SCP-1374
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アイテム番号: SCP-1374

オブジェクトクラス: Keter

特別収容プロトコル: SCP-1374に関する情報の全ては追って通知があるまでサイト-23に保存されます。サイト-53、サイト-95、セクター-15は全て現在SCP-1374の影響下にあります。これらの施設に勤務する全ての職員はSCP-1374を認識している必要があります。加えて、これらのエリアにある全ての文書は2名以上の異なる職員から正確性について三重の点検を受けなければなりません。更に、職員はこれらのサイトからの異動を要求することができます。これらの要求はエリアのサイト管理官の他に、最低でも3名のレベル4クリアランスを持つ研究員からの承認を受けなければなりません。

説明: SCP-1374は少なくとも5つの、常にアノマリーとの相互活動を行う人間が使用する建物に明白に影響を与えているものと考えられる文章基盤の現象です。これらの影響された建物内において、財団プロトコル-01-ブラックで定義される異常なオブジェクトを対象に1年以上職務を行った人間は無作為に、建物内でSCP-1374に遭遇します。SCP-1374は短い文章やフレーズの形で現れ、壁のスプレー画や手書きのノート、公式の報告書に挿入された文章などを含む様々なメディアを介して出現します。

現象は異常なオブジェクトと積極的に相互活動を行う建物にのみ影響します。SCP-1374に影響された建物が10日以上休止状態になるかアノマリーを対象とする業務をやめた場合、SCP-1374はもうその建物に影響を与えなくなり、活動中である別の場所に現れ始めます1。加えて、SCP-1374のメッセージの性質と語調は建物間で広く異なっています。このため、現在SCP-1374-AからSCP-1374-Eと呼称される、SCP-1374の5つの反復が、これらの影響の原因であると推測されています。更に、各反復は特定の要注意団体を好むとみられ、影響している建物が休止状態となった場合その団体が使用する別の建物に再出現します。更なる詳細は補遺-1374-アルファを参照して下さい。

SCP-1374の影響を受けている5つの場所の内3つは財団によって管理されています。残る2つはGoI-016(世界オカルト連合2)とGoI-132(マーシャル・カーター&ダーク株式会社3)の支配下にあります。

補遺-1374-アルファ:
SCP-1374-X 場所 説明 実例
SCP-1374-A サイト-53、SCP財団の管理下 出現した文章は財団の職員と行動に対し厳しく酷評的で不満を露わにしたものである。 SCP-████の情報より記録されたもの: …は常に人間型収容チャンバー#423に保管されるのは明らかにそれが賢いやり方だからだろう?怒ったりしないの?クソ、何でお前の戯けた真似のせいで皆が死んだりしてないんだ?
SCP-1374-B サイト-95、SCP財団の管理下 出現した文章は財団の努力に対し協力的かつ好意的である。 インシデントレポート・ロー-オメガの情報より記録されたもの: …はオブジェクトの回収中に殺害されましたが、これは努力をやめていいということではありません。人は生きて死にますが、それで良いのです。全てがより大きな善のためとなります。ジョン、信じて、この事で怖がったりしないで、大丈夫だから。
SCP-1374-C セクター-15、SCP財団の管理下 出現した文章は悪質で執念深く、人を見下した態度である。 SCP-096の情報より記録されたもの: 週に1回、独房に裂け目や穴ができていないか検査します。SCP-096の独房の中に監視カメラや光学的道具を設置してはいけません。そのため、職員は一週間に一度、SCP-096が収容下にあるか確かめるために実体のセルに物理的に立ち入らなければなりません。
SCP-1374-D 第24番倉庫、GoI-132(マーシャル・カーター&ダーク株式会社)の管理下 出現した文章は贅沢や浪費的な生活様式に関して非常に酷評的である。 [編集済み]の情報より記録されたもの: …は貴方の要望を満足させるでしょうね、他の誰かを助ける為に貴方の生き方を変えることなしに。恐ろしい人にとって何て素敵な商品なのでしょう。マーシャル様はきっと心から貴方に購入を勧めるでしょう、より相応しい誰かさんにあげないために。でも貴方は購入しない、そうでしょう?
SCP-1374-E [編集済み]、GoI-016 (世界オカルト連合)の管理下 不明 不明

補遺-1374-ガンマ: 5年毎の12月31日に、SCP-1374の全ての反復が影響を受けている場所にいる全ての適格な対象に対して次の様なメッセージを表します。

些細な話に気を取られることはない。貴方は世界の運命を握っている。それが何であれ頭に留めるな、だって貴方は何を知っているんだ?これが手に負えないなら、ここにいるべきではない。忘れるな。
これはテストだ。これはただのテストなんだ。

インシデントログ-1374-シータ: 1995年4月6日、SCP-████4が[編集済み]を含む、それまで知られていなかった異常性を表して収容違反を起こしました。結果として63名の職員がSCP-████-G実例へと変化し、加えて71のSCPオブジェクトを紛失しました。現在、収容違反中に失われた全てのオブジェクトと職員が未だ財団の管理外にあります。

更に、サイト-95の第17Euclid棟で警備システムの故障が発生し、7体のEuclidクラス異常オブジェクトの解放に繋がりました。この内1体はタイプ・レッド変異-複製実体として分類されていたものです。その後4体が再捕獲されましたが、前述の実体は収容違反を起こし現在も捕獲されていません。機動部隊シータ-24(別名”ポリグラフチームの攻撃”)が調査と、できる限り全ての脱走したオブジェクトの捕獲の為に派遣されています。

同日セクター-15にて、SCP-1374-Cが情報災害の広範囲への拡散を引き起こす[編集済み]に関する情報を表しました。

翌日、SCP-1374に影響された全ての場所で、SCP-1374-Xの各反復がそれぞれの場所にいる全ての適格な職員へ向けてメッセージを生成しました。以下はメッセージの複写です。

SCP-1374-A:

ほらな?俺はお前に何て言った?馬鹿が。誓ってもいいが、たまにはGOCの脳筋どもから学ぶことが一つか二つはあったんじゃないか?使いこなせもしなかったけどな!まあ関係無くヘマをしたよな!なあ、これみたいな小物の[編集済み]にも対処できないんじゃ、大物が来たらどうするつもりだ?

