アイテム番号: SCP-1498
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: SCP-1498の全実体はサイト-77にある標準収容室に収容します。1人の技術員をSCP-1498の電話に応答するために配置します。全ての電話の複写記録はサイト-77の非異常記録保管室に保管します。SCP-1498と会話した人間は2ヶ月間、またはSCP-1498の徴候が示されるまで隔離します。露出の徴候を示した対象者はSCP-1498と同様の設備にSCP-1498-1として収容します。
説明: SCP-1498は30台の自律性の電話コードと送受信機の集まりです。SCP-1498の実体は完全に移動性で、収容室内をあてもなく歩き回ります。"オネイロイ・コレクティブ1の友だちと一緒に、特製の夢を作っちゃおう。"の文字が各実体に記されています。
知性を持った生物がSCP-1498にある受話器の1つを使用しようとすると、3回の呼び出し音が聞こえた後、"オネイロイ・コレクティブ"のオペレーターと自称する声が出ます。この声は対象者に対して見る夢の様々なオプションについて説明し、改造した夢を体験することを提案します。この電話の終了後、対象者は9時間意識を失います。
対象者が意識を回復すると、彼らは注文した内容に正確な夢を見たと主張します。対象者はSCP-1498の効果を続けて使用したいと主張するか、即座に再使用しようとすることがあります。SCP-1498の影響下にいる間の経験を説明した複写はこの報告書に記されています。
D-4560、SCP-1498露出後
俺はこの部屋に座ってたんだ、だけど本当はこの部屋じゃねえ、だって端が滑らかだったんだぜ、そうだな、まるでタマゴの部屋だ。緑の紙があったんだけど、それはあの緑じゃねえ。ちょうどここやあそこにある緑だ。とにかく、俺はちょうど真ん中にいて、地面に座ってたんだ…俺は支えられていた。それで俺は気付くんだ、俺は実はテーブルなんだと。あんたらみたいな奴らがこの気持ち悪い羊の電話について教えるように俺に指示した。そいつらは俺を食べているんだが、見た目は老けていて、1950年代ぐらいか、とにかく顔が赤かった。俺達は最終的に孵化するんだが、そこで俺は目を覚ました。
繰り返しSCP-1498に露出すると、対象者の身体と精神状態が変化し始めます。SCP-1498の影響を受けた対象者は可能な限り頻繁に眠ることを望み、可能であればSCP-1498の使用を好みます。睡眠中、対象者の頭蓋と頭蓋骨の一部はSCP-1498で見られるような電話機の一部と入れ替わります。これは様々な状態で現れ、以下を含みます:
- 対象者は電話機を吐き出し、コードは喉にまで達していました。
- 髪の毛の代わりに電話線が伸び始めました。
- 回転ダイヤル式の呼び出し装置が現れ、電話は対象者の耳の中で発見され、連続的に呼び出し音を鳴らしていました。
- 発声が発信音に入れ替わりました。
最終的に回転ダイヤル式電話機が対象者の頭部に集まり、その構成要素は全て対象者の身体から発生します。対象者はSCP-1498の実体と同じ知性を示し、SCP-1498-1として分類します。8/19/2012、SCP-1498-1実体の知性を修復する試みは成功しませんでした。
9/18/1965、奇妙な家畜の報告が現地財団資産の下に届いた後、アメリカ合衆国フロリダ州マイアミにある放棄されたオフィスビルでSCP-1498を回収しました。エージェント1人がSCP-1498の影響を受けた後、収容班はこの物体の確保に成功しました。
11/14/1965、SCP-1498はEuclidとして分類されました。