-RUは食事を拒否した。
結果: 5時間後、対象は立ち止まり、ベッドの隅で首を折って死亡した。

実験 4.
実験概要: 24時間以上、SCP-1257-RUはベッドの上に横たわらせる。
結果: 対象は睡眠中に舌を嚥下して窒息死した。

実験 5.
実験概要: 24時間以上、SCP-1257-RUは閉鎖された部屋の隅に座っており、部屋に物品は何もない。
結果: 実験の間、何らかの理由でDクラス職員が部屋に立ち入り、すぐに出て行った。それから2時間後、対象は激しい麻疹により死亡した。後に、Dクラス職員が最近麻疹にかかっていたことが明らかになった。最も重要である、部屋に立ち入った理由を回答することが出来なかったため、Dクラス職員は終了された。

実験 6.
実験概要: 24時間以上、SCP-1257-RUは閉鎖された部屋の隅に座っており、部屋に物品は何もない。部屋は殺菌され、ドアには電子ロックが取り付けられ、5時間後にのみ開くようにプログラムされている。
結果: 生命維持装置を拒否し、窒息により死亡した。

実験 7.
実験概要: 24時間以上、SCP-1257-RUは閉鎖された部屋の隅に座っており、部屋に物品は何もない。部屋は殺菌され、ドアには電子ロックが取り付けられ、5時間後にのみ開くようにプログラムされている。さらに、すべての生命維持装置が取り付けられている。
結果: 対象は突然胸を握りしめて死亡した。分析によりそれが心臓発作であることが判明した。

実験 8.
実験概要: 24時間以上、SCP-1257-RUは手術台の上に横たわっている。部屋は殺菌され、ドアには電子ロックが取り付けられ、5時間後にのみ開くようにプログラムされている。さらに、医療チームによってすべての生命維持装置が取り付けられ、管理されている。
結果: 19時間後、対象はSCP-████の感染の徴候を示し始め、部屋は解放されていた。

対象の生活を維持するリスクのため、さらなる指令があるまでこれ以上の実験を控えることにし、規則によって厳しく管理されています。

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