SCP-1536
rating: +3+x

アイテム番号: SCP-1536

オブジェクトクラス: Euclid

特別収容プロトコル: 非活性時のSCP-1536実例はサイト-19のセクター37にある標準ロックストレージボックスに収容してください。SCP-1536実例は実験目的でのみ活性化することができます。活性状態のSCP-1536実例は、それらの現在の形態に適した収容区画に収容することも可能です。実験が完了した場合、SCP-1536実例は長期保存のために非活性状態に戻さなくてはなりません。

更新: 20██/██/██(インシデント1536-ガンマ)時点で、SCP-1536のすべての実験はさらなる通知があるまで中断されるものとし、いかなる新たなオブジェクトもSCP-1536に曝露しないものとします。追加の実例、特に財団の施設内またはその周辺に存在する可能性のあるものを識別し収容することは、イプシロンレベルの優先事項と見なされます。

説明: 非活性時のSCP-1536は高さ35cm、直径15cmの褐色の卵で、一般的な地球上の生化学物質に類似したこれまでに未知の多くの化合物で構成されています。SCP-1536の外側の"皮膚"はキチン質に類似し、内側は細胞内液に類似した均一なコロイドです。節足動物の脚に似た2つの付属肢が本体の両側から生えています。

非活性状態にあるとき、SCP-1536実例は収容エリアの周囲をゆっくりと引きずるように動き、しばしば収容壁に本体をこすりつけるような動作をすることが観察されています。標準収容器の鋼鉄部には何の痕跡も残っていませんでした。SCP-1536の非活性実例はいかなる形の栄養も必要としないようです。

SCP-1536実例は十分に複雑な移動物体による直接の視線を受けると活性状態に移行します。未知の手段によってSCP-1536実例は提示されたオブジェクトと正確に一致するように、その構成および外観を完全に変更します。このプロセスは、常におよそ3秒程度で完了します。

SCP-1536が対象に擬態するか否かを判断するために使用する基準は不明です。スクリーン上の動画に擬態はしませんでしたが、ぜんまい式玩具のような移動する無生物の対象には擬態しました。SCP-1536は常に動物界に属する生物に擬態します。擬態可能な物体が複数存在する場合、SCP-1536は幾何学的中心から最も近い物体に擬態します。

擬態してからおよそ16分間、SCP-1536は別のオブジェクトに擬態することができません。この回復フェーズが終了し、新たな擬態可能な物体が提示された場合、SCP-1536実例は直ちに変化して新しいオブジェクトに擬態します。

活性状態のSCP-1536実例は元の物体と同じ寿命要件(該当する場合は)を有しますが、もし持続させた場合は、無期限にこの状態に留まることができます。SCP-1536実例が物体に擬態すると、すべての測定可能な点で元の物体と同一になります。これにはDNA、外被の柄や指紋などの皮膚の模様、記憶や個性が含まれます。人間が対象の経歴についてはインタビュー記録を参照してください。

活性時のSCP-1536実例はすべての刺激に対して擬態した物体として正確に反応し、通常のように損傷または負傷します。しかしながら、完全に無能力である場合(あるいは殺された場合、動物に擬態した場合において)、SCP-1536実例は不活性状態に戻り、約16分間再び擬態することはできません。非活性状態に戻るプロセスは、活性状態への遷移とまったく同じ時間がかかります。擬態形態時に受けた損傷は不活性状態のままでは残存することもありますが、回復段階中に徐々に消失していきます。回復フェーズが終了すると、SCP-1536実例は新たな物体に曝露した場合に通常どおり擬態を行います。

補遺1536-A: 実験記録抜粋

実験番号: 1536-20
提示したオブジェクト: 雄のRattus norvegicus(ドブネズミ)、生後6週間
実験目的: SCP-1536の損傷からの回復能力を確認すること

結果: SCP-1536-1は対象に擬態する。SCP-1536-1の左前脚を除去し、SCP-1536-1は焼却して終了。不活性状態のSCP‐1536‐1はひどく焦げており、その付属肢の1つを失っていることが観察される。失われた四肢は回復フェーズの間に再生し熱傷は治癒する。特筆すべきことに、除去された脚はげっ歯類組織において予想されるようには回復したり腐敗したりしなかった。

実験番号: 1536-34
提示したオブジェクト: ███████社製のアヒルの形の玩具、動力はぜんまい仕掛け
実験目的: SCP-1536が機械的な物体にどこまで擬態できるかを確認すること

結果: SCP-1536-1は動かない玩具のように振舞い、擬態は行われない。玩具を回収して巻き上げ、走行している様子をSCP-1536-1に提示する。SCP-1536-1は玩具に擬態し、同じ方向に沿って同じ方法で移動する。

実験番号: 1536-52
提示したオブジェクト: D-90124
実験目的: SCP-1536のヒトへの影響を明らかにすること

結果: SCP-1536-1は衣類を含む対象に擬態する。詳細はインタビュー記録1536-52を参照。

実験番号: 1536-75
提示したオブジェクト: D-90124(実験1536-52の対象、最初の曝露から██日経過)
実験目的: SCP-1536への曝露の長期的影響を明らかにすること

結果: [編集済、クリアランス4/1536は補遺1536-Cを参照]

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。