SCP-1374-B:

嗚呼、嗚呼、本当に申し訳ありません。これに対する用意はできていたと本当に思っていたのです、この様な事になるとは思いもしなかったのです。私のせいです、起きた事で気を悪くしないで。我々はただ挑み続けます、そして最後には、貴方はそれが訪れた時の準備をより良くできるはずです。挑み続けて!自信を無くさないで!信じています!
…でも前よりは上手くやらなければならなくなるでしょうね。

SCP-1374-C:

勝機は存在しません。

インシデントログ-1374-クサイ: GoI-055(カオス・インサージェンシー5)の既知のメンバー数名を追跡していた財団エージェントが、団体が活動の拠点として使っていた放棄された工場にてSCP-1374の新たな反復に遭遇し、その後SCP-1374-Fと呼称されることとなりました。その場所で発見された文章は”心配性”で”神経質”であると特徴付けられています6。メッセージの例外は最北端の大型発電機を収蔵する部屋の壁で見つかった「出て行け」と上方に7示してあるものでした。財団職員がこのメッセージのある部屋に踏み入った約5秒後、建物の壁が崩落しエージェント4名を失う結果となりました。

職員がこれら構成員の追跡と探知を続けたところ、特定のSCP-1374のメッセージがある部屋に財団職員が入った後、部屋が崩落したインシデントと同様の出来事に遭遇しました。このため、エージェントは首尾よくCI構成員を追跡することが不可能となりました。

主任研究員メモ: インシデントログ-1374-シータとインシデントログ-1374-クサイで述べられた出来事から、SCP-1374はテキスト型アノマリーの出現以上のものであり、建物の異常なコントロールを有している可能性がある。このコントロールの限界は不明である。よって、職員はSCP-1374の影響を受けていると分かっている建物で活動する間は、最大限の注意を続けなければならない。 -レオナルド・ラグランジュ主任研究員

インシデントログ-1374-カイ: 1995年5月12日、財団の監視員がGoI-132(マーシャル・カーター&ダーク株式会社)が所有し、SCP-1374-Dの影響を受けていた第24番倉庫が同団体によって引き渡されたことを報告しました。財団エージェントが団体のメンバーをMC&Dの所有する第53番オークションハウスまで尾行しました。第24番倉庫の調査によって3体の死体が発見され、いずれも皮膚の様々な部分を切り取って「心ない人間は彼がやってきてもその力にあやかる事は全くできないでしょう。私は話をしようとしましたが、明らかに努力が足りませんでした」というフレーズが作られていました。機動部隊タウ-09(別名”上級スパイネコ”)が現在SCP-1374-Dの新たな居場所を捜索中です。

補遺-1374-ミュー: [編集済み]と同日の████年██月██日以降、SCP-1374-A~Cのメッセージが慌ただしい、神経質な性質のものとなった事に職員が気づきました。特に、

  • SCP-1374-Aは実際には割り当てが無い番号のSCPオブジェクトについての収容プロトコルを厳しく非難し始めました。オブジェクトの大半は人間型、変身、記憶影響、適応、認識災害性、異次元に関するものである他、全てのメッセージが大文字で書かれていました。
  • SCP-1374-Bは少なくとも一週間に一度、インシデントログ-1374-シータの間に示された能力を利用し始め、職員がオブジェクト8の再収容を試みた間に様々な形態で激励のフレーズを表します。
  • SCP-1374-Cは明らかな、目に見えるやり方でSCP文書を書き換えることをやめ、代わりにこれらオブジェクトについての些細ではありますが重要な詳述部分を書き換え始めました。更に、メッセージにおける微細なミーム災害・情報災害の量が増加していることが判りました。これにより、セクター-15における全文書の有効性の調査の厳密性が増しています。

これらの活動は時間が経つ毎により一層頻繁になっています。この期間の間、財団の研究員はSCP-1374の極端な活動の増加と[編集済み]の非異常な部分との間に関係性が存在しうることを提言しましたが、2つの間には如何なる関係性も認められませんでした。

補遺-1374-パイ: ████年██月██日、以下のメッセージがSCP-1374に影響された全ての場所に出現しました9

やあ、テストは受けたね。不合格だ。これは我々の方で何とかしてみるよ。

後に、以前SCP-1374の影響を受けた全ての場所で異常なメッセージの出現が止まりました。30日後、SCP-1374はNeutralizedとなったことが宣言されました。

補遺-1374-オメガ: SCP-1374がNeutralizedと宣言された5ヶ月後の████年██月██日、SCP-1374は以前影響を受けていた全ての地域に再出現しました。しかし、アノマリーの新たな反復は記録にあるSCP-1374-Xの実例とは異なるものでした。この反復は全ての影響を受けた地域で同一で、アラビア数字のみを表します。SCP-1374のメッセージにある数字は時間経過と共に一定の割合で減少します。この意味は不明ですが、全ての出現した数字は常に建物間でほぼ等しくなります。

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