SCP-1627-JP
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一般的なアメリカン・コッカー・スパニエルの一例。

アイテム番号: SCP-1627-JP

オブジェクトクラス: Safe

特別収容プロトコル: SCP-1627-JP及びSCP-1627-JP-1の研究用サンプルは標準的な中規模収容チャンバー内に保管します。新規のSCP-1627-JP-1が出現した場合、それは隔離され専門の職員によって解体されます。

説明: SCP-1627-JPは12.7kgのタコスの集合体であり、それを知覚した人物はオブジェクトをイヌ(Canis lupus familiaris)のアメリカン・コッカー・スパニエルとして認識します。客観的な科学的検査においてSCP-1627-JPは正常かつ非異常のカルニータス・タコス(細長く裂いた豚肉に玉ねぎ、パクチー、ハーブを合わせたタコス)の集まりとして検知されますが、SCP-1627-JPと直接目視・接触を行った人物はアメリカン・コッカー・スパニエルと同様の外見、匂い、手触りを主張し、その他広範囲の認識改変に影響されます。

SCP-1627-JPは月に1度、内部からSCP-1627-JP-1を放出します。SCP-1627-JP-1はカルニータス・タコスを構成する食材の雑多な集まりであり、トルティーヤ及びSCP-1627-JPに典型的な素材で成っています。映像においてSCP-1627-JPは数時間かけてトルティーヤ内部からこれらの素材を生成し外部に放出しているように見受けられますが、直接の目視においてはこれは一般的なイヌの出産の過程として認識されます。SCP-1627-JP-1もSCP-1627-JPと同様に認識改変の異常性を帯びており、直接的な接触においてはアメリカン・コッカー・スパニエルの子犬として認識されます。

SCP-1627-JP-1は通常の食材と同様の作用を持ち、摂食は無害です。SCP-1627-JP-1の解体は生きた子犬の摂食を心理的に可能とする職員によって行われます。

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