SCP-127-FR
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アイテム番号: SCP-127-FR

オブジェクトクラス: Safe

脅威レベル:

特別収容プロトコル: SCP-127-FRは実験時以外はカバーで覆ってください。SCP-127-FRはサイト-アレフの収容ロッカーに収容してください。SCP-127-FRはDクラス職員あるいは遠隔操作可能な機器によってのみ取り扱わなければなりません。SCP-127-FRは実験時以外は直接観測をしないでください。

説明: SCP-127-FRは、██████████████ブランドのA4サイズのメモ帳です。記述によるとSCP-127-FRは本来、取り外し可能なページが400ページ分であったと判明しています。しかし、財団が発見した当時、SCP-127-FR内にはページが762ページ存在し、現在は未使用の235ページを入れて725ページが残存しています。メモ帳から外されたページの何枚かは回収されています。SCP-127-FRはちぐはぐなページ番号の他は、一般的な物理的特性(質量、耐性、弾性等)を持ち合わせています。

SCP-127-FRの異常性は、知覚生物がSCP-127-FRを直接視認し、少なくとも文書に書かれた言語を熟知した際に発現します。SCP-127-FRの映った写真や映像を視認した際は、異常性は誘発されません。取り外されたページも同様に異常性を全て失います。

SCP-127-FRを対面で観測した人物は、自身の人生で起きた出来事を記述したいという欲求が強くかきたてられることになります。対象は最も精通した言語の書き言葉を使用して、対象の視点でその出来事を記述します。対象の人生で起きた様々な場面は、主観的な重要度の順に説明されます。これは対象にとって最も重要度の高い局面から始まり、最も関心の低いと考えている局面へ向けて記述し続けます。対象はそれぞれの局面について時系列順に詳細な記述を行います。例として、卒業証書の取得について記述するために、対象は卒業に至るまでに起きた、学生生活(授業、宿題、出会い)におけるあらゆる出来事を詳述します。ただし、卒業に直接関連しない行為(その他の教科、卒業に関係しない課外活動、夜)は全て省略されます。

対象が人生の一場面を記述し終わると、SCP-127-FRの2つ目の異常性が発現し、対象は書いた全てのことを完全に忘却します。続けて対象は別の場面を想起し、先述の手順を繰り返します。書かれていない記憶は残存するため、対象は精神状態が不安定になることがあります。文章の記述を妨害されない限り、対象は記憶を記述し続け、徐々に記憶を失うことになります。

記憶処理によって記憶の一部が消去された場合、対象は一貫性のない解読不能な文章で記憶を記述します。

対象は1ページに人生の中で最も重要な場面を記述し、出来事の全容を最大5ページの中で記述することができるように、通常は短めの文を採用します。

補遺1: SCP-127-FRは20██/██/██に、██████博士より回収されました。彼は人生の出来事のほとんどをメモ帳に書き留めたとみられ、現在はサイトの医務室で植物状態となっています。彼がどのようにしてオブジェクトを入手したかは不明です。

補遺2: カメラを使用することで、SCP-127-FRに残存しているページの読み取りが可能であると判明しました。██████博士に加えて、3名の財団職員がSCP-127-FRを見ることが可能になったと分かりました。ページには、財団が実施している多くの実験と研究についての記録がされており、同僚の名前やアクセスコード、財団のサイトの地理座標および防衛方法が明確に記載されていることが判明しています。事態は非常に深刻ですが、漏洩した情報の正確な範囲は現在も不明です。情報が漏洩したサイトへの襲撃は行われませんでした。文中で言及された職員はこの数か月のうちに行方不明になっています。

SCP-127-FRの内容を読み取ることによって、CMO1の運営するいくつかのサイト、特にSCP-████に関連する施設の発見をすることができました。

財団に関連する情報、および既知の要注意団体に関連する情報を含んだページは、メモ帳から取り外され、アーカイブされています。

補遺3: 20██/██/██、エージェント・████は、████の街の通りを彷徨っているところを発見されました。彼は財団で勤務していた記憶が全くなく、深刻な精神障害を患っていました。メモ帳に書かれた一節は、彼から欠落した記憶とある程度は対応しているものの、その全ては発見されませんでした。

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