SCP-1594
評価: +8+x
blank.png

アイテム番号: SCP-1594

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1594は本質的に収容不可能であるため、その通信を監視するため、赤道に沿って等距離に設置された24の地震観測局が配置されています。通信に対する応答はSCP-1594に最も近い観測局から送信されるものとします。通常の地震活動は重大な干渉を引き起こすため、応答通信は全体的な地震活動が極小になるまで遅延されるものとします。通信は、現在送信中の局が存在する地域が月面満潮時の場合に行うことが望ましいです。

SCP-1594-A実体の活動報告が最優先とされます。調査は、SCP-1594-A実体の追跡および研究に重点が置かれるものとします。

説明: SCP-1594は8名のアメリカ軍人で構成された非実体の分隊であり、個別にSCP-1594-01から-08と指定されています。その非実体性にもかかわらず、SCP-1594はなお重力の影響を受けます。SCP-1594は現在、地球の地下1600kmの下部マントル — 地球-月系の質量中心に位置しています。当該実体群の地表に対する位置は、その上方に存在する月による潮汐の流れに沿っている傾向があります。SCP-1594は相互あるいは携行している物品に関しては実体を有しており、当該実例群がほぼ球形の塊状に固着している要因となっています。

SCP-1594はマントルの対流と限定的な相互作用が可能です。4体以上のSCP-1594が同時に発話した場合、その音声は異常な地震圧力波に変換され、地殻の下部に作用します。これにより、SCP-1594は地表との交信が可能となっています。財団は当該現象を解読し、翻訳の容易さからSCP-219から派生した技術を用いて当該現象を部分的に再現し、返信を定方向に送信することを可能にしました。SCP-1594がどのように圧力波を解釈できるかは不明です。交信に対する最大の障害は他の地震活動からの干渉であるため、メッセージは通常、簡潔かつ端的で、そして増幅されています。

SCP-1594は、マントルを満たしているマグマを通して、有限ながら不明確なほど遠くの距離まで及ぶ、視覚あるいはそれに相当する感覚を有していると申告しています。これにより、当該実例群は火山のホットスポットなどの特徴を把握することは可能ですが、地質学的な養成を受けていないことや、現代の科学的知見に精通していないため、その説明は曖昧なものになっています。当該実例群の証言によると、SCP-1594は大幅な加齢や負傷はしていないものの、熱による痛みを常に感じていることや、戦闘中に受けた傷から出血が続いている点について言及しています。流出した場合、SCP-1594の血液は異常な性質を失い焼失します。SCP-1594-05は時折、非異常性の胃腸ウイルスが原因で嘔吐しますが、当該嘔吐物も同様に焼失します。

SCP-1594は1970年2月15日、北緯██.████、東経███.████地点の地雷原が、進路を確保するために安全な距離から故意に爆発させられた後、分隊長からMIAになったと報告されました。当該爆発は瞬間的に未知の火山カルデラを露出させ、強烈なファッジ臭を放ってSCP-1594を巻き込み、それ自身を閉じ込めました。SCP-1594自身を含む複数の情報源により、様々な詳細度で当該証言は裏付けられています。

交信記録抜粋: SCP-1594との交信は、送信の困難さが要因となり、過去5年間は不十分なものでした。しかし、最初の成功した送信は2001年初頭に実施され、その際SCP-1023が異常な高忠実度および正確な位置情報を伴う信号を受信しました。さらなる調査により、これらの信号の背後に存在する主体が発覚し、それらを傍受するための基地局が設置されました。

特に指定がない限り、このサイトのすべてのコンテンツはクリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス の元で利用可能です。