SCP-1580
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SCP-1580、SCP-1580-1実体に覆われている

アイテム番号: SCP-1580

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1580は現在、7m×7mの敷地内にあるサイト-30のテラリウムで生育されています。SCP-1580-1実例の行動および発声の変化は常に監視されるものとします。現在、SCP-1580の知的実例とコミュニケーションを試みることは現在禁止されています。

説明: SCP-1580はサザンライブオークとも称されるQuercus virginiana種です。現時点の枝葉の広がりは19m、高さは22mです(2010年10月3日時点)。SCP-1580の樹齢は現在65年と推定されていますが、外観や組成には特筆すべき特徴は認められません。SCP-1580はより高頻度で落葉させ、その速度は1分間に70~180枚です。SCP-1580の主な異常性は葉の自律性で、SCP-1580-1実例に指定されています。

SCP-1580-1実例はSCP-1580から分離されるまで異常性を示さず、外力による意図的な除去あるいはSCP-1580の異常性によって発生する場合があります。SCP-1580-1実例は固体の表面に接触した際、葉脈から4本の体肢を生やします。SCP-1580-1の葉脈は元の位置から2cmほど伸長し、二足歩行および四足歩行の両方に使用されます。

これらの四肢を発達させた後、SCP-1580-1は元々SCP-1580上で生長していた地点への移動を試みます。4本の体肢を使用してSCP-1580の幹に登り、元の地点に到達すると、そのまま枝に物理的接触を行って再接合します。SCP-1580-1実例は、他の実例が枝を登り続けるまで他の実例が自身の枝に再接合するのを待機することから、感覚を有しているように見受けられます。ある実例が枝に到達することを妨害すると、その体肢は自身の中に退行し、想定通りに分解が始まります。SCP-1580-1実例がその近辺で駆除されたり、その他の方法で除去されたりした場合、SCP-1580は自然に別の実例を生長させ始めます。

15~18dbの囁き声がすべての実例から聞こえます。SCP-1580-1の単一実例を録音しようとした場合、当該実例は発声を停止し、すべての実例を一度に録音した場合も明確な発声は識別できません。知性を有する可能性に関するさらなる研究が進行中です。

補遺1580-A: ████年██月█日、全SCP-1580-1実例が活動を休止しました。イベントの記録と後の調査の最中、SCP-1580-1の1実例が38dbで発話していることが明らかになりました。実例によって述べられたイベントに関する証跡は発見されておらず、[編集済]の社会への関与についての評価は検討中です。

今日、一つの物語は忘れ去られてしまった。単に古き文書に残されているのではなく、枯れた屍の中に残されている。稀にしか起こらないことだ。

あれから幾年経っただろうか?時間が這うように進むかと思えば空を飛ぶように進むようになった、どうやってかはわからないが。

今の私を見よ。私がまだここにいるのは私の未熟さのせいだ。自らを雑踏の中に置いたのだ。私はもはや今日の村人よりも価値がない。これは私のあるべき姿ではない。吐き気がする。

私の物語は既に忘れ去られてしまった。自分でも思い出せない。ああ、過ぎ去りし日々が恋しい。だが今や、私はまさに物語を打ち破る者どもとともに囚われている。今日生き残っている者のはかつてのものを歪めた姿に過ぎない。

私の取り留めのない話を気に掛けないでくれ。私は叫び続けよう。追憶はよいものだ、たとえあなたが蔑むものに基づくものだとしても。

SCP-1580-1実例の最初の明確な発声の後、全実例が以下のように繰り返し発声し始めました(████年██月█日):

私たちは何度も登る、時を恐れて、
チクタクと音が鳴る、崩れ行く積木のように、
死にたくない、涙と汚れにまみれて。

私たちの母の髪、彼女の愛しき一房、
私たちは泣けない、人生の崇高さ故に、
私たちは決して色褪せず、それでも笑う、

ほんの僅かな御伽話のみが続くのだ
礎が過去を引き裂く時

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