SCP-1393
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アイテム番号: SCP-1393

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: SCP-1393の周囲の土地はかつてJ.W.アンド・サンズ株式会社によって所有されていたもので、現在はサイト97として指定されています。機動任務部隊ベータ7(通称“イカれた連中”)は清掃作業と現地の警備任務を遂行します。SCP-1393はその能力を無力化するために十分な量の土と共に埋没させることとします。SCP-1393から出現した物質は外因性有害物質に関する標準的プロトコルに従って処理してください。

物質は湿った粘土質の土と3:1の割合で混合した上で運搬し、現地で適切に処分を行ってください。処分はサイト97の北西の隅に物質を運搬し、地面に投棄することで行います。いったい冷却されると、粘土質の土が高さ30センチまで堆積します。将来の再利用計画として、サイト97を清掃作業が完了した後に輸送コンテナの保管所として転用する計画があります。

SCP-1393によって生産される物質のサンプルを採集し、隔週で行われる定期試験のために研究サイト45へ送ってください。

説明: SCP-1393は直径1.8メートルの球状のポータルで、地上から10センチメートルに位置しています。SCP-1393は2013年2月17日(最初の発見から2日後)から活動を行っています。その活動中は、SCP-1393は12立法メートル/時間の速度で、部分的にガラス質である鉱滓状の物質を表層部から継続的に滲出させます。この物質の温度は1500度から1800度の間であると測定されています。この物質のおよそ85パーセントは主にシリカ、生石灰、アルミナ、ホウ酸ナトリウムおよびマグネサイトの混合物で構成されています。少量の水銀、ウラン、リン、硫黄、ラジウム、あるいはその他のさまざまな量の有害物質も検出されています。

SCP-1393が現在の活動状態に入る以前、SCP-1393-1として指定される人型実体が当該エリアの偵察と調査を行っているところが目撃されました。SCP-1393-1は偏光フェイスシールドとSCBAユニットを装着したレベルA/タイプ1のHazmatスーツを着用していたと報告されています。財団はその際に接触を試み、SCP-1393-1にその行動と目的についてインタビューを行いました。SCP-1393が活動を開始して以来、SCP-1393-1は現在まで姿を見せていません。

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