クレジット
タイトル: SCP-1303 - 狩り穴
翻訳責任者: Raihachi
翻訳年: 2020
原題: SCP-1303 - Hunting Cavern
著作権者: TheGlyphstone
作成年: 2012
初訳時参照リビジョン: 17
元記事リンク: ソース
アイテム番号: SCP-1303
オブジェクトクラス: Safe
特別収容プロトコル: SCP-1303の所在地は入口から1km隔てた地点に、標準的な警備フェンス、カメラ、および立入禁止の標識を設置することで封鎖されるものとします。4名のエージェントから成るチームは、アメリカ合衆国国立公園局管理者の制服を着用してSCP-1303の入口付近で常に待機し、民間人の接近を阻止して現場から遠ざけてください。収容違反が発生し許可のない人物がSCP-1303に接近してきた場合、4名のエージェントのうち2名が繋ぎ縄を接続して現場に立入り、侵入者を生存した状態で回収することを試行してください。回収に成功した場合、クラスB記憶処理を施して当該人物を安全な距離まで移送してください。
説明: SCP-1303は[編集済]に位置する11箇所の自然洞窟関連群であり、1箇所の既知の地表への入口と、一連の相互接続している通路が存在します。洞窟の規模は幅10mから37mにわたり、深さは最大で地下120mに達します。当該洞窟はSCP-1303-1およびSCP-1303-2と指定済の2つの潜在的に関連すると考えられている現象の発生源となっており、これらが当該地点の異常特性を構成しています。財団が当該現場を所有している全期間を通じ、SCP-1303-1および1303-2の影響範囲が重複している様子が観測されたことは一度もありません。
SCP-1303-1は、当該領域内において音響伝達が完全に存在しないことから成る断続的な効果です。入口の洞窟を含む、SCP-1303網に接続されたすべての洞窟で発生することが知られていますが、発現の認識可能なパターンは明示されません。当該現象は不定の時間継続し、5分から記録によると4時間にまで変動します。その境界は現在影響を及ぼす洞窟の境界を超えて拡大することはありません。SCP-1303-1領域内では、いかなる種類の音波であっても生成または検知することはできず、これは領域内の音源が外部に向かって伝わる場合あるはその逆の場合においても同様です。この効果は機械装置および生物の両方に及びますが、生体が存在する場合にのみ発現することが知られています。影響を受けた機械装置は音波を送信または検出できないことを除き、完全に問題なく機能する兆候を呈します。SCP-1303-1の影響範囲内にいる職員は、何者かが忍び寄るあるいは尾行しているかのような感覚や、視界の隅から何かが動いている様子を僅かに視認することで、逃避あるいは振り向いてそこに存在する何者かと対面したいという衝動を高めたという報告を持続的に行っています。これらのすべての場合において、電子媒体あるいは他の職員は想定される「追跡者」を通常感知および検出できませんが、影響を受ける領域内に存在する複数の職員は、それぞれこのような感情を独立して体験します。平衡感覚および方向感覚はわずかな反響音に依存しているため、逃避を試みた人物は負傷する危険性が高くなります。
SCP-1303-2はSCP-1303-1と類似した効果ですが、音波を積極的に抑制する代わりに、当該現象は可視光、赤外線、または紫外線の生成または検知を完全に抑制します。入口の洞窟を除くすべてのSCP-1303洞窟で発現し、5分から9時間以上にわたって持続します。SCP-1303-1と同様に、他の方法で動作を妨げることなく生体と機械装置の両方に影響を及ぼし、生体が存在する場合にのみ発現しますが、その効果は対象が効果の及ぶ範囲を離れた後も可変期間中維持されます。「外側」からは、当該現象は固体で不透明な黒い壁のように見受けられますが、物理的な耐久性有していないため自由に横断することが可能です。「内側」からは、発信源の場所にかかわらず、いかなる種類の視覚的入力も記録されません。SCP-1303-2実例の内部にいる間、職員は洞窟の背景雑音について、何らかの生物または物体の接近を示す物音を聴取したと報告しています。音の正確な詳細は多岐にわたりますが、すべての場合において、何かあるいは何者かがゆっくりと慎重なペースで対象に接近する気配を示しますが、そのような音が記録装置によって登録または検知された事例は現在のところ存在しません。SCP-1303-1と同様にこの効果に曝露すると、影響を受けた対象は異常に強力な闘争あるいは逃走衝動が誘因され、SCP-1303の起伏の多い地形において重大な人身傷害を引き起こす可能性があります。
補遺:









