SCP-1595-1
起源: ロンドン、██████家霊廟内部に彫刻されていた。
文章のおおよその年代: 1700年代
回収: 1920年
メッセージ: どこかにいるのは分かってる、Molly。戻って来るんだ、こんな風に終わらせることはない。
SCP-1595-3
起源: グーテンベルク聖書の写本表面に油性マーカーペンで記述されていた。教皇の書庫から回収。
文章のおおよその年代: 1453年
回収: 1932年
メッセージ: あの子たちに会わせろ、Molly! 俺の子供でもあるんだぞ、このあばずれが!
注: 油性マーカーペンは1952年に発明された。
SCP-1595-7
起源: █████ █████の白衣のマドンナ像の縁にボールペンで記述されていた。
文章のおおよその年代: 1670-1690年
回収: 1945年
メッセージ: ああ、君はずる賢いな、それは認めるよ。俺は絶対に君を捕まえられない。だが君は大荷物だ、愛しい人。
SCP-1595-9
起源: ████山脈の洞窟の壁面に記述されていた。████████探検隊によって初めて回収された。
文章のおおよその年代: 西暦紀元前14,000-12,000年
回収: 1948年
メッセージ: 君は足跡を残した。永遠には隠れられないぞ、Molly。俺は永遠を知り尽くしてる。
注: このメッセージは手で書かれていないという点で特異である。代わりにレーザーカッターの様なものが使用されている。
SCP-1595-14
起源: ████ ██████の所有していた白紙の書類。彼女の死後回収。
文章のおおよその年代: 1830年
回収: 1956年
メッセージ:これはお前宛に残したものだ、Danny。母さんは良く思わないだろうけど、これは私たちの小さな隠し事にしておこう。お前はずっと私がガレージで作業しているのを見るのが好きだったね。
注: ████ ██████は殺害されたが、その凶器は特定されていなかった。現代の犯罪科学技術により電動ノコギリによるものだと明らかになった。
SCP-1595-20
起源: バグダッド、██████████のマドラサで回収された巻物。
文章のおおよその年代: 650-670年
回収: 1967年
メッセージ: これに番号を振ってきたのは正解だな。クソったれめ、だがこの時間のでたらめさは混乱を招きかねない。
SCP-1595-34
起源: フランダース議会が発表した議案の注釈
文章のおおよその年代: 1686年
回収: 1978年
メッセージ: 誰かが君を手助けしているな、Molly、気付いてるぞ。ルールに反することだと、君も分かってるだろう。罰を受けるんだ。
SCP-1595-48
起源: 帝国戦争博物館から回収された、█████ ██████の英国軍への入隊書類上。
文章のおおよその年代: 1912年
回収: 1986年
メッセージ: 君は彼らの元へ行ったのか? よりにもよって? 勇気があるよ、認めよう。君の居場所としては不十分だろうがね。というよりも、君がいる時代としてはか。彼らに君を保護することはできない、決してな。
注: 入隊書類にはアフリカゾウ世界自然保護基金のファーストクラス切手が貼られており、日付は2011年だった。
SCP-1595-51
起源: シベリアの墓標が無い墓に見つかった銅板に焼き付けられていた。
文章のおおよその年代: 西暦紀元前5,000-4,500年
回収: 1990年
メッセージ: 時を刻む音が聞こえるか、Molly? 近頃の俺は絶えずそれを聞いている。初めのうちは苛ついたものだが、今はもう慣れた。驚いただろう、君が慣れることの出来るのはその必要がある場合だ。例えば彼らが義務によって君と子供たちを押し込める檻。どうして君が受け入れられる?
注: 遺体に加え、墓は300粒の象牙の玉、150本のキツネの歯、38口径のスミス&ウェッソン・スペシャルの残骸が収められていた。同型の銃のものである弾丸1発が遺体の大腿骨に埋まっていた。
SCP-1595-64
起源: 飾られていたフランク族のタペストリーの裏側。フランス、ナント在住の地元コレクターから回収された。
文章のおおよその年代: 780-800年
回収: 2009年
メッセージ: 心配はいらない、Ben。父さんが今行くぞ。
SCP-1595-65
起源: トルコ、考古学的遺跡であるギョベクリ・テペの石壁表面。
文章のおおよその年代: 西暦紀元前11,000-10,000年
回収: 2011年
メッセージ: もうすぐ彼が来る。