アイテム番号: SCP-160
オブジェクトクラス: Euclid
特別収容プロトコル: サイト-██の頑丈なバイオ格納室にSCP-160は保持されています。SCP-160は週に1度ウサギや同程度の重量の他の動物を生餌として与えられます。餌を与えるときは自動運搬システムのみを使用します。
SCP-160の実験はレベル3職員最低2人から事前に許可を受けてください。部屋に入る職員は常にアーマードスーツを着用しなければなりません。
説明: SCP-160は無人(UAV)の十字型飛行機1のようです。最も広い部分で直径約1.1mあり、[編集済]コーポレーション製造[編集済]モデルに似ています。識別マークや製造ラベルは欠けており、それが剥がされた可能性があります。その証拠となる引っかき傷、及び他の表面的な損傷が、SCP-160の外観検査で明らかになりした。
SCP-160は確認されたどんな制御源からも完全に自律的であり連続稼動しており、捕食する鳥のような行動を取ります。それは、例えばげっ歯類や他の小動物などを積極的に餌として狩ります。獲物の頭上に位置取り、高速で襲いかかって金属製の嘴のようなもので獲物を突き刺します。その獲物を分析した結果、体内に強い腐食剤を注入し、溶けた臓器のエキスをすするということが分かりました。SCP-160は通常、人間や大きな動物を避けますが、自衛のためにその嘴を使用することが記録されています。SCP-160に与えられた傷は極度な苦痛をもたらし、内出血や重要臓器の液状化により結果として死に至ります。
SCP-160の更なる調査が進行中ですが、SCP-160の連続稼動は難しいと判明しました。完全に非生物学的な構成要素から成るように見えるSCP-160に対して麻酔針は効果がありません。それを不能にするために低強度の電磁パルスを試すという要請は、予期しない損害の可能性があるため、却下されました。
SCP-160は以下の多数の報告によって200█年██月█日に財団のエージェント達に発見されました。[編集済]の町から家庭のペットが消えて、異常な状況下で死体となって見つかっているという報告です。SCP-160は即座に特定され、収容チームの輸送車両に入る罠にかかった後、サイト-██へ連れて行かれました。その地域の調査によると飼い猫、ウサギ、野生のげっ歯類、小型犬を含めた干からびた小動物の数が██を超えました。