SCP-1399-RU
評価: +39+x

未検証報告書
ミーム自動検出: Failed
クラス指定権限不足


S

E

K

T

N

А


周期性

Vedist I


Vedist II


Vedist III


Vedist IV


Vedist V


Vedist VI


SCP-1399-RU


アイテム番号: SCP-1399-RU

オブジェクトクラス: None (下記参照)

特別収容プロトコル: 未考案。

説明: SCP-1399-RUはSCP財団従業員 (職員ID: 07821)、およびこの文書の執筆者であるイーゴリ・ヴィタリエヴィチ・コラベリニコフです。このファイルが現在SCP-1399-RU本人により編集されているという事実にもかかわらず、信頼性があると考えられる名前、性別、年齢、職場、その他いかなる個人情報、および実在 (あるいはSCP財団の存在) の証拠も存在しません。

SCP-1399-RUは決して眠りに落ちることはないにもかかわらず、定期的に目を覚まします。各”覚醒”は早朝、実体自身のベッドで (ほとんどの場合、目覚まし時計が鳴るとともに) 発生します。SCP-1399-RUの”覚醒”に続き、以前の”覚醒状態” (自己認知状態) にあった時間、およびその時間に関する情報は、実体からは極めて詳細かつ鮮烈な、それでいて空想上の夢であると認識されます。

現執筆時において、SCP-1399-RUは極秘超常学術機関”SCP財団”の従業員であると自認しています。最新の夢は、ロストフ・ナ・ドヌの金物店のセールスアドバイザーとしての業務を中心に展開しました。残る記憶の断片によれば、その前の夢はロシア極東部の何処かの地域で行われた徴収兵としての軍務に関するいくつかのシーンからなっていました。

SCP-1399-RUの異常性に関する仮説、およびその収容クラスが以下に列挙されています。


Explained。SCP-1399-RUは異常ではない。考えられる理由としては以下のようなものがある。

  • SCP-1399-RUは一連の”夢中夢”を経験しているだけの普通の人間であり、この夢はいずれ終息する。
  • SCP-1399-RUは何らかの重度の精神疾患 (おそらくは解離性同一性障害) を患っている。
  • SCP-1399-RUは過重労働による過労で、通常の夢に対して過敏になっているにすぎない。

Euclid。SCP-1399-RUは異常である。考えられる理由としては以下のようなものがある。

  • SCP-1399-RUは別個の異常存在 (おそらくミーム系) により影響を受けている。特別収容プロトコル: SCP-1399-RUをなるべく速やかに隔離し、観察する。
  • SCP-1399-RUは実際に様々な場所で、様々な人物として自発的に”覚醒”する能力を有する。考えられる説明としては、SCP-1399-RUは”犠牲者の”意識を一時的に自身のものに置換しているものと思われる。特別収容プロトコル: 異常影響源を発見し隔離する。SCP-1399-RUの犠牲者には必要に応じて記憶処理/医療的ケアを施す。SCP-1399-RUを特定し捕縛する。

Atlas1。その実際の性質にかかわらず、SCP-1399-RUは万物の起源である。各”夢”は当該起源により創造された一つの現実である。この仮説が事実であるとするならば、SCP-1399-RUは”存在する”と区分できる唯一の実体である。各”覚醒”は新たな夢世界の誕生と、旧夢世界の崩壊を示している。よって、SCP-1399-RUはApollyonとThaumiel (新たな夢世界には異常が存在しない可能性が高いため) 双方に分類可能である。特別収容プロトコル: 無し。このファイル、財団、一切の異常な世界は忘れ去られる。

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