クレジット
タイトル: SCP-1369 - 触手
翻訳責任者: Raihachi
翻訳年: 2020
原題: SCP-1369 - Feelers
著作権者: faminepulse(投稿時アカウント削除済)
作成年: 2012
初訳時参照リビジョン: 12
元記事リンク: ソース
アイテム番号: SCP-1369
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1369を囲む6 x 4 x 6mの収容「鉄格子」は持続的に5°Cに保たれています。床面は循環式汚水処理システムへと注入される鉄筋コンクリート格子で裏打ちされています。当該格子は常に清潔に保ち、障害物を置かないでください。排水システムは給水が完了した後に詰まることが判明しているので、排水システムが溢れた場合、緊急用バルブでより大きな汚水浄化槽に供給されます。
SCP-1369の集合体は、全体の成長に応じて6日ごとに分割されるものとします。抽出された生物学的物質は、収容エリア範囲外に厳重に保管された後に直ちに焼却してください。
SCP-1369は常に挙動の変化を監視されます。
SCP-1369の寿命が終了した時点で交換すべきかどうかの判断については、現在サイト司令部によって議論されています。
説明: SCP-1369は、首の付け根に放射相称に配置された4つの頭部を有する人型実体に類似しています。胸部の周囲にも同様に4本の腕が並んでおり、指先の静脈が末端となっています。SCP-1369には脚部の代わりに、腹部から収容エリアの床面を把持するまでに至る蔓状の腫瘤が表れています。
SCP-1369は時速0.004kmの速度で移動しますが、温度の上昇によって容易に抑止されます。
各頭部は被験者が収容エリア付近に立入った際、同一音高の異なるオクターブで連続的に呻いているように見受けられます。この音声には観測者を誘引する効果があるように見受けられます。最初に実験を行ったDクラス職員はSCP-1369に接近し、脱衣を行ってSCP-1369の胸部内の開放された空洞に頭部を挿入しました。このプロセスは1~5時間継続します。このプロセス中、SCP-1369の腕は被験者の[編集済]に集中し、指先の蔓状物体が被験者の局所静脈系を一時的に皮膚を通して上昇させ、SCP-1369と融合させます。この間にSCP-1369の血液は被験者の循環器系を循環し、元の血液をSCP-1369のものへとに完全に置換します。新たな血液は被験者に有害な影響を与えないとように見受けられます。
SCP-1369において実験済のDクラスは、当該プロセスが完了した後に胸部内の狭い導管に嘔吐することが報告されています。胃酸および未消化の生物学的物質は、現段階では未知の化学反応によってSCP-1369の基部を通過し、10倍の大きさまで膨張して粘性で灰色の液体へと変化します。液体はSCP-1369の基部に位置する開口部を通して解放されます。当該液体は通常、自然環境において4日間周囲の領域を覆ってその場所に留まります。この液体が別々の供給によって再び覆われた場合、2つの液体は結合して不定形態の腫瘤として凝固します。この概説は文書1369-Aに記載されています。
被験者は大抵の場合、多少の心的外傷を除いて無傷のままですが、当該プロセスを強制的に中断した場合、結合した静脈の位置によって大量出血を引き起こす結果に終わります。
文書1369-A: 本文書における被験者をSCP-1369-Aとして定義します
| 実験1369-01 | |
| 被験者1 | D-23045、コーカソイド系男性、34歳 |
| 被験者2 | D-23405、アジア系男性、40歳 |
| 4日後の実験結果 | 不定形態の灰色腫瘤がSCP-1369周辺の5箇所に出現する。 |
| 2か月後の実験結果 | SCP-1369-A腫瘤は被験者と外見が類似したヒトの頭部の形状を形成する。SCP-1369-Aは4日間は知能を有しているように見受けられるが、その後SCP-1369と同様の挙動を習得し、絶え間なく呻き声を発する。SCP-1369-Aは成長を続け、追加の頭部が主要頭部から発達し、最終的にSCP-1369に類似した外見を呈する。 |
| 実験1369-03 | |
| 被検体1 | 一般的なイエネコ1匹 |
| 被験者2 | D-23405、アジア系男性、40歳 |
| 4日後の実験結果 | 不定形態の灰色腫瘤がSCP-1369周辺の4箇所に出現する。 |
| 2か月後の実験結果 | SCP-1369-A腫瘤は被験体と外見が類似したヒトおよびネコ型の頭部の形状を形成する。特定のSCP-1369-A実体は、4日間は知能を有しているように見受けられるが、その後SCP-1369と同様の挙動をを採択し、絶え間なくうめき声を発する。ただし、ネコ型の頭部は交尾中のネコに共通する鳴き声を発するように見受けられる。SCP-1369-Aは成長を続け、追加のネコ型およびヒトの頭部が主要頭部から発達するようになる。 |
| 附記 | SCP-1369-Aは成長完了後に焼却される。同様の試験は不要であると判断される。 |
SCP-1369-Aへのインタビュー:
サンダース博士: 話すことはできますか?
SCP-1369-A: あぁ…うん。やぁ。
サンダース博士: 気分はどうですか?
SCP-1369-A: 俺は…かなりすげぇいい気分だ。そうだなぁ。おい。なぁおい!
サンダース博士: 自身の状態の本質に気付いていますか?
SCP-1369-A: やぁ、俺は気分がいいんだ。あんたはどうだい?
サンダース博士: あなたの…頭をSCP-1369の方に向けて私に見せて頂けませんか?
SCP-1369-A: はは、分かってる癖に!
サンダース博士: はい?
SCP-1369-A: 誰がそんなことするっていうんだよ?
SCP-1369の方に向けられた被験者は、継続的な呻き声を上げ始める。
インタビュー終了



